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「人は悪魔に熱狂する」を読んで

「ゼロから始まるオンラインビジネス攻略」を視聴し始めてから、久し振りにビジネス関連の本を読んでいます。

その内の1冊が
人は悪魔に熱狂する〜悪魔と欲望の行動経済学
著者: 松本健太郎
出版社: 毎日新聞出版

見るからに怪しい表紙。

しかし、侮るなかれ。
数々の事例をヒット作や判断が、どういう背景で生まれているかを詳しく解説されているのである。

昨今はデータの時代。
データを集めて分析すれば、ヒット作が作れそうなもの。
でも、実際にはそううまくいかない。
それには人の心理、行動が影響しているようだ。

・マックがヘルシーなメニューを求める声にサラダマックを作ったら全然売れなかった。
・南アルプス天然水のペットボトルのラベルを鳥に変えたら売れなくなった。山の写真にしたら売れた。
・カイジが愛される理由
などなど。

「そうそう」ということから「なるほど」ということまで、興味ある事例が続き一気に読んでしまった。

ペルソナ設定だけでなく、こういう心理、行動も考えなければならないですね。
これをLPなどオファーにつなげられるように自分のものにしていきたいものです。

第1章 人は「強欲」な存在である 
「食べ放題」はなぜ人気なのか
ヒットは「不満」から生まれる
なぜ「意識高い系」はNewsPicsを使うのか 他
第2章 「怒り」が人を動かす 
大人はなぜ「正論」に怒るのか
「M―1グランプリ」はなぜ「炎上」したのか
「男女差別」というバズワード 他
第3章 人は「怠惰」な動物である 
ホリエモンの悪口はなぜウケるのか
「サボりたい」という人間のダークサイド 
「人間のクズ」はなぜ愛されるのか 他
第4章 言葉は人を騙す 
「キレイごと」はなぜ売れないのか
「煽り文句」はなぜ刺さるのか 
「新しい技術」はとにかく叩かれる 他
第5章 嘘は真実より美しい 
人は確率に騙される
なぜ日本人は「ランキング好き」なのか 
人は「信じたいもの」を信じる 他
第6章 人は「矛盾」に満ちている 
「しいたけ占い」はなぜ気分がアガるのか
『FACTFULNESS』は「ファクト」なのか 
「新型コロナウイルス」が巻き起こす「熱狂」 他 








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