ChatGPT等のAPI利用時に最適!Google colabのシークレット機能の使い方
記事の概要
本記事ではChat GPTなどのAPI利用時に必要となるAPIキーや環境変数などの秘密の値を管理するために有用なGoogle colab 機能の使い方を説明します。
コードの共有時や漏洩したくない場面、消してしまったなどのリスクが減りますし、簡単に利用できますのでぜひ参考にしてみてください⭐️
API連携とは
APIを利用してアプリケーション間やシステム間でデータや機能を連携し、利用できる機能を拡張することを「API連携」といいます。
ChatGPT API概要とAzure Open APIの概要は以下のような形です。
ChatGPT API
概要:
ChatGPT APIはOpenAIが提供するAPIで、GPT(Generative Pre-trained Transformer)モデルに基づいています。
このAPIを使用することで、自然言語処理、会話型インターフェース、コンテンツ生成などが可能になります。
特徴:
高度な言語理解と生成能力。
多様な応用が可能で、チャットボット、文章生成、情報提供などに使用されます。
リアルタイムでの応答が可能。
利用方法:
OpenAIのWebサイトからアクセスし、APIキーを取得します。
プログラミング言語(Pythonなど)を使用して、APIエンドポイントにリクエストを送信し、レスポンスを受け取ります。
Azure OpenAI API
概要:
Azure OpenAI APIは、Microsoft Azure上で提供されるOpenAIのサービスです。
このサービスを通じて、OpenAIの強力なAIモデル(例:GPT-3, Codex)にアクセスできます。
特徴:
Microsoft Azureのインフラストラクチャを活用しているため、高い可用性とスケーラビリティを提供。
セキュリティとプライバシーが重視され、企業レベルの要件に対応しています。
Azureの他のサービスと統合しやすく、幅広いアプリケーション開発が可能。
これらのAPIを利用する際には、APIキー、環境変数、ファイルパスなどの管理が必要です。そこで今回はGoogle追加されたシークレット機能の使い方を簡単にご説明します。
Google colabのシークレット機能とは
Google colabで最近追加された値の管理機能であり、code共有等が簡単に安全にできるようになりました。
使い方は簡単3stepで利用できます。
1.Google colabの鍵のところに画面遷移します。
2.新しいシークレットを追加のボタンを推して、ノートブックからのアクセスをオンにすると共有を可能にできます。そこで管理の名前や値を入力して保存可能です。
3.以下のコードで設定した鍵にアクセス可能です。secretNameのところを設定した名前に変更を忘れずにしてくださいね(今回であればapi_key)。
以上で簡単にAPI接続に必要なキーの管理が可能です。
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