![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170565015/rectangle_large_type_2_c095384305be658c3da3f3d6eac6589f.jpeg?width=1200)
ブランドストーンのブーツを買ったらインソールを替えよう!
こんにちは!aishiです。
今回はブランドストーンのお話。
ブランドストーンとはオーストラリア・タスマニアの老舗メーカーのブーツで
現在の主力商品はサイドゴアブーツです。
詳しい解説はおまけのコーナーでするとしてブランドストーンのサイドゴアブーツを買ったら個人的にやって欲しい事はインソールを替える事。
勿論そのままでも全然ブーツとしては履き心地は悪くないんですが普段の街履きとしてガンガン履きたいならインソールを替える事をおすすめします。
ブランドストーンのブーツはレザースニーカーとしての特徴もあるので、
普段ブーツを多く履く方はその履き心地に驚きや心地よさを感じる人も多いでしょう。しかし普段スニーカーを履く人が履くと言われてる程履き心地は良くないと感じる方も少なくはないと思います。
あくまで本格的なブーツに比べたら軽くてクッション性があって歩きやすいと感じるんです。なのでより履き心地をよくするにはインソールを交換しましょう。
一応オリジナルよりクラシックスの方が若干クッション性を高めたインソールが入ってますが正直そんなに性能が高いとは思えませんでした。
クラシックスを履いている人はそのインソールがヘタってきたら交換を考えるのも良いと思います。
個人的なおすすめはニューバランスのインソールLAM35688/旧RCP150です。
このインソールの特徴は…
1.足が当たる表面部分にピッグスキン(豚革)を使っている。
ピッグスキンのメリットとしては革なので通気性が良く臭いもつきにくい。
摩擦に強くて耐久性がそこそこある。
軽い。という事。足入れも悪くないです。
表面が化繊を使っているインソールだとどうしても汚れや臭いの元が繊維の中に目詰まりして臭いが蓄積される事が多いので臭いが気になる人はレザーのインソールがやはり良いですね。
2.足底全体のクッション性が割と高め。
とくにアーチサポートなどが付いているタイプではないので割とシンプルで使いやすいです。靴の中底をTPUパーツやプラパーツなどで痛める心配もありません。
※とは言えTPU位の柔軟性のある素材ならそんなに痛める心配は無いと思いますが。
ブランドストーンのブーツ自体がエアクッションなど入っているようなスニーカーではないのでこういったシンプルかつ全体的な履き心地を上げてくれるインソールが一番相性が良いかと個人的には思います。
インソールの入れ方のコツはこちらも御覧ください。
気をつけるポイント
ニューバランスのインソールLAM35688/旧RCP150をブランドストーンに入れる時の気をつけるポイントとしてはデフォルトで入っているインソールよりは若干厚みがあるので現在ピッタリで履いている方や甲高の方は足がキツく感じる方もいらっしゃるかもしれません。そこは注意が必要。
普段集めの靴下を履いて調整している方や少しフィット感が乏しく感じる人には逆にフィット感が増すかと思います。
ただしインソールも使っていくうちに若干沈んでくるので少しだけキツく感じる場合だと履いているうちにジャストフィットする場合も。
ブランドストーンのサイドゴアブーツはアッパーがレザーなのでアッパーも伸びてきますしね。何年か履いて全体的にフィット感を感じなくなってきた。。
という方もインソールを交換してみてはいかがでしょうか?
履きやすさが増すと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1737174917-70f86BbvkYC2imQnMoez9APD.jpg?width=1200)
普段履きの靴には最適。
![](https://assets.st-note.com/img/1737175022-KANsndIhUHcmGEk1bMV0g3Pu.jpg?width=1200)
Mマークは管理記号です。
全体的にクッション性がありかといってグニャグニャではないので
疲れにくいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1737175192-BuF5V02ktOSz8eKXPbEfUxiY.jpg?width=1200)
下がクラシックスに入っていたインソール。
ブランドストーンの純正インソールはやはり全体的にペラペラしています。
舗装路をそんなに歩かないとかガーデニングや農業で使う時は
純正でも全然問題にならない履きやすさはあると思います。
こういう人にインソールの交換をおすすめしたい
1.フィット感が薄い方
日本に入って来ているブランドストーンは基本的にはハーフサイズの無い1サイズ刻みのサイズ展開になっているので人によってはフィット感が薄く感じる方もいます。またレーザーアッパーなので長く履いていると伸びてきます。
そういう方はしっかりしたインソールを使ってフィット感やクッション性を高めると履き心地が上がります。
2.よく歩く方、旅行好きな方
学生さんや旅行好きな方はブランドストーンのサイドゴアブーツをおすすめしたいですね。1足あれば雨の日は勿論色んな洋服に合わせやすいのがサイドゴアブーツの特徴です。学校なんかだとなんだかんだで色々と靴の脱ぎも多いと思うのでブーツの中でもサイドゴアブーツは脱ぎ履きしやすく使いやすいです。
若い人だと普段の生活でもアクティブに行動する場面も多いですし。
そうなるとやはりインソールはなるべく良いものを入れておくと疲れにくくなり怪我の予防にもなります。代謝が良いので足の臭いも若いと気になる人も多いでしょう。そういう人はやはりレザーのインソールを入れましょう。
また旅行好きな人も同じ様な理由でおすすめです。
特に旅行先だと同じ靴を何日も履いて行動する事になります。
そうなるとやはり足の中の臭いや汚れが気になりますね。
また旅行だと気づけば結構な距離を歩く事は多々あります。
また日本国内だと脱ぎ履きする事も多いのでそういう方にもブランドストーンのブーツとニューバランスのインソールの組み合わせはおすすめしたいです。
注意ポイント!
