最高のテレキャスター
どうもロックが好きなボカロPの本田あいるです。今回は『ないものねだり』のカバーで使用したFender Made in japan Modern Telecasterについて書いていきたいと思います。
Fender Made in japan Modern Telecaster
このギターは2019年に発売されたモデルで「弾きやすくてモダンなギター」をコンセプトに制作されました。ボディは3Pのアルダーで構成されており、剛性を高め弦の振動もよく伝えてくれます。更にヴィンテージタイプのテレキャスは背面が平坦なのに対して、このギターはコンター加工が施されているため脇腹に角が当たるのを防いでくれます。
ネック&ペグ
メイプルネックのローズウッド指板にミディアムジャンボフレットの使用はレガートを多用するようなテクニカルな演奏に最適です。更にハイフレットになるほど指板が平坦になるコンパウンドラディアス仕様になっており弦高をかなり下げたセッティングも可能です。
ペグはロック式になっていて弦交換がメッチャ楽に行えます。僕は綺麗に巻けないと何回もやり直していたので1番嬉しいポイントですね。チューニング精度も高いので2時間くらい弾きまくっても全然狂わないのが逆に怖い…。
ネックジョイントはヒールカットされているので僕のように小さい人でも22Fまで楽に指が届きます。以前所有していたレスポールでは親指をネックから離した状態で弾いていたました。小さい部分ですが弾きやすいは正義です。
ピックアップ&ブリッジ
American Eliteシリーズと同じ第4世代のノイズレスピックアップが搭載されており、強く歪ませても芯のあるクリアな音が出せます。DTMerとしてはノイズが気になるので『シングルコイルでありながらノイズが少ない』は嬉しいですね。邦ロックのジャキジャキしたクランチサウンドにピッタリです。ピックアップセレクターをセンターにしてトーンノブを引っ張ると疑似ハムバッカーサウンドまで出せちゃいます。本物のハムバッカーとは違いますがバリエーションの1つとしては使える音だと思います。
テレキャスターの最大の弱点は3wayブリッジによるオクターブ調整の難しさだと思います。他社から色んな改良品が出ていますが、やっぱり6wayの方が調整しやすいです。テレキャスぽさは少し失われますが実用的です。
まとめ
弾きやすくて実用的なテレキャスターが欲しい人には最適なモデルだと思います。似たようなスペックでUSA製のUltraシリーズがありますが価格が10万くらい上がってしまいます。コスパを考慮すれば僕にとって最高のテレキャスターです。
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