『ふらり / SUPER BEAVER』好きな○○について語ろう#2
2回連続で好きな歌詞を紹介することになってしまった。なんか、そういう気分だから。そのうちまた、自分の話をいっぱいし始めると思う。
今回は、こちらの曲。
ふらり / SUPER BEAVER
2022年2月23日発売、SUPER BEAVER通算8枚目のフルアルバム『東京』の3曲目に収録された曲。このアルバムもすごいよね、リード曲『東京』も、もちろん本当に大好き。
SUPER BEAVERって、そのアツいイメージに対して、意外と手数が多い、ように感じている。「愛」のことを色々な方法で歌う中で、『東京』のような曲もあれば、『irony』みたいな曲も作れるのって、すごい。
そして、熱血な応援歌みたいなのもあれば、『ふらり』みたいなのもある。
この曲は、頑張る僕らを肯定してくれながらも、そこにふとした緩和を与えてくれる感じが、好きです。
好きな歌詞(1)
ベタだけどサビの歌詞。
でもここ以外のところも、本当にいいんだよ。
ここの良さって、「なりふり構う」ことを良しとしながら、「張りつめすぎないで」とも言ってることだと思う。何かを護ってしまうことの両面を肯定していて、すごい。
私は本当に、頑張っているときに視界が狭くなってしまったり、ついついオーバーワーク気味になってしまったりするから、マジで沁みる。張りつめた糸ほどすぐに切れる。
前に「緊張」について触れたときも書いたように、私はそれを克服する方法として、「緊張感を楽しむ」のが一番いいと思っている。
それがつまり、「吹く風に はためくくらいが 愉快に思え」ることだと思うんだよね。私もずっと言い続けてることだから、心の奥底から共感できる。
「遊び心」とか「余裕」みたいなものが、私の一つの長所だと思っているから、それをいつまでも失わないでいたいなあ。そのためには、きっと新鮮なインプットを取り続けることも必要だと思う。
好きな歌詞(2)
なんか素朴で味がある良い歌詞だよなあ。
最近、「根拠」がめちゃくちゃ求められる世の中だよね。当然めっちゃ大事だと思うし。論理的に、根拠を提示しながら話すこと。
でもそれに拘らず、自分の感覚をなんとなく信じるときがあってもいいんだよ、って言われているような気もして、好き。
私は普段から、「求められていないアドバイスは害」だってずっと言ってる。たとえ正しかったとしても、それは相手の気持ちを無視しているから。言いたくなってるだけだと思うんだよね。正論よりも共感が必要なこともある。
というか、そっちの方が多いかもしれないなって思うんだよね。
ちなみに:「正しさ」と Subtitle / Official 髭男dism
髭男の名曲『Subtitle』も、素敵なことを歌っていることを、書いていて思い出した。「正しさよりも優しさ」っていうのは、まさに上に書いたようなことを綺麗にまとめていると思う。
というか話は変わるけど、このサビに持っていく歌詞の書き方、めちゃくちゃヤバい。普通、サビ前に歌詞の流れが終わって、サビの冒頭からまた新たな節が始まると思う。2サビって1サビの実質的な替え歌だったりするじゃん。
実際に曲を聴いているとそう聴こえるし全く違和感ないんだけど、歌詞を見ると、明らかに文脈がつながっている。
「救いたい」とは「救われたい」と同義であり、その前に理論もプライドも無力だ。正しさよりも優しさが欲しい。それが君だけに届いてほしい。といったように展開されていく。
これってすごくない?曲調と歌詞が同じように盛り上がっていってる。伝わるかな~~全然、論理的なものじゃないんだけどね。私の、感覚。
ちなみに:「大人になること」と SHE'S / Letter
インタビューで、柳沢さんは『ふらり』についてこんな風に言ってる。
めっちゃ素敵だなあ。ちょうど大人になっていく私たちは、色んな事に悩む。色んな出会いと別れがあって、色んな考えるフェーズが何個も訪れて、大変!
でも、大人になることって悪いことじゃないんだよなって力を抜けたら、頑張れる気がするよなあ。
SHE'S の Letter も、「大人になっていくこと」について歌っているんだけど、この曲のラスサビのカタルシスは凄まじい。是非、一曲通して聴いていただければと思う。美しい。
おわりに
今回は書きすぎた。他の曲は別のnoteで取り上げればいいものを、関連して思い出したものだから、一緒に書いてしまった。
SUPER BEAVERについては、早く書きたくなっちゃったんだよね。私もSUPER BEAVER好きだよ~ってアピールしたくて。『道標』って曲も好き。
まだ一回フェスで観ただけだから、今年はワンマンに行けたら嬉しいなあ。いっぱいライブに行く年にしたい。
毎回、書くたびにnoteが長くなってハードルが上がってるから、次当たり短めのを書いてリセットします。ハードルを下げて継続していきたいね。
最後まで読んでくれてありがとう。
𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬__