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【Copilot Pro】ついに発表!注目の新機能のまとめ&実際の使用例を紹介!

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はじめに

法人向けに展開されていたCopilot for Microsoft 365ですが、ついに個人向けプランとして「Copilot Pro」が発表されました!
このアップデートに伴い、個人ユーザーでもOfficeやExcelなどを初めとするMicrosoft 365アプリ内でCopilotの機能を利用できる様になりました!

実際の使用例(Excel、Word、Teamsなど)についても紹介していますので、是非最後までご覧ください💫

Copilot Pro(Copilot for Microsoft365)の初期ユーザーの感想はこちらの記事でまとめています。
是非こちらも合わせてお読みください!





Copilot Proとは?何ができる?

ここでは今回発表されたポイントについて、それぞれ詳しく解説していきます!
※料金に関しては、後述の気になる料金は?で解説しております

1.Microsoftアプリ内でのCopilot機能

法人向けプランであるCopilot for Microsoftでは以前より対応していましたが、Copilot Proの発表により個人ユーザーでもCopilot機能が利用可能になりました!

Copilot機能が組み込まれているMicrosoftアプリは以下の通りです。

Copilot対応の製品一覧

⚠️注意点
・「Copilot Pro」のライセンスに加えて、別途Microsoft 365「Personal」もしくは「Family」プランへの加入が必要。※料金は後述
Excelは現在プレビュー中で英語のみ対応。
・iOSとAndroidのサポートは近日公開予定。

Copilotが搭載された各製品の比較についてはこちらの記事で製品毎に解説しております!ぜひ合わせてお読み下さい🙌

GPT-4 Turboへの優先アクセス権

Copilot Proのユーザーはピーク時でも GPT-4および GPT-4 Turbo へ優先的にアクセスすることが可能です。

✍️一般ユーザーもピーク時意外の時間帯に利用できますが、GPT 3.5の利用に制限される場合があります。

Designer(旧Bing Image Creator)による画像生成の強化

Microsoft Designer (旧称 Bing Image Creator) では、Copilot を利用して AI 画像を生成できます。(ブーストとは、画像をより迅速に生成するためのターン数を意味します。)
Copilot では 1 日あたり 15 ブースト、Copilot Pro では 1 日あたり 100 ブーストが提供されます

✍️その日分のブーストを使い切った場合でも画像の作成を続けることができますが、速度は少し遅くなります。

Copilot GPT Builderの発表(近日公開予定)

簡単なプロンプトセットで独自の Copilot GPT (特定のトピックに合わせてカスタマイズされた Copilot )を構築する機能が近日実装される予定です。

✍️
法人向けプランでは既に、カスタマイズした独自のCopilotを作成できるCopilot Studioが提供されていますし、OpenAIのGPTsは収益化が発表された事で更に注目を集めています。
Copilot Studioは比較的to B向けで、Open AIのGPTsはto C向けと棲み分けされている様に感じますが、Copilot GPT builderはどの様なサービスになるのか気になりますね🔍
いずれにせよMicrosoftユーザーにとっては非常に興味深い発表です!


法人向けプランの規模拡大に向けた規約変更

ライセンスの最低購入席数の撤廃
Copilot for Microsoft 365は、最低300席以上の購入という条件が設けられていましたが、今回の発表に伴いその最低購入数が撤廃されました。
また、以前は Microsoft 365 シリーズのライセンスが必要でしたがOffice 365 E3Office 365 E5ライセンス(大企業向けのみ展開)でもCopilotを利用できる様になりました。

「Microsoft 365」と「Office 365」の違いを簡潔に説明すると、
・前者はセキュリティ面や端末管理の面が手厚い
・ExcelやWord等使えるアプリケーション類は基本一緒

中小企業向けの展開
一般法人向けライセンスである、Microsoft 365 Business Premium」「Business Standard」でもCopilot for Microsoft 365が利用できる様になりました。

✍️抽象規模向けの購入数は1~299席と、小規模な組織でも利用も可能となっています。
個々にライセンスを割り当てる事も可能なので、一部のチームで試験導入して、効果が見られれば本格導入するという手も一つですね💡

気になる料金は?

ここでは個人向けと法人向けそれぞれの料金についてまとめています!

