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忘備録 雑感:R6.5

「書く習慣アプリ 忘備録」であげている小話の
 単体裏話とか。
 今回分の本編(?)はこちら↓

*全部についてではありません。また時系列が下から
 です。(見出し参照)
*書いた時の意図とか元ネタとかそういう話が
 メインです。見なくても全く支障ありません。
*「SF(少し・不穏)」#とは
*順次適当に追加・修正予定。

*なんで有料記事?
 :黙って解釈お任せするのが華 vs きちんと思考を
  提示したい という2大勢力の殴り合いの結果
  「有料記事であるということ」を一種の線引きと
  した、気になる人だけ読んでねの気持ち。
 :なので全文無料で問題なく読めます。

R6.5 カラフル・優しくしないで・二人だけの秘密・耳を澄ますと・忘れられない、いつまでも・モンシロチョウ・愛を叫ぶ・失われた時間・風に身をまかせ・後悔・愛があれば何でもできる?・恋物語・突然の別れ・透明・また明日・逃れられない・降りやまない雨・月に願いを・天国と地獄・半袖・「ごめんね」・終わりなき旅


●終わりなき旅
 ・自然の循環、あるいは幸福へのバタフライ
  エフェクトの話
 ・小学校で習っただろう「水の循環」の話が、
  何となくずっと心に残り続けています。
  この概念に、何かしらの救済を受けたような気が
  してならないです。

●「ごめんね」
 ・行方不明になった友の淋しさで動物を拾った人と、
  動物に生まれ変わって友に会いに来たひとの話
 ・直ぐに生まれ変わり、心残りに再会できた。
  大破格ではありますが、それでも。
  このひとが得られた奇跡は其処迄です。

●半袖
 ・友を引いた死者と、友に引かれた生者の話
 ・生者に対するスタンツが(此方はどうしようもない
  とはいえ、)<降りやまない雨>と対な感じが
  します。
 ・全部察して抵抗なく受け入れただけ、生者に
  肉体としての苦痛はありませんでした。
  それが、魂を引いてしまった死者にとって、
  救いになるわけではありませんが。

●天国と地獄
 ・運動会のBGMの話
 ・イベントとかでよく聞くクラシック系BGMって、
  気軽に思い出せる割に調べると結構凄い題名してる
  ことありますよね。

●月に願いを
 ・人狼を力尽くで捩じ伏せる人の、月下の願い事の話
 ・月に代わっての物語は軽くしか知らないので、
  物語上に何か意味がありましたらすみません。
 ・というか大好きな状況なので気付かなかった
  ですけど、大きな狼を単身人力で捩じ伏せた上、
  撫でながらマイペースに会話できるこのヒト
  強過ぎやしませんかね。

●降りやまない雨
 ・盆帰りをした幽霊と、還ってほしくない生者の話
 ・近年は胡瓜の馬も茄子の牛も作らない、
  迎えも送りも火を焚かないお家もありますけど、
  それでも行き帰りができているなら、この生者の
  願いなんて何の意味もないんですね。  

●逃れられない
 ・お気に入りの魂で遊ぶこどもの話
 ・人間って造りは繊細な癖に下手に丈夫だから……。
  (星の造りが壊れにくいかといえばまぁその、はい)

●また明日
 ・一夜の夢の話
 ・時々「前にも見た記憶がある夢」を見るのですが、
  本当に前にも見たのか、そういう前提があった
  だけの初めての夢だったのか、いつも分からなく
  なります。

●透明
 ・産まれた子供に贈る母の愛
  あるいは、宇宙へ旅立つ命を見送る、母なる星の話
 ・羊水と水&空気ですね。
 ・次に身体を満たす透明は、
  愛の形は何になるでしょうかね。

●突然の別れ
 ・エレベーターの事故で亡くなった人と、誰かの話
 ・ちょっと色んな事故の話とか創作上の事件とかの
  記憶が混ざってる気配がものすごくします。
  (この背景と状況って多分あっても箱内で
   大怪我で済むレベルだよな…?よっぽど打ち
   どころ悪かったな…?)
 ・色んな事故を経て今の安全対策が取られているん
  だよなぁ、と思います。
  本来、必要であってはいけない犠牲ですけれども。