学生さんなど若い方だとあまり靴の数を持ってない方も多いと思います。
しかしできれば2〜3足で履き回した方が靴のダメージも少なく臭いもつきにくくなります。靴は履かない時間を取る事で靴底や中底のクッション性やアッパーの皺など少しですが回復するんです。湿気も出ていきますしね。
旅行先でも中々靴を履き回すのは難しいですね。
そういう場合はせめてインソールは寝る前に抜いて通気を良くしておきましょう。
臭いが気になる方はアルコール成分の入ったウエットティッシュなどでさっと拭いておくと臭いの元になる成分を除去して臭いを溜め込まないですみます。
よく歩いたな〜と思った日はインソールを抜いて靴を休ませる。
これが大事です。
革用のブラシがあればアッパーを全体的にブラッシングをしてやる癖をつけるとかなりアッパーの持ちも良くなります。革靴の皺などからクラックが入りやすい人は履いたあとブラッシングを10秒位でもいいのでかける癖をつけると変わりますよ。
ブランドストーンから出ているインソール
自分は使った事がないので機能はよくわからないですが一応ブラドストーンからも純正の機能性インソールが出てますね。
ブランドを統一したいという方はこういうのも悪くは無いと思います。
まあニューバランスは元々足の健康の為にアーチサポートのインソールや矯正靴を作っていたメーカーなので個人的には違和感無く色んな靴に使っています。
おまけ
ブランドストーンについて
ブランドストーンは創業1870年と老舗。
ここらへんの歴史はブランドのWEBサイトにかかれています。
ファッション業界やファションメディアって結構売るために適当な情報を流したりどこからか信憑性の低い情報を聞きかじって発信していたりする事も多いのでできれば一次情報をまずは読み込んで理解するのは大事ですね。
とはいえ一次情報も自社サイトだとどうとでも読み取れるような書き方がしてあるばあいもあるのですが。。そういう場合は色んな文献をあさって調べる方がよりどういう背景があるブランドかわかって面白いです。
日本での売り方としてはやはりファッション要素が強いですが、
本国オーストラリアでは結構ガチな農家の靴みたいなノリが強そうです。
でもそれが悪いという事でもなければおかしい事でもありません。
本国と海外では受取方やイメージが違うという事はよくある事。
土地が違えば使われ方が違うのもよくある事です。
日本と比べてオーストラリアでは道具の選択肢の幅も多くはありませんし、
ファッションに関しても結構ズボラ。
普段街で素足の人も多いみたいです。
ブランドストーンの靴のレビューを見ていると割と、
加水分解について文句を言っている方もいらっしゃいますね。
もっと加水分解に強いソールにしろと。
でもあくまでブランドストーンはオーストラリアのワークブーツなんです。
なのでまずはオーストラリアの環境に合った物作りをするのは当然。
日本は高温多湿な国でオーストラリアは乾燥している国。
なので日本基準で作ってしまうとオーストラリアやその他比較的乾燥している国ではオーバースペックだったり、履き心地に影響が出てきたりします。
特に農業などをしている方が割と買う傾向が高いらしいので、
そうなると土や扱う薬剤などに多く含まれる酸や菌に強い、土がつきにくいソールなどを選んで使うのは当然と言えば当然なんです。
オーストラリア本国でブランドストーンのオリジナルがああいう仕様なのは舗装路をガンガン歩くというよりは農業で使ったり舗装されていない道も多い、またそういうワークブーツなのでシンプルで安いほうが求めやすいという事もあるでしょう。
勿論日本でブランドストーンが世界一売れて強大なマーケットになればガチ日本向けのモデルが出るかもしれません。
ただ日本は良くも悪くも東の最果ての国。
環境がかなり違います。土地の環境も違うし言語も違います。
そういうところ向けにローカライズするにはコストがかかります。
そういう背景を知らずに要望ではなく文句ばかり言っていると撤退した方が良いとなります。
実際色んな国のメーカーが日本から撤退していきました。
そうなると安心して定価で本物を買える販路が無くなるんですよね。
これはかなり痛いです。
選択肢が無くなるんです。なのでファッションが好き、道具が好きな方はそのブランドの歴史や背景なども学んで皆が幸せになれるような求め方や生活に取り入れられるようにしていくのは大事ですね。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
その他関連記事も載せておきますので良かったら読んでください。
特にインソールの入れ方。
普段入れ慣れていないと適当にカットしてしまいがちですがちょっとした工夫で
よりフィット感が増すようになりますよ!