オッス、オラDINKS! ①痛み
私がDINKS(夫婦共働き・選択子なし)になった理由。
それは、「痛いのが嫌いだから」です!!
以上!!!
これで終わるくらい、正直私は痛いことが大嫌いです。
えっそんなこと!?と思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、痛みは生物の最大の苦しみ。
それを心の底から拒絶するというのも不思議ではないのかな~と私は考えます。
というかそんな感じで頭良いっぽい理由にさせておいてください。
毎年の健康診断で行う採血の注射が死ぬほど嫌。
整体に興味があるけれど痛いのとかバキボキ音とか怖っっ。
歯医者さんの定期健診は数日前からよく眠れなくなるくらい憂鬱。
静電気の季節は本当に怖すぎてドアノブに触る前に深呼吸が必要。
なにはともあれ、痛いことが大嫌い!
その中でも出産というのは、今まで体験したことのないほどの痛さだというのはよく聞きますよね。
お鼻からスイカを出すような感覚ってほんと?
私、ちょっと硬くなっちゃった便を出す瞬間でさえ「痛くないかな、大丈夫かな……」ってドキドキしちゃうんですけど……。
伸びてしまった鼻毛を抜くだけで涙が出るときあるんですけど……。
お鼻からスイカを出すって……ほんと!!??
いやちょっと無理です。
「無痛分娩があるよ!」というお声。ありがとうございます。
でもまず麻酔を入れる点滴が痛いじゃんーーーー!!!
ごめん無理ーーーーーー!!
はい、救いようのない臆病なんです。
しかも近年、twitterやらの実録漫画やレポで「検査が痛い!!」という新事実も発覚。
ありがとうインターネット。
妊婦さんに検査があるのは知っていました。
ですがそれはもう無知なので、尿検査で陰性か陽性かを見たりエコーで赤ちゃんの育ち具合を見たり.......と、それくらいしか把握しておりませんでした。
しかし実際はなにやら痛いこともあるとかどうとか……。
「知らない方が幸せ」とはよく言いますが、私は「知識がなくて後で苦しむのは不幸せ」とも思うので、知ることが出来るこの世に感謝。
「は~い検査しますよ~」って言われていきなりめちゃめちゃ痛い思いをさせられたら、たぶん私はお医者様を恨むと思います。
完全なる逆恨みなんですけど。
しかもなんと、痛いことは死ぬ思いで出産をしたその後にも色々と続くらしいですよ。
えっ怖い……。
でもそれはそうですよね、無の状態から人間を一人生成し、それを足の付け根の穴っぽこから一生懸命出すのですもの、
終わって「あーおしまい!もう元気!」なわけはありませんからね。
世の父親よ、そこのところをきちんと分かっているのでしょうか。
産み終わった? じゃあ家事よろしく! なんてことになってはいないでしょうか。
まぁそういった世の男性(もちろん他のご家族も)への理解の無さに対する疑問はまた後日。
きっと私が今より無知で「痛いのは産むときだけだよ! 一瞬だよ! 忘れちゃうよ!」
という周りの声しか届かない世界で生きていたのなら、そんなものなのかな~と何も考えずに子供を設けていたかもしれない。
ですが、
刃物は危険だから正しい使用を!
こんな症状を放置していたら病気になりました皆も気を付けて!
災害のためにこんなことに備えて!
そんな注意喚起と同じように、「実は出産諸々こんなに痛い!」という情報が自分から求めなくても目に入るのです、なんと便利な世の中。
もちろん、情報を提供してくださった方が「なので産むのはやめたほうがいいよ!」
という意味で言ったわけではないのは重々承知です。
ですが私は「えっそうなの? 無理怖いやめとこ」と受け取りました。
受け取り方は自由ですからね!
出産育児の痛みを発信してくださるかた、ありがとう。
あなたのおかげで救われた人間がここにいます。
知らずに不幸になることを避けられました。
あとですね、お母さんが当時赤ちゃんだった弟に頭突きされて前歯がぐらついた事件がありました。
こ、こんなところにも痛みの落とし穴が……
一秒先はなにをするかわからない命と過ごす、それはもう常に痛みの心配があるといっても過言ではないのでは……。
なので、こういった痛い思いをしてまで子供を設け育てていらっしゃるかた、本当に凄いと思います。
お母さん、私や弟たちを産み育ててくれてありがとう。
ですが人は人、自分は自分。
私は臆病者なので嫌なことは極力せず、痛いことはできるならば避け、心穏やかに過ごしたい。
人生何が起こるかわからず、意図せずとんでもない痛みを負うことがあるかもしれません。
でも事前に知って避けられるものなるべく避けたい。
そんな理由で私はDINKSを選びました。
誰でもない自分の人生です、「痛いのが無理」それくらい単純な理由で生き方を決めたっていいんじゃないかな〜なんて。
とりあえず再来月の歯医者さんの定期検診がもう憂鬱です。
(歯医者さんの定期健診は自分の体の事を考えてちゃんと行く派)