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レインダンス映画祭とロンドン(オープニングパーティー編)

こんばんは、藍上アオイです。

2024年6月1日(土) の夜、オーガナイズしている「青色クラブ」にて、レインダンス映画祭のXR部門である「レインダンス・イマーシブ」のオープニングアフターパーティーを開催しました。この度は薄暗い地下駐車場まで足を運んでくださりありがとうございました。

元々映画祭産業に長年従事してきた身としては、また映画祭に(局所的ではあるけど)運営側で関わることになるとは…という気持ちでした。不思議。

せっかく特別営業で色々準備したので、一ヶ月ほど時間が空いてしまいましたがせっかくなので記録に残しておきたいと思い久々にnoteを書いています。

イベント自体の様子はメタカル最前線さんのイベントレポート記事をぜひ御覧ください。(千種ナオさん、まおりんさんありがとうございました!)

また、ちょうど良い機会(他にもイギリスに行きたい理由もあった)なのでレインダンス映画祭が開催されていたロンドンに旅もしてきました。2024年6月19日(水)〜25(火)の期間で行ってきました。(なんと同タイミングで天皇皇后両陛下がたまたま英国訪問をされていたそうです。国賓としてイギリスへ訪問するのは26年ぶりとのこと)

こちらは「レインダンス映画祭とロンドン(旅行編)」でまとめようと思っています。

かなり長いです。
後半で書いたことはイベントオーガナイザーの方なんかには参考になるかもしれません。


パーティー、ことの成り行き

この前まで開催していたバーチャルフォトグラファーのリアル展示会「Virtual Photography Showcase.2024」の主催をされていたフレンドのAmaNekoさんが青色クラブをどうにかレインダンス・イマーシブにプッシュしたい!というありがたい動きで「VR Japan Tours」のりばたんさんを紹介してくださったのがスタートでした。

「VR Japan Tours」は昨年のレインダンス・イマーシブでノミネートされていて、それを契機にりばたんさんは"レインダンス運営側と日本のVRChatコミュニティのハブ"になるような動きをされていたのです。

レインダンス・イマーシブの代表であるMariaさんは実際に青色クラブに遊びにきてくださったことがあったようで、結構サクサクと「青色クラブをオープニングアフターパーティー会場にしましょう」となりました。

ただ、正直、引き受けるかとても悩みました。

青色クラブで無理して特別なことはしたくなかったからです。

ここでいう"無理した特別なこと"というのは、仕込みで演目をやったり、ライブをやったり、DJさん呼んだりか。もちろん大変というものあるのですが、青色クラブがただの会場(箱)になってしまったら自分が青色クラブを通して表現したいこととはちょっとズレてしまうからです。

いつもの青色クラブの空気感や方向性を維持しつつ、特別バージョンで営業する方向であればアリかなと思い、その方向で提案したらOKをいただけたので正式にお引き受けすることになりました。

キャストさんとダンサーさん

今回のいくつかの新しいチャレンジがありました。まず、キャストさんやダンサーさんにサポートいただけないかの相談をしました。

青色クラブが誕生して2年以上経ちますが、ずっと1人で切り盛りしてきたのでどなたかに営業をお手伝いいただくというのは初めてです。

どなたかにお手伝いいただくというのは特別なお祭り感を出したいというのもありますが、初めてご来場いただいた方の比率が多くなるといつもの空気感が伝わりにくいのでダンサーさんにいつもの青色クラブのように踊っていただいたり、海外の方も多数いらっしゃるので英語が話せる方が必要だったり、どんなイベントなのかを説明する場面が多そうなので接客ができる方にサポートいただいたり、フルトラでの動きが素敵な方に青色クラブの実在感を加速させてもらったりなどなど、素敵な方々にご協力いただきました。長時間のイベント運営、本当にありがとうございました。

簡単に、ではあるのですがみなさんをご紹介させてください。

▶ AmaNekoさん (Core Supporter)

フォトグラファーさんで、この前、恵比寿で「Virtual Photography Showcase.2024」を開催されていました。自分も少しだけお手伝いさせていただきました。今回のコラボのきっかけはAmaNekoさんでした。前述の通り最初はコラボに及び腰だったのですがめちゃ背中押してくれたのです!

