システム導入する際に重要なこと
こんにちは!AIトラベルの藤本です!
最近嬉しいことにシステム導入を検討・お手伝いすることが増えてきました!そこでシステム導入する上で重要なことを書いていければと思います!
いきなり理想形の到達を目指さない
システム導入を検討する際に、ありがちなのは壮大な絵を書いてしまうと、最終ゴールまで見えるようになる半面、導入システムに妥協できず、結局内製しようか…→でもそうすると高くつくから結局見送ろうという流れになりかねません。
また、最初から全社展開というもの同様です。最初から全体に導入しようとすると、反対勢力に話をつぶされてしまい、ちゃんと運用できなくなる恐れがあります。まずはスモールスタートで少数で導入して、課題をつぶしつつ徐々に展開する方が成功確率が上がります。
大事なのは、must haveとnice to haveを切り分けして、must haveは妥協せずに機能・運用でカバーするべきですが、nice to haveは入れられれば入れるけど、そこで検討が止まるのであれば、将来的に解決すればいいかぐらいの心持の方がいいと思います。
SaaSのベストプラクティスを存分に活用する
SaaSプロダクトは、それだけを考えている企業が最適な業務設計を想定して作成しております。また導入企業数がそれなりにあるので、類似条件での導入企業があるはずです。そこの経験をフルに活用して、ノウハウを共有してもらいましょう。ゼロイチで検討するよりかなり楽に運用までもっていけるはずです。
また、何か要望があった場合、しっかりベンダーに理由とともに要望を上げれば改善してくれる場合もあります。内製の場合、改善に伴う費用がかさむケースもあるので、まずはSaaSの検討をして、それでもダメだったら内製を検討するくらいでいいと思います。
第三者の専門家の意見を聞く
社内で検討する場合、システム導入やリプレイス経験がある社員がいない場合があります。その際に発生するのは「どの選択肢が正しいのかわからない」問題です。そのため、いったん意思決定しても悩みが解消されず、少し反対意見がくるとくじけて運用まで持っていけない、というような負のループが起きてしまいます。しかも昨今DXが流行りです。DX,DX連呼して本質をついてこない企業が出てくるかもしれません。
こういう場合、社外に味方を作りましょう。コンサルでもいいですし、ベンダーの人でも親身になって相談に乗ってくれる人がいれば積極的に頼りましょう。いない場合は藤本まで連絡ください!できる範囲の相談に乗ります。
最後に
いかがだったでしょうか?システム導入は大変なイベントですし、失敗すると影響範囲が広いので、成功させるために、スモールスタート、社内外のリソースをフル活用して成功に導きましょう!