【人間考察】仕事では成果を出せるのに、恋愛で自己表現ができないのは何故か
今日は、私の本来の得意分野である「人間の良さを引き出す」という観点から、気付きを備忘録として書いておこうと思います。
私は20年の仕事人生で、たくさんの結果を残しました。いわゆる、仕事における自己表現ってやつ。
売上も伸ばし、利益も出し、評価も受けてきた。周囲の目が向くことは、私にとって心地よいことだった。
もちろん、予算が達成できず、赤字になって、肩身が狭い思いもした。
それも含め、私は仕事で自己表現ができていた。
だから、今でも、前職の人たちとは良好な関係を続けています。
でも、男性を前にすると、そんな自信や情熱がヒュルルル~と姿を消し、持論を語ることもなく、アピールもできず、相手の良さも引き出すこともなく、「あ~またダメだった」と自己嫌悪に陥ることの繰り返し。
なんで私は、仕事だと意気揚々にできるのに、異性の前だと何もできないんだろう。
そんなジレンマを抱えながら、あるきっかけがあって変化が起こった。
以前までの私は消え去り、今は自信と情熱で異性の前でも堂々としていられるし、夫という人生で最高のパートナーを得ることができた。
そして、気が付いたら、私と同じような人がたくさんいることに気が付き、そこから抜け出せないでひたすらもがくキャリア女子の話を聴き続けている。
分かったこと
恋愛だとダメなんです私、という人は、たいてい、今を生きていない。
過去にとらわれ、未来を心配しすぎて、今目の前に起きている事象にプラスアルファで感情を乗っけてしまうので、今を見ていない。
今を生きていないから、何もできないんだ。
仕事は、今、今、今の連続。そして過去を分析し、未来を予測し、今動く。
動くから、結果が出る。そして、また過去を分析し、未来を予測して、違う動きを取る。
過去と未来が付きまとうという意味では恋愛と何が違うんだ?と思うかもしれないが、恋愛との違いは、
仕事は客観的な視点が多く入るので、自分の思いこみから抜けて、より正確に、より論理的に、過去と未来を分析しながら今を生きる必要がある、という点。
恋愛は、客観的な視点も、論理的な分析も入らず、主観による過去の思い込みと未来への心配だけなので、正確で論理的な「今」を生きることができない。
今を生きていない、つまり動けなくなるから、結果が出ない。
これの繰り返し。
本来、頑張り屋で情熱もあるキャリア女子が、仕事では成果を出そうと奔走できるのに、恋愛では自己表現ができないのは、このダブルスタンダードのような自分を許していないから、なのだ。
私は長年の独身期を経て、今は幸せな結婚生活を送っているが、唯一うまくいった恋愛、つまり今の夫とのあれこれの時は、常にアドバイザーを何人も持って、今の私を分析してもらい、色々な行動を繰り返して、今を生きていた。
アドバイザーとは、友人、部下、ちょっとスピ寄りの能力を持った後輩など、私が素直になれる相手だった。
あの時のたくさんの分析や指摘が、たくさんの行動を起こし、今に繋がっている。あの人たちに足を向けて寝られないし、一生恩人だと思っている。
ということで、恋愛に客観的で論理的な視点を入れ、今を生きる(行動する)ようになると、途端に自分というものが発揮しやすくなり、また将来の願望に対して素直に行動できたり、失敗を楽しめたり、というように仕事と同じような楽しみ方を恋愛でも出来るようになるようだ。
自分の人生でも実証済みであり、多くの友人や仲間にこのような言葉を届け続けた結果、恋愛に成功し、現在もピンク色の結婚生活を続けている人たちからも、今を生きる醍醐味を見せてもらっているから、この結果は間違いない。
どうやって、今を生きるのか?
これにはいくつかの方法がある。
私のようにアドバイザーになってくれそうな人がいる場合は、頼ると良い。
でも、ちゃんと自分のことをポジティブに導いてくれるという確証がある場合のみ!
それか、自分でやりたいなら、ワークシートなどを活用するのも良い。
世の中にはたくさんの便利なツールがあるので、自分と相性の良さそうなものを探して、それを使いながら、とにかく「今を生きる」努力をしてみる。
そうすると、今起きていることに余計な感情や不安がプラスオンしてこないで、シンプルに考えられるようになる。
そして、自分は今を生きるんだ!と言い続けるってのも大事。
人間の脳はすぐに過去と未来に旅をしがちなので、今を生きる!今を生きる!とブツブツ言い続けるのは、実は結構大事なことなんだよね。
未来は明るい!そう信じて、余計な感情とおさらばして、今を見て、今を生きると、自己表現できるようになります。
過去の私が教えてくれた気付きが、誰かの元に届きますように。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
武嶋 愛
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