VRChatに於けるジャーナリズムを意識されたAmaNekoさんの写真、本当によかったです

▶ りばたんさん (Core Supporter)

左がりばたんさん!

VR Japan Tours」のPR担当の方です。AmaNekoさんにご紹介いただいたのですが、とにかく情熱なお方!昨年のレインダンス・イマーシブではロンドンまで足を運ばれてました。その一部始終を記された記事があるのですが、それを拝見して自分もロンドンに行くことを決意しました。

この記事を拝見してロンドン旅の決意した他に、せっかくだから今回noteを書こうと思いました。想いの伝わるあったかい記事です

▶ hisuihalcyonさん (Cast)

同じアバターのNecoMaidのフルトラなお友達です。ひっすいちゃんの動き、楽しい〜!ディズニーのアクターの方ですか!?ひっすいちゃんは俯瞰視点でワールドを眺められる「放置箱」やオリジナル小説を展示している「ネオンライトカレイドスコープ」などのワールドを公開されています。

ネオンライトカレイドスコープ、とても惹き込まれる文章です。小説の世界観なワールドで小説を読むのはとてもエモいです

▶ MayaSirFishさん (Cast)

マーダーミステリーのゲームマスターもされていて参加させていただことがあります。そのときに司会力に超絶感動してキャストさんをお声がけする際に絶対まやささんだって思いました。「Re-apla」というゲーム情報メディアの運営やVRCの「社交BarCaprice」の裏方などをされています。

ゲーム情報メディアのりあぷら!まやささんは記事制作・構成・校閲・プロモーションを担当されているとのこと

▶ Sheena_baobabさん (Cast)

主にジャズを歌われているシンガーさんです。初めて聴いたときびっくりして変な声出ちゃったくらいに素敵な歌声をお持ちです!りばたんさんと同じくVRC Japan Toursのスタッフさん。今回のレインダンスは青色からVRC Japan Toursから「EMN Records」まで引っ張りだこでお忙しそうでした…!

アムニェカさんが運営されているEMN RecordsとTBS主催のライブイベント「META=KNOT」とのコラボをきっかけに知り合いました

▶ 有明ステラさん (Cast)

VRCキャバクラの「ルナリアル」や店頭でメタバースを体験できるスグバースのキャストをされています。青色クラブにもたまに遊びにくださっていたのですが、実はまだ関わりは浅く…でも、にじみでるコミュニケーション力に惹かれてパーティーのキャストの相談DMをいたしました!

誕生日に公開されたステラさんの公式ワールドもとても素敵でした!ルナリアル、いつか行きたい!あと、最近のスタンミじゃぱんさんのVRChatボイチェン人狼にも出演されてました!面白かった…

▶ TATAMIさん (Cast)

フォトグラファーさんです。AmaNekoさんのご紹介でキャストをしていただきました。お会いしたらプロフィール写真と良い意味でギャップがあってびっくりしました。クール目だと思いきやめちゃ優しい〜!柔らかい〜!「MERGE」という撮影会イベントやVEINGという写真企画をされています。

VEINGの企画で撮影していただきました!今までの撮影で一番楽しかったです。TATAMIさんの会話力と技術力よ…

▶ べるみすさん (Cast)

べるちゃんはファッションがセンス抜群でリアクロ系のイベントだったりモデルをされているお方です。青色クラブコーデのパターンもよすぎる。激しめなフルトラムーブのお仲間で、べるちゃんも自分もこの後ご紹介するN/Aさんに多大なる影響を受けたと言っても過言ではないです!

はい、行った気になりました!仕草が完璧すぎる…!TATAMIさんが企画・編集をされた「Kaihen ルックブック」の中でもモデルをされていました。最近PCが不調のようで治ることを祈っております

▶ FUTOTIさん (Dance Performer)

ふとちさんは青色クラブをはじめる前からのフレンドさんです。VRChatで初めてお会いしたダンサーさんはふとちさんかも?!青色クラブにフレンドさん以外が多く足を運んでくださるようになったキッカケはふとちさんなんです。感謝してもしきれないです!