●恋物語
 ・「恋愛感情」の実在を信じていなかった人の話
 ・自分がアロマンティック(他者に恋愛感情を
  抱かないセクシャリティ)じゃないかと思った
  のが、この思考に気付いた時でした。
  ……まぁ、他者に興味が無さ過ぎる自覚もある
  ので、そちらの影響かもしれませんが

●愛があれば何でもできる?
 ・世界を守るために、己の愛を縊った人の話。
 ・クトゥルフ神話TRPGの探索者を思い出して
  書きました。
 ・自分が他者に強いた犠牲は、己もまた受け入れ
  なければならない、ダブルスタンダード絶許主義者
  です。
  かなしいね。

●後悔
 ・大切な人の喪失を受け入れられない人の話
 ・昔、二次創作で書いた話をふと思い出して
  書き直しました。
 ・「当然」という名の「大切」は失わないと
  気付かないとはよく言いますが。失って尚それを
  認められない以上、思考に常に故人が居続ける
  代わりに、ずっと墓参りには行くことが
  出来ません。
  それを「ふこう」と呼べるのか否かは、当人にしか
  分かりませんが。

●風に身をまかせ
 ・星が滅ぶ前に、自ら死を選択する二人の話
 ・ここから何故か時々星が滅ぶ話が入り始めてる
  なぁと…。
 ・実際こういう時、最期まで待ち続ける人と、
  自ら最期を選びつくる人と、どちらが賢く
  どちらが正しいのかなとふと思いました。
 ・いや、はい……風に身を任せてる状況がマジで
  投身自殺以外に出てこなかったんです……

●失われた時間
 ・砂時計を止めたかった人の話
 ・過剰に平仮名を重ねる表現が地味に好きです。
 ・砂に削れ果てて、このヒトには果たして
  何が残ったのでしょうかね

●愛を叫ぶ
 ・塗り潰す鮮やかさと恋心の話
 ・普段、お題は文章の下に入れる形にしているので、
  この形式だと文章が若干半端になって残念。
 ・ただただ勢いで書いた節がありますが、この勢いが
  割と好きです

●モンシロチョウ
 ・あまりに簡単な残酷の話
 ・小さい頃、正面衝突したトンボを払い落とした
  結果、手の中でバラバラになった記憶が、
  あります…… (軽度のトラウマ)
  通学途中で蝶がバラバラにされていたことも、
  後輩が無意味に蛙を殺していたこともあります…。
  当然自分だって蟻や赤ダニを潰してた記憶が
  あります…。 (ある意味での暗黒歴史)
 ・実際のところ、触っただけでは飛べなくなるほど
  鱗粉が取れるわけではないらしいです。
  (書いてるときに調べた)
 ・とはいえ、己で無いモノに触れる時は十分に
  注意しましょうか

●忘れられない、いつまでも
 ・強くて格好良かった「あの人」の死を絶対に
  許さず認めない「私」
  或いは、己が身を作り替えることで故人を
  蘇らせる話
 ・そろそろ数えるのが面倒になってきた過去創作
  キャラシリーズ。
  とはいえ、よく出てくる二人とは違う二人(一人)
  ですが。

●耳を澄ますと
 ・肝試しをしてしまった人の話
 ・こういう意味怖系の話は明るい時間に読むのは
  好きですね。

●二人だけの秘密
 ・禁断の果実と楽園追放の話
 ・蛇もいるから二人と一匹じゃんと後で気付いた。

●優しくしないで
 ・「悪い子」の自覚がある君と
  「優しい人」の認識のある私の話
 ・認知の歪みでどうしようもなく嚙み合わないのは
  所謂かわいそ可愛い系だと思ってる節があります。
  可愛いね。

●カラフル
 ・心中の話
 ・音「色」が沢山あればそれはカラフルじゃね?が
  スタートでした。
  そう、最初は2段目までの筈だったんです。
  屋鳴りと共振さえ思い出さなければな!!
  (劇場の跡地に佇む)
 ・音以外でどうやって音を表すかを考えるのが
 楽しかったです。

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言葉や概念や思考を 喰らい取り込んでいく所存