Mac MiniでDTMをやってみた
ボカロPの本田あいるです。
今回は新しく購入したパソコンについて書いていきたいと思います。
Mac Mini M2モデル
今回購入したのは2023年製のMac Miniです。M2チップを搭載していてメモリ24GB、ストレージ512GBのカスタムモデルです。価格は新品で17万円ほどでMacにしては低価格なデスクトップモデルになります。同じようなスペックのMac Book Airは23万円ほどするので出先などでDTMをする予定がない人にはお勧めのモデルになります。僕は中古で12万円で購入しました。
メモリ
PCを選ぶ時に一番悩むのがメモリです。一般的にDTMで使用するなら16GBは必要だと言われています。ただし16GBを積んでいてもCPU負荷の高いプラグインを多数使用するようなプロジェクトでは「プツプツ」とノイズが出てしまい音のチェックも難しくなります。そうなるとソフト音源をオーディオに変換するなどの工夫が必要になります。
特にMacの場合は購入後のカスタマイズが不可能なので選択を間違えると「全然作業が進まない」なんて事になってしまいます。新しいプラグインを使ったり、動画編集などの高負荷な作業も行いたい人は32GBモデルを選択することをおすすめします。
僕の場合はバンドサウンド主体の楽曲が多く、動画編集もMV制作ぐらいしか使わないので中間にあたる24GBにしました。2週間ほど使用していますが問題なくDTMできています。
ストレージ
DTMの音源は容量が多くなりがちで安心して使いたいなら2TBは必要になると思います。しかしMac本体のストレージを2TBまで増設するとかなり高額になります。爆速の内蔵SSDは魅力的ですが、今回は外付けSSDを併用する前提で512GBのモデルを選択しました。ただNative InstrumentsのKOMPLETEだけでも1TBほど埋まったので、4TBにすれば良かったなと少し後悔しています。
接続端子
接続できるポートは少なめでThunderbolt 4×2、USB-A×2、HDMI、Ethernet、3.5mmヘッドフォン端子となっています。接続機器が多い人はハブを用意する必要があるので注意が必要です。僕はARTRIA Audio Fuse2をハブにしてMIDIキーボートなどを繋いでいます。
Logic Pro 11
Macを購入した一番の動機がLogic Proの大型アップデートにあります。
ここ5年ほどStudio Oneをメインにしていますが、それ以前はLogicユーザーだったので凄く気になっていたんですよね。しかし我が家のiMac2012では最新のLogicに対応していないのでモヤモヤしていました。
しかしメインで使用しているPCのヒンジが折れたこと、Logicのアップデートが無料だったことで少し高くてもMacを買う決心がつきました。
ドラム、ベース、キーボードをAIが自動演奏してくれるSession Playersや自動でマスタリングしてくれるMastaring Assistantなどは初心者にとって非常に使いやすく作曲の大きな助けになると思います。
その他にも曲をパートごとに分離するStem Splitter、アナログ機器のリアルな歪みを再現するChromaGlowなど気になる機能がテンコ盛りです。
簡単なレビュー動画です
まとめ
Mac Miniはコスパが良く高性能なMacが欲しいDTMerにおすすめのモデルです。ただ注意点としてAppleシリコンに対応していない古いプラグインが使えなくなる可能性があるので購入する前に必ず確認することをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?