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どの魔女を目指す?あなたに合う魔女スタイルとは?


「魔女」と聞くと、どんなイメージが浮かびますか?森の中で祈りを捧げる姿?それとも、日常生活の中でさりげなく魔法を使う姿?実は、魔女にはさまざまなスタイルがあり、それぞれに独自の価値観や実践方法があるようです。

この記事では、「ペイガン」「ネオペイガン」「ウィッカ」「エクレクティック・ウィッチ」「現代魔女」という5つのカテゴリーについて解説します。さらに、セルフチェックを通じて、あなたがどの魔女のタイプに近いのかを診断できる内容をご用意しました。さあ、魔女の世界への扉を開きましょう!

また、ウィッカを選んで失敗した筆者の体験談から日本人に馴染みやすい魔女のスタイルも考察しています

この記事で以下のことがわかります。



魔女といっても実に様々なタイプがいます。あなたはどんな魔女を目指すのか、あなた自身はどの魔女なのか、知りたくありませんか?

ペイガン、ネオペイガン、ウィッカ、 エクレクティック・ウィッチ、現代魔女の違い

1. ペイガン(Pagan)

  • 定義:ペイガンは、キリスト教やイスラム教などの一神教以前に存在した多神教や自然崇拝を中心とした信仰体系を指します。ヨーロッパの古代宗教(ケルトや北欧神話など)や、自然と密接に関わる生活を重視する文化がある

    • 日本人に馴染みやすい点:自然崇拝という概念自体は、日本の神道や仏教の自然観とも共通点がある。

    2. ネオペイガン(Neo-Pagan)

    • 定義:ネオペイガンは、ペイガンの伝統を現代的に復興・再構築した信仰体系の総称です。ペイガンの要素を取り入れつつ、現代社会に合わせて柔軟に変化させている。

      • 代表例:ウィッカやドルイド主義もネオペイガンの一部とされる。

      3. ウィッカ(Wicca)

      • 定義:ウィッカは、20世紀中頃にイギリスのジェラルド・ガードナーによって体系化されたネオペイガンの一つです。自然崇拝を基盤とし、女神と角のある神を崇拝する信仰体系です。

        • 日本人に馴染みにくい点:神々への祈りや宗教的儀式が多く、日本人には少し負担に感じられることがある。

        4. エクレクティック・ウィッチ(Eclectic Witch)

        • 定義:エクレクティック・ウィッチは、特定の伝統や流派に縛られず、さまざまな魔女の要素を自由に取り入れて実践する魔女を指します。

          • 日本人に馴染みやすい点:形式に縛られないため、自由にアレンジが可能。

          5. 現代魔女(Modern Witch)

          • 定義:現代魔女は、特定の伝統や宗教に縛られず、個人のライフスタイルに合わせて魔術やスピリチュアルな実践を行う人々を指します。エクレクティック・ウィッチと重なる部分も多いですが、現代のテクノロジーや文化を取り入れる点が特徴です。

            • 日本人に馴染みやすい点:宗教的負担が少なく、日常生活に溶け込みやすい。


            ウィッカを選んで失敗した筆者の体験談

            1. ウィッカの魅力に惹かれて魔女の世界へ

            私が魔女の世界に興味を持ち始めたきっかけは、「魔術や儀式」に惹かれたことでした。ウィッカは、自然崇拝を基盤に持つ信仰体系であり、四季の移り変わりや月の満ち欠けを祝う儀式があることに魅力を感じました。また、魔術や呪文を通じて自然や宇宙のエネルギーとつながる体験ができるという点にも心を奪われました。

            最初は、ウィッカの魔術書を読み漁り、キャンドルやハーブを使った儀式を試してみることにワクワクしていました。月の満ち欠けを意識したり、サバト(季節の祭り)を祝ったりすることは、日常生活の中に特別なリズムを与えてくれるようで、とても新鮮でした。

