2022年度振り返り&理事交代のお知らせ
ITフリーランス支援機構(AITF)は2021年4月から本格的に活動を開始し、実質的に活動2年目となる第3期は、下記のような活動を中心に多方面で取り組みを実施いたしました。
また、昨年から開始したこちらのnoteも、40件以上の投稿を行い、5,000件以上のビュー数を獲得いたしました。ご覧いただきましてありがとうございます。
インボイス制度に関する啓発活動
円滑な制度の開始及び業界内のトラブル防止にむけて、幹事を中心に業界への影響分析や関係省庁との意見交換、会員企業への配慮要請を実施しました。また、制度への理解普及を目的に、発注事業者向けにウェビナーを開催いたしました。
ITフリーランス専用保険の提供開始
フリーランスのセーフティネット拡充に向けて、三井住友海上火災保険株式会社とともにITフリーランス専用保険の提供を開始いたしました。
正社員とフリーランスでは社会保障に大きな差があると言われる中、同商品は業界初となる怪我や病気に関する補償となる保険商品となっております。
セットの詳細については、パンフレットをご覧ください。
政府検討会への参加
4月に全国中小企業団体中央会が開催する委員会「取引問題委員会」にて、ITフリーランスの就業実態ならびに当機構の取り組みについて発表をいたしました。
5月には厚生労働省が開催する「個人事業主等に対する安全衛生対策のあり方」の構成員に就任をし、ITフリーランス特有の課題感や当機構での取り組みについて発表をいたしました。
自治体DX推進に対する支援
昨年度に引き続き総務省での自治体デジタル人材募集において、制度設計及び政策周知に協力をいたしました。また、地方自治体や関係団体へ課題感のヒアリングや意見交換を行っています。
ITフリーランスの実態に関する調査協力
公正取引委員会『ソフトウェア業の下請取引等に関する実態調査』に調査協力をいたしました。同調査はソフトウェア業における下請法上の買いたたきや仕様変更への無償対応要求といった違反行為について実態把握を目的に実施され、ITフリーランスも調査対象として盛り込まれました。
2023年下期には情報処理推進機構(IPA)による「デジタル時代のスキル変革に関する調査(2022年度)」の個人調査に協力をいたしました。同調査は「デジタルトランスフォーメーション」(DX)を推進する組織や人材マネジメントの在り方の考察、その実態把握等を目的に実施され、ITフリーランスに対するリスキリング施策に関する提言も盛り込まれました。
デジタル人材育成に対する支援
デジタル人材の育成をテーマに、下記ウェビナーを実施いたしました。
ITフリーランスは自助努力でスキルアップをする必要があるものの、どのようにリスキリングをすれば良いかイメージがしづらく、不安を感じている方が多いのが実情です。今後もデジタル人材育成の推進にむけて、関係省庁及び関係企業との連携や情報提供に努めてまいります。
体制変更のお知らせ
これまで理事を務めておりましたレバテック株式会社代表執行役社長 高橋に代わり、レバテック株式会社 ITソリューション事業部部長 小池が理事に就任いたしました。
2023年度も会員の皆様とともにITフリーランスがより活躍できる社会の実現に向けて、多方面で活動をしてまいります。
お問い合わせ
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