ブラックバイト
これは削除してしまったアカウントの固定記事に加筆したものです。
①大学生の頃、初めてのアルバイトで塾の先生をしたが、酷いブラック労働だった。
少子化の影響で生徒数が減少しているので、赤字が出ないように無理なことが行われていた。
②冷暖房がなかった
生徒から冷暖房費を徴収していたが、冷房は先生が扇風機を持ってきて、暖房は先生が電気ストーブを持ってくることになっていた。
③テキストもコピー機もなかった
生徒からテキスト代とコピー代を徴収していたが、テキストは先生が持っているものをコンビニでコピーし、コピー代は先生が出していた。
④スリッパや文房具がなかった
備品代を生徒から徴収していたが、文房具類は先生が持ってきて、生徒は自分のスリッパを持ってきた。
⑤コンピューターで採点
コンピューターで採点すると称して、生徒からコンピューター代を徴収していたが、実際には、先生がポールペンで○✕をつけていた。
⑥洗濯と掃除
カーテンに手を触れるなという紙が貼ってあった。汚れると、洗濯代がかかるからだ。しかも「触れる」という漢字を間違えていた。塾なのに。掃除は先生が無償でしていた。
⑦交通費
交通費は支給されなかった。
⑧セクハラ
塾長は「中学生や高校生の男の子は、こういうのが好きだ。」と言って、女の子の写真を壁に貼った。
⑨生徒募集
塾長は「〇〇教室は、たくさん新規の生徒が入ってきたのに、ここは何だ。」と言った。だが、後から聞いたところ、その〇〇教室は、すでにつぶれてなくなっていた。
⑩採用
採用の面接の時、「先生は何人位いますか?」とたずねたところ、塾長から「40人くらい」という答えが返ってきた。実際には10人もいなかった。
⑪バッジ
生徒の証明だとして、1000円でバッジを売りつけていた。
⑫親との面談
塾長が親との面談で使う部屋には、本が置いてあったが、いつも同じページが開いてあった。
⑬給与
退職の時、給与が出なかった。
⑭顧問
塾長は「副塾長は顧問弁護士だ。」と言っていたが、実際には、働きながら税理士試験の勉強をしている人だった。