自主稽古

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
昨日はどうやって自主稽古をするかを学びました。

①役が置かれている状況や目的、それを達成するための行動をあぶりだす
 →これは元々漫画を描いていたのですぐにピンときた。
  漫画を作るときは逆でだなと。
  状況、目的を作ってそれを達成するために、
  このキャラはこんな行動をするみたいな風に考えるが
  行動から、状況や目的を抽出するものかもしれないと思い至った。

②役との「共通点」を探して、「私だったら」と仮定していく
 →これも逆に考えればいいんだなと思った。
  漫画を作るときよく、自分の持っている考えや思想、性格などの一部を
  織り交ぜてキャラと自分を同調させることをやっていた。
  そうやってキャラに立体感を持たせ、臨場感のある「生きた」キャラを
  作る様にしていた。
  演者としては既に存在するキャラを自分に同調させるために、
  共通点を探し、私だったらこうする、をみつけるのだと思う。

③上記2項目が出来たらようやくセリフや行動を自分の中に入れていく
 1)黙読
   ①②の想定を持ちながら台詞と行動をインプットさせていく
   観客に伝えたいもの、ここが台詞のキモだというものを見つけていく
 2)ぼそぼそ読み
   口に出して、おもわず口走れるぐらい、
   何も考えなくても自然に出てくるぐらいインプットさせる
   感情が動いたらその感情に従う。
 →頭をまっさらな状態にして台詞(言葉)を言うということを、
  以前行ったワークショップの体験講座の中で、体で学んだ。
  これを思い出しながら繰り返しやっていくことかなと思う。

補足だが
ここまでをやって、現場に行った時に実際に監督や他の役者さんとのキャラに対する認識や解像度を合わせていきながら、芝居を作っていく。

これを繰り返していくこと。
キャラに対する想いを深めていくことはとても楽しいと思う。
コイツはこういうやつなんだな、と知っていくのはリアルと変わらない。
いや、知っていくからこそリアルになっていくのだと思う。

まとめ
自主稽古はこうやる
①役が置かれている状況や目的、それを達成するための行動をあぶりだす
②役との「共通点」を探して、「私だったら」と仮定していく
③上記2項目が出来たらようやくセリフや行動を自分の中に入れていく

今日の学びはここまで。
ではまた明日、お会いしましょう!

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