寒いので風蘭を室内に入れましたの話。
ツケ。
富貴蘭は、葉と茎の境目の形も芸の一つ。
こんな僅かな違いを【芸】として愛でた日本人。
「奇形」ではなく「芸」と捉えるこの繊細なポジティブな感性は日本人独特のものであり、これこそが日本人が世界に誇るものであると思う。
もの作りでも同じことが言える。
例えば、i Shelter アンティークコッパーはそれぞれ色調に個体差があり、艶のある部分と無い部分がマダラになる。
海外では、なんで同じじゃないんだ。質に差がある。不良ではないか。と声が上がる。
日本人はこれを【味】【唯一無二】と捉えることが出来る。
素晴らしいと思いませんか❓
しかし、これが何故か人間となると捉え方が変わる。
個を大切にする外国文化、周りと同じであることを重要視する現代日本の価値観。
日本人が忘れかけている日本人たる所以。
毒されていない若者達は、心の違和感にもがく。
目に見えない違和感と戦うように、暴れ、反抗し、個性を主張する。
それでもやがて、疲れ果て大人に用意された型(社会)に徐々にハマるように同じ生き方を選んでいく。
日本人が日本人たる所以は、目に見えない価値観、感性にあり、国家や家柄、血筋にはない。
イタリア、ドイツ、ポーランドなどには、日本人に近い繊細な感性を持っている人達が一定数いる。
どこかで感化されたのか。
血や国を超越し受け継がれる「意」伝子。
価値はいつも、目に見えない、物理的に認識できないところにある。
物理的に近くても、精神的に遠距離。
物理的にたくさんあっても、精神的に空っぽ。
そんなことを感じたことはありませんか❓
物理的フィルターに精神世界が隠されているのが、僕らが住むこの世界。
本質である精神世界を古来より見つめて生きてきた日本人。
神風スピリット、サムライ魂。
目に見えない精神世界が、僕ら日本人が見つめるべき世界だ。
目を覚ませ、クソ野郎ども。
#アホばっか
#くたばりさらせ