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HEADRUSH MX5は最高のマルチエフェクターかもしれない

久しぶりに記事を書いてます。本田あいると申します。今回は先日発売されたばかりのHEADRUSH MX5のレビューを書いていきたいと思います。

①HEADRUSHてどんなメーカー?

僕もここ何年かで知ったメーカーだったのですが調べてみるとEleven Rackという有名なギターのラックシステムを作ったチームが立ち上げたブランドのようです。アンプのモデリングで高い評価を受けているメーカーのようです。

②MX5てどんな製品?

簡単に言うとタッチパネルで操作できるマルチエフェクターです。内臓されているアンプとエフェクターを使用して音を作りこんでいきます。そしてこのMX5の凄い所は同社のフラッグシップマルチであるPEDAL BOARDと全く同じ音が出せることです。新品で13万円以上していたマルチの音が6万円で再現できるって頭おかしいですよね。PEDAL BOARDが売れなくなる気がして心配です。

③LINE6 HX STOMPとの比較

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MX5と同じような価格帯の製品でライバル機種になるのはLINE6POD GOHX STOMPになるかなと思います。僕もここ2年ほどはHX STOMPを愛用していたので比較していきたいと思います。

大きさに関してはHX STOMPの圧勝です。PCの横に置いて作業するDTMerにはサイズが重要だと思います。MX5はペダルがついているので仕方ない部分ではあります。

一番重要な音に関してはどちらも甲乙つけがたいです。HX STOMPはノイズに強くテレキャスを激しく歪ませてもほとんどノイズが入りません。対してMX5はアナログライクな音でノイズは多少出ますがしっかりとDAWで処理すれば問題ないレベルだと思います。個人的にはMX5の方がリアルな音に感じますが、どちらもプロがライブで使用するようなレベルのサウンドなので好みの問題だと思います。

操作性に関してはMX5の方が優れていると思います。タッチパネルとダイヤルを使用して直観的に操作できるので音作りが楽です。対してHX STOMPは手がフットスイッチに触れてしまうとディレイの設定に切り替わってしまうのでイライラします。パッチを編集する時はPCのアプリを使っているので面倒くさいと

DSP能力もMX5の方が優れています。HX STOMPはIRが1つしか使えないのに対してMX5は2つ使用できるので音作りの幅が広がります。MX5はPEDAL BOARDと全く同じプリセットが使えるのに対してHX STOMPはHelixと同じプリセットは使えないのが大きな違いだと思います。ただエフェクターの質はHX STOMPの方が高いのでエフェクターを多用した変態的なサウンドを作りたい人には向いてないかもしれません。

MX5はどんな人におすすめ?

僕のようなDTMをしているギタリストにはメッチャ合うんじゃないかと思います。リアンプ機能で後から音作りすることも出来るので作業効率が上がります。マルチに慣れていない人もプリセットが充実していて音作りが分かりやすいのでおすすめですね。

最後にMX5を使用して作った動画を貼っておきます。歪んだギターがMX5の音になります。

ちなみに使用したのはSOLDANOのモデリングです。簡単に良い音が作れる最高のマルチだと思います。

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