国内ワーケーション情報紹介〜北海道+東北地方(青森県・秋田県・岩手県・山形県・宮城県・福島県)
本記事では、東北地方と北海道のワーケーション情報をまとめました!まだまだ感染拡大に気をつけながら行動する必要はありますが、今後のワーケーション・ブレジャーにご活用いただけそうな施設をピックアップしております。
ご参考にしていただけますと、幸いです。
※本記事は公開時の情報です。最新情報は各都道府県のウェブサイトをご覧ください。※
北海道
北海道が運営するポータルサイト「北海道型ワーケーション」では全40の市町村の地域紹介、体験可能なプログラム、ワークスペースや宿泊施設について紹介しています。
また、2021年3月4日には、新たにモデルプラン一覧も公開されました。地域ごとに参加推奨時期や移動時間が書かれており、北海道に初めて行くような場合でも安心してワーケーションを実施できる情報が充実しています。
モデルプラン一覧(北海道型ワーケーション)
自治体一覧(北海道型ワーケーション)
また、北海道経済産業局のウェブサイトからは、北海道十勝地域のワーケーションガイドブックをダウンロードすることができます。
札幌市内に拠点を置く一般社団法人北海道ナショナルパークワーケーション協会では、北海道に6ヶ所ある国立公園でのワーケーション誘致の環境整備に取り組んでいます。教会のウェブサイトは準備中のようなコンテンツもありますが、下記4種類のワーケーション実施の案内の準備を進めているようです。
青森県
青森県では、移住を検討している方向けの移住体験プログラム※1や、リモートワーク人材を誘致するための支援策や受入態勢を研究する「青森リモートワーク人材誘致研究会」の設立といった取り組みを実施しています。
また、一般社団法人十和田奥入瀬観光機構は、2020年5月に十和田奥入瀬誘客・ワーケーション推進協議会の設立したことを発表しています※2。
現時点では具体的な取り組みは確認できませんでしたが、長期滞在を前提にワーケーション環境の整備や自然を満喫する観光コースの開発を予定しているそうです。2020年10月に実施された宇樽部キャンプ場でのワーケーションモニターツアーでは、カヌー体験や自然の散策などを実施していました。今後が楽しみになるような情報です。
宇樽部キャンプ場を拠点としたワーケーションモニターツアーを10 月 24 日~27 日に実施します〜テレワーク改修されたコテージでワーケーション!〜
※1新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、現在は受け入れ休止中。
秋田県
2020年10月には、県内企業が中心となり「秋田ワーケーション推進教会」が設立されました。最新の情報は、Facebookページに投稿されています。
秋田ワーケーション推進協が10日設立 交流人口拡大へ(日経新聞)
秋田ワーケーション推進協/首都圏の人を呼び込もう(とうほく創生Genkiプロジェクト)
また、秋田県公式サイト「美の国 あきたネット」では、県立自然公園のリモートワーク設備の整備についての情報を掲載しています。本記事作成時点では、下記の3ヶ所が紹介されています。
自然とふれあえるリモートワーク施設の整備について(美の国 あきたネット)
素波里園地/秋田県山本郡藤里町粕毛字南鹿瀬内38
- 令和3年5月頃オープン予定、5人程度の少人数での利用を推奨。
- 営業期間 4月下旬〜11月上旬
- 休業日 月曜(月曜祝日の場合は、祝日の明けた日)
- Wi-Fi利用可能(予定)
- 利用料無料
- キャンプ場あり。近隣の施設で飲食可能。
奥森吉青少年野外活動基地/秋田県北秋田市森吉森吉山麓高原1
- 令和3年6月から利用開始予定。少人数から団体までの幅広いケースで利用可能。
- 営業期間 6月〜10月
- 営業時間 9:00〜18:00
- 携帯電話圏外。管理棟ではドコモのみ利用可能。
- 利用料無料
- キャンプ場、シャワーあり。近隣に温泉施設あり。
秋田県環境と文化のむら「愛鳥山荘」/秋田県南秋田郡五城目町上樋口山田沢156−1
- 令和3年4月から利用開始予定。少人数から団体までの幅広いケースで利用可能。
- 営業時間 9:00〜17:00
- 休業日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
- 携帯電話、Wi-Fi利用可能(予定)
- 利用料無料
- 園地内の「自然ふれあいセンター」での工作体験あり(事前申し込み必須)。「文化の館」では周囲で発掘された縄文土器などを展示、地域の歴史や文化を学ぶことができる。
岩手県
岩手県商工労働観光部が運営する移住ポータルサイト「いわてイーハトー部にはいろう!」では、県内のコワーキングスペース、ワーケーション対応可能宿泊施設を紹介しています。施設の情報は随時アップデートされているため、下記より最新の情報をご覧ください。
【3/15更新】岩手県内コワーキングスペース&ワーケーション対応可能宿泊施設のご案内(いわてイーハトー部にはいろう!)
山形県
一般社団法人ふるさと山形移住・定住推進センターが運営する、移住者向けポータルサイト「やまがた暮らし情報館」では、テレワーク利用可能な施設を紹介しています。設備や予約方法などは施設により異なりますので、利用を希望される場所には別途お問い合わせが必要です。
また、山形県の地方新聞である山形新聞は、ワーケーションの受け入れに前向きな県内の旅館、ホテルなどの宿泊施設の情報を募集・公開しています。現時点では、山形県民を対象とした宿泊施設の割引キャンペーン「県民泊まって元気キャンペーン」に掲載されている施設に限定しているそうです。
宮城県
2020年9月には、宮城県知事や仙台市長などがボードメンバーとして参画する、宮城ワーケーション協議会が設立されました。定期的に宮城県でのワーケーションについてのイベントを実施中で、今後は自治体や宿泊施設の紹介も予定しているそうです。
また、2021年3月には同協議会による県内のワーケーション情報のポータルサイト、RELEASE YOURSELF IN MIYAGIを公開しています。公開直後では川崎町、七ヶ宿町、名取市を中心としたワーケーション可能な施設やアクティビティについての情報がまとめられており、今後は掲載する市町村を拡大予定だそうです。
WORKATION SPOT(RELEASE YOURSELF MIYAGI)
福島県
福島県では、県外在住者が県内に一定期間滞在し、コワーキングスペースなどでテレワークを行った場合にかかった費用の一部を補助するふくしま「テレワーク×くらし」体験支援補助金を募集していました。こちらは新型コロナウイルスの感染状況により、2020年度の募集は停止されていますが、福島民報によると、ワーケーション受け入れの環境整備の準備が進んでいるそうです。
福島県内宿泊施設ワーケーション、環境整備で誘客に活路 県、2021年度での追加予算確保へ(福島民報)
以上、北海道、東北地方のワーケーション情報についてご紹介しました。これまで、各都道府県でのワーケーションへの取り組みをご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。ご参考にしていただけますと幸いです。
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