共通テストの対策!何から始めるべき?
今回は「共通テストの対策は何から始めるべきか?」についてです。
ちなみに現在高2で、共通テストまで後一年あるという方向けです。
「共通テストの勉強したいけど何から始めたらいいかわからない・・・」という方のために、まずはこれをやれ!というお話をさせていただきたいと思います。
成績が上がるのに時間がかかる科目の基礎からやり始めるべき
勉強すればすぐに成果が出やすい科目と、勉強しても成果が出るのに時間がかかる科目があります。
まずやるべきは、勉強しても成果が出るのに時間がかかる科目の基礎内容です。
勉強しても成果が出るのに時間がかかる科目を後回しにしていると、共通テスト直前になって焦って勉強しても間に合わなくなる可能性があります。
そうならないようにするために、基礎知識だけでも定着させておくべきです。
では、成績が上がるのに時間がかかる科目とは何か?
それは国語・数学・英語です。
特にこの中でも国語(現代文)は早めに対策をしておくと周りと差をつけることができます。
なぜなら現代文は勉強の仕方がわかっていない人が多く、全ての科目の基礎になるためです。
数学や英語であれば二次関数の解き方だったり、文法を覚えたりと何となく勉強の仕方はわかる人も多いかと思いますが、現代文に関しては「そもそも何をどうやって勉強したらいいかわからない・・・」という人も多いと思います。
さらに、英語以外の科目は日本語で設問が書いてあるので、現代文の理解を深めると、他の科目の点数アップにもつながります。
では具体的にどうやってこれらの科目の基礎知識をつけるのか?科目ごとに紹介します。
国語(現代文)
現代文の基礎となるのは「語彙力、漢字力」です。
語彙力がなければ、本文中に出てきた言葉の意味がわからない、または何となく見たことあるけど、意味を正確に覚えておらず、文章の主旨を履き違えるなどということになってしまいます。
漢字も同じです。むしろ漢字は覚えておくだけですぐに点数に繋がるので、確実に覚えておきたいところです。共通テスト国語の初めの問題は漢字ですよ!
数学
数学の基礎となるのは「公式、単元把握」です。
公式を覚えていなければ問題が解けません。覚えていなくても導出できればいいと思う人もいるかもしれませんが、共通テストは時間との戦いです。覚えた方が時間短縮できます。
また、どのような単元があるのかもしっかり把握しておきましょう。「この単元のこの問題の時にはこの公式を使う」というように、公式と問題を結びつけて覚えられれば、共通テストの数学の問題を解く力はグングンついていきます。
英語
英語の基礎となるのは「単語、熟語、文法」です。
現代文の語彙力と同じで、そもそも長文中に出てくる単語の意味がわからなければ手も足も出ません。熟語も同じです。
また、共通テストで求められる英文法力はそこまで高いものではありません。ほとんど中学レベルです。
文型、仮定法、分詞構文など、一部高校レベルの内容を覚えないといけないこともありますが、基本的には中学レベルの内容を完璧にすれば太刀打ちできることが多いです。
逆に言えば文法に不安がある場合は中学内容が怪しい可能性があるので、中学内容から復習する必要があるかも知れません。
以上が国語、数学、英語の基礎知識となります。これらは特に既習知識が必要ありません。とにかく暗記すべき事項です。だからこそ基礎なのです。
え?その基礎知識はどうやって身につけていけばいいのかって?
それについてはまた後日以降発信していきたいと思います。どういう参考書を使ってどういうペースで進んでいけばいいのか?
共通テストのために頑張る皆さんのためにお伝えできればと思います。