ふとちさんはアバターのモーションアクターもされています!ダンスの先生なんかもされていますよ!

▶ N/Aさん (Dance Performer)

N/AさんほどVRChatで"そこに存在"している方を知らないです。お会いしないと何を言っているかわからないかもしれないのですが居るんですよね。あまりイベントは出られない方かなと思いつつ思い切って聞いてみたのですがご快諾いただけて良かったです!自分がフルトラになったのはN/Aさんの影響です。

N/AさんはSNSやディスコードをやっていないので、ログインのタイミングを狙って話にいきます!そのレア度も含めて大ファンです!

▶ ニーノさん (Dance Performer)

毎回青色クラブに遊びに来てくださっていて、自分の中では青色クラブでよく踊ってくださっているダンサーさんと言えばニーノさんです!青色クラブにとって音にノッてダンスを楽しんでくださる方はとても重要であり貴重なのです。VR Music Unit:NNZのダンサーさんです。

MAISON DARC.さんのモーションも担当されています!かっこよすぎ!他にもMVなどにも数多く出演されています

▶ Tarakoさん (Dance Performer)

TBSのバーチャルライブイベント「META=KNOT」のサイドイベントで踊られているのをお見かけして声をかけてしまったお方です。舞うようなダンスに感動したのです。あの周辺マイナスイオン出てるな…って思いました(本当に)。カソウ舞踏団のメンバーのお方でもあります。

Tarakoさんの吸い込まれるような柔らかな踊りがとても好きです。この前の青色クラブではポスターモデルをお願いしました!

▶ うぃすきーさん (Dance Performer)

獣系ダンサーのうぃすきーさん!うぃすきーさんもニーノさんと同じく昔から青色クラブで踊ってくださっています(もちろん他にもいっぱい素敵なダンサーさんがいらっしゃいます〜!)。今回のレインダンス・イマーシブでは「タイコ焚き火ダンスナイト」でもパフォーマンスをされていました。

動きがダイナミックでとてもクール!最近ライオンを見るとうぃすきーさんを思い出します

ミュージックビデオのプレイリスト

今回のオープニングアフターパーティーは、アジアの時間帯に合わせたイベントでした(他にヨーロッパの時間帯に合わせたパーティーも行ったそうです)。今年は例年以上に日本のノミネート作品が多かったという理由もあるのかもしれませんが、光栄にも日本のイベントである青色クラブをパーティー会場として選んでいただきました。嬉しい!

それであれば日本のVRChatコミュニティを中心に活動している方々の音楽を流したいと思い、元々関係性のある方から初めましての方までコンタクトを取ってMV放映の承諾のお願いをしました。

普段の青色クラブは自分の趣味全開ですが、今回はなるべくカテゴリや界隈が偏らないように意識したのは大きなポイントです。フレンドになんかごちゃ混ぜだね!って言われたのが嬉しかったです。

正直、今回のイベントで一番悩んだのはスタッフと楽曲のコンタクトリストです!本当はもっとお声がけしたかった方がいっぱいいたのですが…

今回のセットリストをご紹介します。

01. 0001/レイとミク / とりぴよ

とりぴよさんの作品。ボカコレ2024冬に参加されていて、なんとニコ超会議のメインテーマに選曲されたのです!すごい!VRChatでは"なつかぜ"さんというお名前で活動されています。ちなみに青色クラブ3.0の楽曲も作ってくださいました(もう1年前には納品してくださったのにまだ公開できておらず…)

02. 愛のプラグマ / UO

マイナスイオン(この表現多いな)溢れるUOさん。フレンドのともたろすさんが別楽曲のことをツイートされて知ったアーティストさんです。ちょうどボカデュオ2024が盛り上がっていましたがこちらの楽曲は昨年に応募された曲とのことです。ちなみUOさんのUOはお魚から来てるそうですよ🐟

