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奄美大島の発酵飲料「ミキ」を初めて作った!丁寧な時間。

ミキは奄美大島ではソウルドリンクで、乳酸菌がいっぱいの発酵飲料だ。
お米とさつまいもと市販のものは大概、砂糖が入っているらしい。

最初にミキを知ったのは、丁寧に生きている人のSNSへの投稿だった。
その人は新月と満月に作るのだという。
その丁寧な仕事をするときに感じるであろう心の豊かさ、静けさに関心を持った。

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屋久島帰りに立ち寄った鹿児島で、念願のミキを買えた。美味しい!
(このときのお味は甘酒に近い印象だった。)

益々関心を持っていたところ、教えてくださる方に出会い、ミキ作りに挑戦した。
材料はお米とさつまいも。

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丁寧にお米を洗う時間に、瞑想状態のようにぼーっとし始める。
手と手にお米をはさんで洗う。拝み洗いというのだそうだ。
水を入れるときもそっといれる。

本来は神様に捧げるお酒だから丁寧に。
自分も神聖な存在に感じていきそう。

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おかゆをつくり、すりおろした生のさつまいもを入れたらあとは発酵を待つ。

ぷつぷつと発酵の兆しが見えて以降、朝昼夜ミキをのぞき味見をしているうちに
「ミキはどうかな」とミキを考える時間が増え、まるでわが子のように感じた。

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途中、お出かけがあって冷蔵庫に入れたりしたので3日ほどかかった。
完成したミキはヨーグルトの上に浮いているホエーのような味だがほんのり甘くて美味しい。
教えてくださった方の家で少し飲ませていただいた味と近くてひとまず、ほっ。つぶつぶの食感も結構好きだ。

発酵食品を自分で作れるってうれしい。。。
作ってみて意外と簡単にできるのだなぁという印象。
これならずぼらなわたしにも継続できそうだ。

ミキは継続して作っていく中で家庭の味になっていくらしくそれも楽しみだ。
ただの腸活にとどまらない、ミキとの暮らしを楽しみたいなー。


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