選ばれなかった人

目覚めても昨晩のILANDを引きずっていた。

推しのニキくんとソンフンくんがデビューできたことは嬉しい。
でも素直に喜べないというか、いや、デビューはめちゃくちゃおめでとう!です。

でもその前に、心寄せたい人がいる。

オーディション番組だから当然、「選ばれる/選ばれない」は出てくる。
最終選考の場。
夢を掴んだ人、目前で逃した人。
その両者が同じ場所にいるっていう映像が残酷で、昨日の私には到底受け止め切れなかった。

PD評価に残ってるメンバーを見て、正直この3人ならソヌくんだろうなとは思った。
グループに必要な要素を持ってるし、選ばれた6人とのバランスも取れてる、本国での人気や今後のことを見据えれば妥当な選択だと、頭では理解してる。

ただ、ケイくん、、、。
先週の1位っていう評価や、ケイくんの年齢的なもの、“アイドル”っていう夢にチャレンジすることは、もしかしたら最後のチャレンジで、そして今回最大のチャンスだったことを考えると、複雑なところがある。大いにある。

結果が現実だから、出たものに対してあれやこれや言ったり、誰かを責めることもできない。
でもせめて、目の前で夢が散ってしまった今のケイくんの心を大切にしてほしいと、切に願う。

ケイくんが精神面でグッと成長する場面(リーダーシップの取り方)があって、私はすごく感動したし勉強させてもらった。
プライドが木っ端微塵になった場面もあったんじゃないかと思う。
でも、人はこうやって修正しながら更によりよく成長していくんだと、その姿は中年の私にも大いに響きました。
本当にありがとう。

負けた人にしかわからない気持ちがある。
私も大いに負けてきたから、その悔しさ惨めさが堪え難いものであることも、私なりに理解できる。(だからすごい自分を投影してしまう)

今回のことがいつか、ケイくんにとって意味のある経験に変わることを願います。
お疲れ様でした。ありがとう。