あの失敗があったから今の自分がいます
超お恥ずかしい話をひとつ
ある冬。地下街にあるトイレでの話。
トイレを済ませて、ガチャっと扉を開けた。
うわっ、と思うくらい長い列ができている。
確かに私もかなり待ったな。
手を洗うところにも並んでいるので、ちょちょっと手を洗い、早くその場を離れようと思った。
出口にむかって歩いていると、後ろからトントンと肩をたたく人がいる。
ん?並んでいる人の中に知り合いでもいたのか?いや、私は一人で来たぞ!
「あのー、、、、、」
振り向いて指さすところを見ると、なんと私のスカートの下から白い長いものが。
ぎゃああああああ!またしてもムンク現る!!!
確かに寒いから重ね着してるよ。
でも、まさか着衣の中に白いものの端っこをはさんじゃうとは、、、、
さて、問題。
その後、私がどうしたと思う?
何事もなかったかのように、引きづってる白いものをチャっと切って、ふたがクルンクルン回る金属のごみ箱に捨てて、ふつーにトイレを後にしたの。
顔からは火が噴出して🔥、頭の中は真っ白で、周りもなーにも見えてないし、教えてくれた人の顔も、なーーーーーにも覚えていないけど。
何事もなかったように、トイレから出た私。
自分でも驚いた。
私ってこういう行動するヤツなんだ。
素の私って、こういうヤツなんだ。
その場からとにかく離れたかったのかもしれないし、その一瞬で何を考えたかもわからないが、こういう行動だった。
いやいや、教えてくれた人にきちんとお礼を申し上げ、恥ずかしそうに、、、、、とか、なにかなかったのか?
どういう行動が一番よかったのか?
今でも、考えることがあるけど、わからずじまい。
でもほんとに、教えてもらってよかった。それも女子トイレを出る前で。
地下街を白いものを引きづりながら歩いてる図。想像するだけで顔から火が出る。
いまさらですが、あの時教えてくださった方、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
それからは、トイレから出る時には、細心の注意を払い、周りを確認し、指さし確認してからガチャっとするようにしている。
そんな体験ありませんか?