03. ridddle / dingerbox ft. mokz

ディンガーさんの楽曲にmokzさんがボーカルで参加されている一曲です。疾走感のある前ノリな感じがめっっちゃ好きで、普段の青色クラブでも流させていただきたいくらいです。あと、ディンガーさんのYouTubeチャネルのそれぞれの楽曲の概要欄が面白いことになってます

04. 幸せのIncantation / Cinematic Neon Club

Cinematic Neon Clubの結成お披露目ライブに行ったときに感動してコンタクトを取りました。アーティスト名の通りネオンを煌びやかに使った演出もとても印象的です!最近のMV「It's Time」は豪華客船でエキストラをたくさん呼んで撮られていたようです!

05. ダングリン / PHAZE

陽気にステップを踏みたくなってしまう一曲です。ファーストシングルの「Mx. Black Box」もとても好きです。音楽ジャンルで言うと何に当たるのかはちょっとわからないのですが他にはない魅力があります。PHAZEさんの曲を聞くと紫色が思い浮かびますね。また、先日、解散が発表されました。

06. PROOF / AMOKA

AMOKAさんから1曲お借りしました。VRChatで初めて知ったVRChatアーティストの曲は「不完全存在」かもしれないです。オープニングアフターパーティーで自分はその場には居合わせてなかったのですがスクリーン前でAMOKAさんの突発ライブが始まったらしいです。貴重!見たかった!

07. 逃悲行 / Alternoise

3ピースバンドのAlternoiseさんです。みなさんのアバターもかっこよくてバンド世界観がとても伝わります。「逃避行」のウユニ塩湖みたいなワールドで演奏しているのもとてもいいですね!最新曲の「Solitude」はDance Parformerのニーノさんが所属されているNNZ(ねこにゃんず)とのコラボ楽曲とのことです。

08. 遊覧空間 / ハジマルイオン

VRChatってどんな場所か聞かれたらまず見せてみたいミュージックビデオ。VRChatの日常(もちろんありのままではないけど)が切り取られていてでここには確実に"ひとつの世界"があるんだと思わされます。こちらもDance Parformerのニーノさんが出演されています。

09. National Anthem / 門田匡陽

今回レインダンス・イマーシブにVRMV賞にノミネートされた一曲で、レインダンス・イマーシブ枠で推薦いただいた楽曲でした。MVの撮影は「遊覧空間」と同じくVisitoRさんとのこと。自分も大好きなワールドがたくさん出てきて興奮しました!

10. アイリス / LAUTRIV

ベース担当のなべあきさんに連絡してMVをお借りしました!バーチャルロックバンドのLAUTRIVさんです。初めてLAUTRIVさんを聴いたときカッコいいな〜と思っていたらデスボイスでびっくりした記憶があります!なべあきさんのライブハウスの「CLUB_AMPLIFIER」にいつか行ってみたい…

11. 終末月世界旅行 / ゴンザレス下野& shimo

自分の最古のVRChatフレンドでもあるshimoさんとゴンザレス下野さんのユニット楽曲。shimoさんはコンスタントリーに毎月曲をあげていて本当にストイックです。青色クラブの一周年に「青色クラブ(prod.WELCOME脳)」、二周年に「2035(Beat by BKOJ!)」のオリジナル曲を作ってくれました。立ち上げからずっと遊びに来てくれてありがとう!

12. 嗤ゥせぇるすまん / CROWK

CROWKさんより一曲お借りしました。上のShimoさんを通して木曜日に開催されているC3サイファーイベントでSeathree a.k.a. WisKさんにお会いしたのが最初の出会い。パフォーマンスもかっこよくてリリックもかっこいい!周りのフレンドにCROWKさんの(非公式?)ファンクラブ会員が何人もいるの、めちゃくちゃ頷けます…

13. バーチャルYouTuberのいのち / キヌ

VRChatってとんでもない場所かも…と思ったのはキヌさんのサンリオフェスのパーティクルライブのときでした。当時ポエトリーリーディングはあまり聴いたこと無かったのですが、演出やリリックにぶっ刺さって文字通り放心状態になったことを鮮明に覚えています。

14. さよならの後で / 猫宮ニッチ

実際に上映したMVは非公開の別バージョンなのですが公開(Topics)されている動画を貼りました。ニッチさんも「META=KNOT」をキッカケに知り合いました。本番でもピッチがこんなに安定しているだなんて…口から音源ってこういうことを言うのでしょうか。アルバムはBoothで販売中です!

