呼吸法のお話
潜在意識の話じゃないんかい!
と思われるかもしれませんが、潜在意識にアクセスしやすくする事で、ただただ強く念じるだけの結果を、「ちゃんと叶える」というところへ持って行ける確率が上がります。
そのひとつが、呼吸です。
呼吸は人間が唯一コントロール出来る自律神経系の動作です。
ここまではご存知の方も多いと思いますし、実践されている方もいらっしゃるかと思います。
ただ、日常的には忘れてしまいがち。
最低限は勝手に身体がやってくれるものですので、私達はそれで生かされています。
ただ、生きてく最低限、では少し足りないのです。
正しい呼吸法のやり方と、それを継続するためのちょっとしたコツとして、おすすめの瞑想音楽動画を後半にに掲載していますので、是非最後までお付き合いください。
1.現代人の9割は呼吸が浅くなっている
という事に気がついたのは、ネットでの記事からでした。潜在意識書き換え修行を始めた頃、色々と調べて行くと、なぜか必ずヨガにたどり着くんです。
ヨガの基本は呼吸。
確かに考えてみると、パソコン仕事がメインの現代人は私も含めて、姿勢が前に倒れがちです。
そうすると、猫背になり、みぞおち当たりが圧迫され、呼吸しにくくなります。
しかし、ほとんどの人がこの姿勢に慣れすぎていて、呼吸をすることを忘れてしまっているのです。
通常呼吸は勝手にしてくれるものですが、私たちはそれに甘んじて、ホースを踏み続けたまま水を出そうとして、「出ない出ない」と騒いでいる状態な訳ですね。
だから、スムーズに行かないのです。
個人的な見解ですが、未病の原因の殆どは、この呼吸にあるのかもしれません。
2.呼吸を整えるだけで心身は回復する
呼吸が浅くなると、酸素の供給量が減少します。
全身に酸素が届かなくなることで、細胞のエネルギーが不足するようになり、結果、疲れやすく、注意散漫・記憶力の低下・頭痛・肩こりなどの現代の体の不調へ繋がります。
逆に言えば、呼吸を整えるだけでも、体本来のエネルギーを効率よく使えるようになり、きちんと細胞が働いてくれるわけです。
鬼滅の刃の、呼吸法を取得しエネルギーを爆発させ鬼を倒す、というお話は理にかなっているということになります。
社会的流行したのも、こういった事実に基づいた技を使ったためかも知れません。
とはいえ、鬼滅の刃の中で、呼吸法を会得するシーンはあれど具体的なやり方はしっかりと描かれてはいませんし、瓢箪を割るほどの肺活量に鍛えるのはとてもじゃないですが無理がありますよね。
(個人的にはかめはめ波を繰り出すのと同じ位の難易度だと思ってます)
もちろん、チャレンジしたい方はやってみるのも良いかと思いますが、そこまでしなくても大丈夫です。
現代日本では鬼を倒さなきゃいけないわけではないですし、私たち自身が健康であれば良いですので。
ですので、鬼を倒すためではなく、毒が回るのを遅くするのでもなく、すごい技を繰り出すためでもない、通常のレベルでの呼吸法を書き留めておきます。
3.正しい呼吸法とは
ヨガの講師の方等が提唱している説にもいくつか方法がありますが、私のおすすめは
【478呼吸法】
です。
4カウントしながら鼻で吸って、(スゥー)
7カウント息を止めます
8カウントしながら肺の中が空になるまで口から吐きます。(フゥーーー)
本来「呼吸」は、吐いてから吸うべきもの。
言葉としてもそのように書いてあります。
昔の人は言葉にきちんとした意味や順番を入れ込んでくれています。
厳密に言うと、まず最初にできる限り、苦しくない程度に息を吐きます。
すると自然に息を吸いたくなりますし、自動で身体が吸う行為をしてくれます。
その時に4カウント、深く吸い込むのです。
「カウント」という言葉を使っています。
「秒」ではなく、自分自身のペースで大丈夫です。
やり始めは、少し早めにカウントしないと苦しいかと思います。
出来るようになったら、できる範囲でカウントをゆっくりにしていく。
そうすると徐々に深い深い呼吸ができるようになります。2週間、気がついた時に1日3回程度、その時間を取れると効果が現れてきます。
修行と思った方が継続できる方は、少々苦しい位まで頑張って見てください。
4.出来てるか分からなくても……?
いつもより深い呼吸が出来ていればOKです。
・吸った時にお腹にハリを感じる
・吐いた時にお腹が凹むのを感じる
・胸が少し苦しい
こういう感覚があればそれが正解。
浅い呼吸に慣れすぎて、呼吸する筋力が衰えているせいで、胸が広がりにくかったり、お腹が膨らみにくかったりします。
2週間意識して呼吸すると、筋力が少しずつ回復し、深い呼吸をすることが苦しくなくなります。
感じにくい場合は、一度姿勢を正して、背骨を真っ直ぐにし、胸を張りましょう。
両腕を広げて、後ろに持っていくと、胸が広がる感覚を得やすくなります。
かといって、頑張りすぎないこと。
気がついた時に深呼吸する、位のゆるさでOKです。
5.まとめ
正しい呼吸法のお話
いかがでしたか?
私のTiktokでは「68秒瞑想」という1分ちょいの短い瞑想音楽を発信しています。
68秒ならば誰でもスキマ時間に瞑想する事が出来るかと思います。トイレのタイミング、寝る前、朝起きた時、お風呂、どこでも構いません。
68秒だけでも、瞑想音楽の動画を保存しておき、気がついた時に流しつつ、呼吸に意識を向けてみてください。
そのスイッチとして動画を使うと良いかと思います。動画は基本ループしますので、68秒以上やりたい時はそのまま流しっぱなしでも良いです。
これで確実に、あなたの生活が変わるはずです。
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