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11月10日 セドナ6日目


朝食はオムレツ

アメリカのポテトはサワークリームを乗っけるのが主流らしい

今日は天気が崩れるらしくノンビリしようと思う

部屋を少し片付けたりした

娘はロッジのマイルスさんが相手してくれてインディアンフルートを吹いてあそんでる

午後ロッジのマスミさんの運転でアロマオイルのお店へ
妻が選んでるとき僕と娘は近くに馬がいたので触れ合う


その後ネイティヴアメリカンの物を色々売ってるお店に連れて行ってもらった

家用にドリームキャッチャーを買った

ロッジに戻りまたゆっくりとした時間

娘と風呂に入り、夕飯の買い出し

今日はロッジのマスミさんがよく行くジャンベサークルがあるので行くことに

急遽フェニックスから泊まりに来たおばちゃんとうちら家族で行く

ジャンベサークルって言ってたから習い事的な感じで、どこか公民館的な施設でやるんだと思ってたら
まさかのブルワリーでの演奏
Oak Creek Brewing

最高なんですけど!!!

ここのブルワリーは毎日のようにイベントを行っている

取り急ぎビールを1杯

「20hop(20種類のホップを使ったビール)」を注文
思ったほど苦くはなくすっきりとした味わい

色んな人が続々とジャンベを持ってきて集まる

誰かとも無く演奏が始まる
いい感じ
フリースタイルなんだとすぐ理解して思いっきり叩く
控えめな人達はユニゾンでベーシックとなるビートを刻むので僕は隙間を縫うような感じでインプロプレイ
長年ドラムをやっていたからこういった現場にいきなり対応できる力がついていたのは本当によかった

センターに立ってるおっちゃんはジャンベを2台固定してスティックで叩いてる

スティックで叩いているのでとにかく音がでかい
なのでセンターがこのジャンベサークルのコンダクター的な感じ
凄いノリがいい

みんなで曲の始まりも終わりもなく演奏するのは楽しい
上手いとか下手とか全く関係ない
バチッとシンクロする瞬間を肌で感じられる

1曲 (1曲とカウントするのはちょっと変だけど) 終わったらセンターのおっちゃんが僕のところに来て「スティックでのプレイは出来るか?」って聞いてきた
of course!」と答えセンターへ

思いっきり演奏する
叩かないお客さんたちは思い思いに過ごす
ビール飲むのは勿論だし、真ん中で踊りまくってる人たちもいる

凄いオープンな場所だ

1曲演奏し終わってかなり暑くなったのでTシャツに
踊ってた黒人のおっちゃんが「もう1曲叩きなよ」って
「of course!」

最初は少し力んじゃったけど感覚が大分掴めたので、次はもっとリラックスしてプレイ

ビール飲みながら演奏なんて最高

2曲演奏して大分喉が渇いたのでビールをおかわりして外へ一休みしに行く

外には焚き火用のサークルがあった
凄いブルワリーだな

色んな人に声かけられて今日は最後までいるのとか、Amazing!とか
ドラムどの位やってるの?」って聞かれて20年くらいって言ったら
え?歳は幾つ?」って言われ
37歳って言ったら「若く見え過ぎ」るって
ヒゲ伸ばしてもやっぱそう見られるんだな

またフロアにもどりジャンベを演奏

ここで一旦帰ろうとしたんだけど、ロッジのマスミさんの計らいでうちの家族とフェニックスから来たおばちゃんをロッジに送ってまた戻ってくるから演奏してて良いとの事
あと、これ以上飲まないために僕の財布は妻が持って帰った
アリゾナで手ぶらになったよ

その後もセンターで演奏したり
カウベルやブロックをセットしてる人がいたのでそれを借りてスティックで演奏


20時くらいに始まって22:30頃に終わった

終わったあとも色んな人に「Amazing 」言われたり「笑顔での演奏が凄くハッピーになったよ」って言ってもらえた。

中でもずっとセンターで踊り狂ってたおばちゃんには凄く言い寄られて
英語わかんないけど絶対口説かれてる気がしてたら、黒人のおっちゃんが「あと15分以内に帰らないと多分ヤバイよ、オマエお持ち帰りされるぞ、迎えはくるのか?」って心配された

その後マスミさんが迎えに来てくれたので無事ロッジに戻った

色んな人に「来週の演奏も来てくれ」って言われた
でも来週はもうセドナにはいないんだよな

言葉はまだまだ話せ無いけど、その言葉の壁は音で一瞬で越せた
やっぱ音楽は素晴らしいと実感出来た夜だった。


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