15. Mallow Blue / zakk, chida, Sheena_baobab and kojiro

今回キャストをしてくださったSheena_baobabさんたちの特別ユニットの楽曲です。自分は「META=KNOT」というイベントで皆さんを知ったのですが…いやーほんとカッコいいですね。この曲、ウィスキーをロックで嗜みながら聴きたくなります。てか、このMVをいいただく際に曲名がたまたまblue(青色)ですねって話をzakkさんとしたのですが、mallowって単語調べたらアオイ科の植物って出てきたんですけどどゆこと?すごい偶然なんですけど!

16. Carpe Diem / 鷺渡あいり

今回レインダンス・イマーシブにVRMV賞にノミネートされた一曲で、レインダンス・イマーシブ枠で推薦いただいた楽曲でした。王都郵便局から独立してエール郵便局を作ったというご自身のストーリーをMVにされたようです。世界観が素敵です!

17. 青色クラブ 紹介映像 / シンセキくん

シンセキくんのこちらの映像はミュージックビデオではなく、青色クラブのプロモーション映像です。VR空間で映像を撮らせたらシンセキくん以上の人はいないんじゃないかってくらいハイセンス。彼の映像が大好きです(ありがとうございます)

今回作ったオブジェクトなど

レインダンスコラボレーションということでいくつかの新規オブジェクトを作成しました。綴っておきます。

シャンパンボトル

モデルはレインダンス側からいただいたもので、自分はテクスチャを作成しました。代表のMariaさんからのオーダーのひとつに、パーティーなのでシャンパンをみんなで楽しもうというのがあったのです。

注ぎ口の銀紙の質感がかなり綺麗にできた気がします。でこぼこに見えますが実際はツルツルです。また、ラベルの文字だけラフネスを変えていたり、若干結露しているのも些細ですがこだわりポイントです。

ちなみにシャンパングラスはこちらを購入して使用させていただきました。本当はグラスをぶつけ合うと音が鳴るようにしたくて導入したのですが、ワールドオブジェクトとしては上手く動作しなく(自分の知識不足)モデルだけを使用させていただきました。

パネルフォトブース

映画祭によくあるフォトセッション用のパネルです。こちらも文字だけはラフネスを変えているのでリアルタイムライトが綺麗に反射していました。

多くの方々がこちらで写真を撮ってくださり嬉しかったです。

ちなみに裏側もちゃんと作ってあります。これ折りたたみ式なんですよね。

ロゴフォトブース

レインダンス・イマーシブのロゴのフォトブースも作成しました。こちらはいただいたaiデータをsvgにしてインポートしてdecimateした感じです。青色クラブ全体通して言えることなのですが、基本的には基底現実の物理と比較して納得感があるようにしています。なので、後ろにさり気なくフレームがあったりします。

パーテーションポール

パーテーションポールも新しく作成しました。色んな場所に配置しています。端の処理があったりするので本体とロープでオブジェクトを分けています。上面にはロゴがあります。

あと作ったというほどではないですが、入口にはレッドカーペットも敷いてあります

掲示物系

ワールドの入口に注意書きを設置しました。空中に浮かべてインタラクトしたら進めるようなものにする案もあったのですが、イーゼルで設置しました。3つのイーゼルは大きめのボックスコライダーにして、素通りしにくいように河川敷のランニングコースにある自転車が侵入できない障害物ような配置にしています。「・.・」みたいな。