⚠️価格は2024年1月現在のものです。今後変更される可能性があります。

Copilot Pro(個人向け)

Copilot Proサブスクリプションのみの場合
月額 ¥3200(税込) 
✍️GPT-4 Turboの優先アクセス権やCopilot GPT Builderの利用のみ。
現状年間契約は無く、月払いプランのみ用意されています。

Copilot Proはこちらのリンクから購入できます!
https://www.microsoft.com/ja-jp/store/b/copilotpro

Microsoft 365 アプリで Copilotを利用したい場合
Copilot Proのサブスクリプション料金に加えて、以下のいずれかのライセンス契約が必要です。

Microsoft 365 Personal (個人向け)     年間¥14,900(税込)
Microsoft 365 Family  (複数人向け)  年間¥21,000(税込)

ライセンス料金

Copilot for Microsoft365(法人向け)

法人向けプランであるCopilot for Microsoft365については、現在4つのMicrosoft365ライセンスに対応しています。

いずれもライセンス料金に加えて、1ユーザーあたり¥3,750(税抜)で利用可能です。
✍️現在は年間契約のみ可能

法人向け料金

一般法人向け(購入数1席~299席)

Microsoft 365 Business Premium 毎月  ¥1,560 (税抜/1ユーザーあたり)
Microsoft 365 Business Standard 毎月  ¥2,750 (税抜/1ユーザーあたり)

一般法人向けプラン

大手企業向け
大企業向けプランについては、最低購入数(300席以上)の撤廃の発表はあったものの、最低購入数に関しては明記されていませんでした。

Microsoft 365 E3
 毎月  ¥4,500 (税抜/1ユーザーあたり)
Microsoft 365 E3 毎月  ¥7,130 (税抜/1ユーザーあたり)

大企業向けプラン


ライセンス規約等について詳細に知りたい方はこちらも参考にしてみてください。

実際に各アプリでCopilotを使用してみた

それぞれのMicrosoft製品で、実際にCopilotを使用した例を載せています。ぜひ参考にしてみて下さい🌟

Copilot向けのプロンプトガイドも公開されています※英語版

Excel

複雑な数式列の提案や、「昨年からの広告売上の伸びを表示して」など指定するとデータ分析を行いグラフまで作成してくれます!

データ分析

また、データの強調表示や並べ替え等も、会話形式で指示を与えるだけで簡単に行えます。便利・・!

セルの塗りつぶしによる強調

実際の使用動画はこちら↓

Word

参照させたいデータや大枠の指示を与えるだけでアウトラインを作成できます。
GPTsに繋いだりせずに、文章生成→入力まで出来るのは便利ですね!

アウトラインの作成

テキストを簡単にテーブル形式に変換する事もできます!

テキスト→テーブル変換

その他にも、チャット形式で文章の強化やソース等、根拠付の面でもサポートしてくれます💫
また、文章を要約させたりリライトしてもらう事も可能です!以下は実際にCopilotに要約してもらった例です!

Power Point

「〇〇に関するプレゼンテーションを作成して」と簡潔にトピックを与えるだけでドラフトを作成してくれます。
更には内容に沿った追加画像の提案や、フォントサイズ等の改善点等もCopilotに相談できます。

簡潔な指示からドラフトを作成

以下は、実際にRAGについてまとめた資料を読み込ませてプレゼンを作ってもらった使用例です!
読み込ませる資料に関しても、
WordでCopilotに頼む→それをPowerPointのCopilotに頼んで作成というフローも組めそうですね。。!

Outlook

メールの下書きの作成や、長文のメールの要約等作成できます!

Outlookに関しては特にプライバシー面の懸念があるかと考えられますが、
他の製品含め、Copilot for Microsoft 365シリーズは学習データに利用されないと明記されています。

こちらは実際にメールを作成してもらった例です!


Teams

ミーティングににおける議事録をリアルタイムで作成し、参加者は勿論参加できなかった人も後からミーティングの内容を簡単に確認することが可能です。

画像の例だと会話の要点をまとめてテーブルまで作成してくれていますね・・!

会議中の要点整理

さらに、「雰囲気はどうだったか?」「参加者の議論の中に穴があったか?」など、Copilotに質問する事でミーティングの内容をさらに深ぼることもできます。

従来の議事録ツールのような文字起こしや要点整理だけで無く、1人の参加者のような使い方も出来そうですね!

その他にも、過去の会話履歴の検索における利便性向上など、かなり実用的です!


まとめ:購入価値はあるのか?

いかがでしたでしょうか。
個人ユーザーにとっては用途が限られてしまうかもしれませんが、ビジネスユーザーにとってはかなり魅力的な機能かと思われます!

料金について賛否両論ある事は考えられますが、少人数でのライセンス購入が可能になった事もあり、「一部の部署やチームで試験導入する」という事もできるので、導入における障壁が大幅に低減されたかと思います!
是非この機会に導入を検討してみてください💫

また最新の情報が発表されたら追記させていただきます!


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出典

https://www.microsoft.com/ja-jp/store/b/copilotpro?rtc=1

https://blogs.microsoft.com/blog/2024/01/15/bringing-the-full-power-of-copilot-to-more-people-and-businesses/

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/business/compare-all-microsoft-365-business-products

Microsoft Copilot for Microsoft 365 - 一般法人向けプラン | Microsoft 365


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