転職活動記録_ひとやすみ
ふと昔のことを思い出したので、備忘録代わりに書いておく。
※転職活動とは全然関係ない。
中学校か高校の頃、自殺チックなことに手を出したことがある。
チック、というのは、それが、ドアノブに服を引っ掛けて首を中に入れた、簡易的なものだったから。
その時、死にたいと思っていたけど、本当に死ぬ気だったのかはわからない。
このことは、結局、今日に至るまで誰にも言わなかった。
言われても困るだろうというのもあったけれど、同時に、「思春期の自殺願望なんて普通だ」とも思っていたから。
けれど、普通ってなんだっけ。
大学を卒業して、正社員になった自分。
正社員になって、メンタルを崩して、休職した自分。
彼氏ができて、ちゃんと好きでいれている自分。
朝起きて、夜に寝る自分。
多分私は、昔思い描いていたよりも、ずっと良い「普通」になれた。
ずっと、障害者の兄弟がいる自分は結婚はできないと思っていた(相手に拒否されると思っていた、早く年老いてしまえば、未来へに希望がない自分が哀れじゃなくなるのに、と思っていた)のに、
今は、結婚や子供のことを、ごく当たり前に考える。
普通なんだと自分の気持ちを隠して、
同時に、家族のことをあけすけに話す友達の隣で「普通」に憧れて、
私はずっと「普通」に縛られている。
これからも、私は「もっと」と思い続けるのかもしれない。
振り返ったら、そんな時もあったなと思えるんだろうか。
人生をメタ的に見たら、辛いことも味のある差し色に見えるのだろうか。
もし、その色が「私を私でしかない」証明になるとしても、
嫌なことはできるだけ避けて、
上手に、上手に、生きていきたい。
そうやって生きていく。