キャストのMayaSirFishさんがご好意で青色クラブカラーのGoodランクのパブリックアバターを作成してくださったので設置しました。とても助かりました。アバターペデスタルを人形みたいに設置したらかわいかった。

レインダンス・イマーシブの説明のパネルも。りばたんさんには翻訳のお手伝いをお願いしました。ありがとうございました。

スタッフの一覧パネルです。

今回用のセットリストのパネルです。

せっかくなので青色クラブの説明のパネルも作りました。今回のイベントをきっかけに知ってくださった方も多かったように感じます。

青色クラブバッジ レインダンスコラボver

スタッフ用のバッジを作成しました。ベースは通常の青色クラブバッジと同じですが、そのままロゴを入れるだけだと代わり映えがなくつまらないのでガラスを浮かせています。

その他の取り組み

第一部と第二部に分けた

第一部はレインダンス・イマーシブ関係者のみのクローズドなパーティーでした。こちらはレインダンス・イマーシブのGroupの特定ロールしか入れないインスタンスです。

第二部は青色クラブのGroup+のインスタンスでオープンし、どなたでも参加できるようにしました。青色クラブとしてはGroupを使用したイベントは初めてだったのですが、スタッフの待機列を最優先にすることができたり便利でした。インスタンス作り直すのが若干ドタバタしましたね。

ワールドを4つ用意した

第一部は定員を80名にする必要があり、また、第二部は定員を60名にしてインスタンス名であるBLUE・AQUA・CELESTEがわかるようにしたかったので別のBlueprint IDで別ワールド(別ワールド名)としてアップロードしました。少しだけ面倒でしたがスムーズでわかりやすい運用ができたと思います。

2インスタンスと3インスタンスのストレッチ運用の事前準備

ここまできっちりする必要はなかったかもしれないのですが、結果としては準備しておいてよかったです。イベント開始後すぐに2インスタンスがすぐフルインスタンスになりました。なので当初決めておいた通りに3インスタンス目を増やしスタッフが移動しました。担当インスタンスを決めておいたし、事前に告知もしていたのであたふたせずに済みました。

プレスリリースの配信

お仕事柄プレスリリースを送ることが多いので当然のようにプレスリリースを送りました。プレスリリースを検討されている方の参考になるかもしれないのでスクショ載せておきます。


結果として「PANORA」「METAPICs」「メタカル最前線」「バーチャルライフマガジン」「MoguraVR」に記事を掲載いただけました。せっかくこれだけ準備してやるからには知ってもらいたいので広報活動は大切ですね!

最初の方でも書きましたがメタカル最前線さんに詳しいイベントレポートも書いていただけたのも嬉しかったです!

SNS投稿用の素材作成

ちょっとした拘りポイントです。なるべく3ポストのツリーでイベント全貌がわかるようにしました。3ポストだと省略されずにタイムラインに出る場合があるんですよね。

ちなみに青色クラブ2周年イベントでも同じ感じで投稿しました。自分の中ではこれが雛形になりつつあります。

Mediumランク以下のレギュレーション

今回は第一部が80名だったのと、レインダンス側のオーダーもあったのでアバターはMediumランク以下をレギュレーションにしました。

これは来場者のみなさんにとっても結構負担が大きかったことだなと思っています。自分もアバターの軽量化にチャレンジしたことはほぼなかったのでとても勉強になりました。かなり奮闘しました(みなさんもだと思いますが)

なるとさんがこのイベントをきっかけにわかりやすい記事を書いてくださったのでご紹介いたします。

ちなみに普段の青色クラブにはアバターランクのレギュレーションはありませんし、今後もする予定はありません。「在りたい姿でいれる場所」にしたいからです。

でも、見た目を一切変えずほぼ数クリックでできる圧縮方法もあったりするので積極的に活用していきたいですね。表現を削らなくてもできることはある!

