夏休み終了とさようならタイキシャトル
私の短い夏休み最終日。
朝一、とある素晴らしい最強マイラーだったお馬の訃報から。
いつも通り過ごしていつも通り眠って、そのまま永遠に眠ってしまった。
なんせ歳も歳なのでこれはこれで驚きはしない。
悲しい事寂しい事ではあるけれど。
乱暴な表現を用いればいわば「ピンピンコロリ」な状態で、皆に惜しまれながらそれでいて迷惑をかける事もなく、人間もそうありたいと願う旅立ち方で逝ったのだなあと。
タイキシャトルは同じ引退馬のメイショウドトウと一緒に北海道・日高のノーザンレイクさんという小さな牧場でとても穏やかな余生を過ごしていた。
とても小さい牧場だけど、馬の手入れに関してはレジェンドクラスの元JRAの厩務員さんとそのパートナーさんに丁寧にお世話されて、結構な歳のジイさんとは思えない、シレっとレースに出て来そうな程のピカピカでプリップリの馬体をしていた。
そのジィさんらしからぬあまりに艶やかな尾花栗毛の馬体があんまりにも映えるものだから、最近では結構な数の取材が来ていたもよう。
私としても次回北海道旅行の際は是非ノーザンレイクさんに(正しい見学申し込みを経て)などと思っていたのだが、このピカピカでプリプリのおじいさんに永遠に会えなくなってしまったのは悲しい事だ。
そして今日で夏休みが終わりなのでお腹が痛いです。
出勤つら…