簡単Suede(スエード)靴のケア。
こんにちは！aishiです。
先日は年明けにスエード靴のケアをしました。
基本的にはスエード靴はお手入れが簡単ですね。
しっかりきちんとお手入れがしたい方は色々とプロの方が紹介している手順を真似するのが良いでしょう。靴のケアは人によって考え方や好みからアプローチの仕方が何通りかあったりします。
ここでは自分のやっている簡単でシンプルなスエードのケア方法を紹介。
1.まずはちゃちゃっと馬毛ブラシをかけて埃を落とします。
汚れが酷い場合はスエードケア用の消しゴムなどで汚れを落としても良いでしょう。
2.スエード用の起毛ブラシで全体的にブラッシングして表面を起毛させます。
3.スエード用の保革剤が入った防水スプレーを使ってケアします。
自分はエムモウブレイのスプレーを使ってます。
ひとつで革に栄養を与え防水、防汚をしてくれるので楽ちんです。
丁寧にやりたい方や拘りのある方は栄養スプレーと防水スプレーを分けてかけてあげても良いでしょう。
4.スエードの表面の起毛が寝てしまった場合は最後にスエード用のブラシで起毛させて終了です。スムースレーザーに比べて簡単ですね。
楽ちんケアです。
水にも汚れにも強くて使いやすい靴なのです。
自分は夏の日に素足で履く(または素足風に履く)事が多いですが不意の天候不良の時でも多少の雨や汚れにも強く、またスムースレザーだと全体的にキッチリし過ぎたり重く感じる印象を与えがちですが、
茶のスエード靴を素足で履くと全体的に軽くカジュアルな印象を与えるので足元が涼しげになります。
ちゃんとした革靴を履けば足元が蒸れて臭うなんて事もありませんよ。
勿論綺麗に履きたいなら帰ってきたらさっとアルコール水や除菌シートでさっと内側を拭いてやると良いでしょう。
※内張が合皮だったり化学繊維の革靴風の物は蒸れたり臭いが蓄積されがち。
おまけ
ファッションって割と間違った情報が現在でも溢れていますね。
それはファッションって感覚的な部分もあるので感覚だけで情報発信してる人も少なくないから。勿論感覚も大事なんですが基本的には何故そういう着こなしをするか？何故そういう着こなしのルールができたか？など歴史がある物なのです。
だからまずは感覚だよりになる前にそういうルーツを学んでみる、調べてみるのもとても大事。ダサいとかダサくないとか狭い世界の感覚に頼るよりお洒落を楽しむには洋服の歴史とか着こなし方を学んでみるのも大事です。
結局外見って中身が滲み出るものなので薄っぺらい感覚の内面では中々お洒落になれないのが現実ですね。ショップでもメディアでも数字や売上だけが大事で実際は服や靴に対して愛情を無くしてしまっている人達も少なくないですね。
なので結構嘘やデマ、勘違いの情報も多いです。勿論どんな人でも勘違いや間違いはあるのですがそういう指摘を受けた時にちゃんと学べるかどうかもとても大事だなと思います。
スエードの靴も結構間違った認識や情報も多いです。
例えばスエードは秋冬に履く物だとか。
これはその人の感覚や好みで言っているだけの間違った情報ですね。
勿論好みで秋冬だけに履きたい、夏には履きたくないというのもアリです。
ただし本来はスエードは履く季節を選ばない素材です。
スエードの靴はスムースレザーと比べると傷にも強く起毛しているので水にもスムースレザーと比べると多少強くて汚れにくく、足当たりも良い物なので季節関係なく昔から履かれています。
感覚ではなく歴史や世界中で履いてる人の足元を見てみると良いでしょう。
自分の若い頃だと湾岸戦争の頃の兵士の足元の軍靴がよく映像や写真で流れていましたが砂漠や暑い地域でもスエード素材の軍靴やブーツは履かれていますし暑苦しいというイメージはありません。
軍靴に限らずアウトドアでも街でもスエード素材の靴は季節を問わず多くの人に履かれています。
スエードが暑苦しいと感じてしまうのはたぶんまだまだスエード靴の履くシチュエーションを多く見たり触れた事がない事もひとつの大きな要因なのでしょう。
またお洒落が苦手な人や初心者にありがちなのが物単体でお洒落かどうかを判断しようとしてしまう事。
本来お洒落はトータルの着こなしでする物。
バランスや見せ方が大事なのでひとつのアイテムだけでお洒落かどうかなんて中々判断が付かない物ですね。
なのでお洒落が苦手な人や初心者の人は沢山いろんな人の着こなしを見たり、洋服の歴史を学んだりしてみるのがお洒落になる近道です。
良い物を沢山見たり触れたりするのも大事。
良いものは良いですからね。
沢山失敗して沢山学ぶのがお洒落への近道だと思いますし、別にそこまでお洒落にならなくてもお洒落を楽しんでいる行為自体に意味があると思うので楽しんでいきましょう。楽しんでるとやはり何事も上手くなりますしね。