関係者用のディスコードサーバーを作成

青色クラブ自体のディスコードサーバーはない(今後も作る予定はないです)のですが、今回はスタッフやMVを提供してくださったアーティストさんなど関係者が40人近くいたため関係者用のサーバーを作成しました。イベントの詳細の説明や、スタッフのプロフィールやMVのアーティスト情報や説明テキストなどをGoogleフォームを使用して集めたりしました。

思ったことなど

ここまではほとんど備忘録、記録的なものでしたが色々思ったことなどを残していきたいと思います。

レインダンス・イマーシブの本体のコンテンツには関わっていないためそちらの方面については深くは触れません。オープニングアフターパーティーを実施して思ったことなどを書きたいと思います。

はじめての"スタッフのいる青色クラブ"

今まで青色クラブは一人で運営してきました。なので、今回のようにキャストやダンサーさんにスタッフをお願いしたのは初めてでした。どんな感じになるのかドキドキでした。

結論で言うと…とてもよかったです。

最初にお声がけした段階ではお互いはじめましての方がいたりするし当日どんな空気感になるんだろうとドキドキしていたのですが、結果としてはうまく連携して運営できていたように思えます。みんな流石すぎるんだ!

スタッフのみなさんがバッジをつけて青色改変してくださり、とても一体感もありました。仲間がいるというのはいいものですね…今回をきっかけに仲良くなった方もたくさんいるので嬉しいです。

4時間という長丁場、サポートいただき感謝申し上げます。今回のイベントを通して関わってくださったスタッフのみなさんのことをより知れたし、もっとファンになりました。

もし今後何か特別な機会があったら"スタッフありイベント"をまた実施するかもしれません。

大規模なイベント

自分にとっては準備も多く関係者も多数いたので大規模なイベントでした。(ただコンセンサス取りつつ進めなければいけないところは当然ありつつも、自由に企画させていただけたので助かりました)

リニューアル中の青色クラブにも全く手を出せずで、二ヶ月くらいはレインダンスのことで頭がいっぱいだったように思えます。

得るものはとても多く楽しかったのですが、同時にここまで大規模なイベントは何度もできることではないなと強く思いました。3年に1度くらいだったらいいかも。がんばっても2年の1度くらい!

今後はこういったコラボイベントは当面は控えて、青色クラブ3.0の制作に集中予定です。

レインダンス・イマーシブについて

この日、レインダンス・イマーシブのオープニングのセレモニーがあり、その後に青色クラブのオープニングアフターパーティーがありました。セレモニーには自分も途中まで参加しました。

前やってたプロジェクトの関係で「Shorts Shorts Film Festival」だったりの映画祭のセレモニーに出たことは何度もあるのですが、バーチャルのセレモニーに出るのは初めてでした。とても不思議な気分でした。

前回の記事でずっと「イベント業をずっとやっていて遂に卒業して次のチャレンジとして青色クラブを始めた」みたいなことを書いた気がするのですが、そのイベント業というのは映画祭に関連したプロジェクトでして、まさか早速映画祭に戻ってくるとは思わなかった…

最初ちょっと気が進まなかった理由にこれもありますね。パーティーだけだし根幹に関わるわけでもないんですが気持ち的に「映画祭」と決別したばかりだったので。

結果としてはとても勉強になったし面白かったです。

パーティー参加者の方々がこれをきっかけにレインダンスに興味を持って色々とノミネート作品の講演に参加されていたのを観測していたので本来の目的としても手応えを感じられた部分があり良かったです。

「EMN Records」さん、受賞おめでとうございました。そして、その他のノミネートのみなさんもおめでとうございました!



結局いつものように長文noteになってしまいましたね。

スタッフや関係者のみなさん、遊びに来てくださったみなさん、そしてレインダンス・イマーシブのみなさん、本当にありがとうございました!

次回はイギリス旅行についてのnote記事を近いうちに公開予定です。ただの旅行記、ブログです。ロンドンで開催されていたレインダンス・イマーシブのリアルイベントも行きました。

せっかく珍しく海外旅行をしたので写真や思ったことを綴っておかないと勿体ない気がしてしまうのです。

それでは、またね!

Written by 藍上アオイ
https://twitter.com/aiue_aoi_

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