            2. 挫折した理由:宗教的要素への違和感

            しかし、ウィッカを続けていく中で、次第に負担を感じるようになりました。その理由は、ウィッカの中で重要とされる「神々への祈り」や「儀式の形式」にありました。ウィッカでは、女神と角のある神という二元的な神々を崇拝することが基本とされていますが、特定の神を信仰することに馴染みのない筆者にとって、この部分が徐々に重荷となっていきました。

            例えば、毎日の生活の中で、神々への祈りや感謝を捧げることを習慣にしようとしましたが、忙しい日常の中でそれを続けるのは難しく、「祈りを忘れてしまった」「形式通りにできなかった」と自分を責めることもありました。さらに、儀式に必要な道具を揃えたり、時間を確保したりすることも次第に負担となり、魔術書を開く回数が減っていきました。

            3. 学び:現代魔女の自由さに気づく

            ウィッカを通じて得た学びも多くありましたが、筆者にとって重要だったのは、「魔女的な生き方はもっと自由であっていい」という気づきでした。ウィッカのように形式に縛られるのではなく、自分のライフスタイルや価値観に合った方法で魔女の実践を続けていくことが、自分にとっての「魔女らしさ」なのだと感じました。


            日本人に馴染みやすい現代魔女の種類

            日本人の多くは、宗教色が薄く、オカルティックな要素に抵抗を感じる傾向があるのではないでしょうか。そのため、以下の現代魔女スタイルが特に馴染みやすいと考えられます。

            1. グリーンウィッチ(Green Witch)

            • 特徴:自然や植物とのつながりを重視し、ハーブや花を使った魔術を行う。

            • 実践方法

              • ハーブティーを淹れる際に「癒し」や「元気」を意図する。

              • 家庭菜園で育てた植物を使ってお守りを作る。

            • 日本人に馴染みやすい理由:園芸やハーブ療法が好きな人には特に適している。

            2. キッチンウィッチ(Kitchen Witch)

            • 特徴:料理や家庭の中で魔術を実践する魔女。

            • 実践方法

              • 食材に意図を込めて料理を作る。

              • キッチンを聖域として扱い、調理中に感謝の気持ちを込める。

            • 日本人に馴染みやすい理由:和食文化や家庭料理の中に「意図」を込める考え方が自然に取り入れられる。

            3. ヒーリングウィッチ(Healing Witch)

            • 特徴:癒しや健康を目的に魔術を行う魔女。

            • 実践方法

              • ハーブやエッセンシャルオイルを使ったヒーリング。

              • 瞑想やヨガを取り入れる。

            • 日本人に馴染みやすい理由:健康志向や自然療法への関心が高い日本人に適しているのではないでしょうか。

            4.クリスタルウィッチ(Crystal Witch)

            • 特徴:クリスタル(天然石や鉱石)のエネルギーを活用した魔術を中心に実践する魔女

            • 実践方法

              • クリスタルヒーリング

              • クリスタルを使った魔術

              • クリスタルグリッドの作成

              • 日本人に馴染みやすい理由

                • パワーストーンブレスレットや天然石アクセサリーはすでに一般的で、多くの人が気軽に取り入れています。

            そのほかにも、様々な種類の魔女が存在するようです。


            次は、【あなたはどの魔女?!魔女タイプチェックシート】
            ペイガン、ネオペイガン、ウィッカ、エクレクティック・ウィッチ、現代魔女、
            あなたが目指す魔女はどれなのか、すでに魔女修行をされているあなたも、どの魔女なのか簡単にチェックできるチェック表です。診断結果はあくまで一例ですが、自分はどんな魔女なのだと客観的に見つめ直すことで見えてくるものもあるかもしれません。タイプ別の特徴の詳細や実践方法もまとめました。どのように魔女修行を進めていくか迷っている方に何かヒントになることが詰まっています。ぜひご活用くださいね。

            あなたはどの魔女?!魔女タイプチェックシート

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