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PLOのプリフロップ~RFI編~

はじめに

※2023/06/06追記
50PLOのRFIのCSVファイルを追加しました。

こちらの記事を読んでいただきありがとうございます。
airriderjpという名前でプレイしています。
普段PokerStarsの25PLOzをプレイしています。

以前、UTGのプリフロップのオープンハンドを雑に羅列した記事を書きました。(多分95%くらいの正確性)

その記事ではなぜそのハンドがオープンなのかとか、どういった傾向のハンドをオープンするのかといったようなことを全然書いておらず、このハンドはオープンしてね!みたいな感じの記事だったので、

今回はPLOTrainerを利用してPLOのプリフロップのソリューションをもとにどういったハンドをオープンしているのか、またどういった傾向があるのかを考察していきます。あくまで経験上での話になるので導かれたソリューションがどのような意図でオープンしているかを保証するものではありません。

記事は適宜追加や修正していこうと思います。

また、表記の方法として、
シングルスーツ・・・ss
シングルスーツ(3枚版)・・・ts
ダブルスーツ・・・ds
レインボー・・・r
を利用します。


ステップ1 ~ハンドを分類する~

以前、PLOのプリフロップに関する記事を書いたことがありますが、今見てみるとかなり浅いなぁと感じます。(※チップを投げて頂いているため削除できない)

ただこの記事にも重要なことが書いてあり、PLO特有のハンドの性質について切り分ける項目があります。

そこについてもう少し踏み込んで分類をし、実際にPLOTrainerのソリューションを確認して大体合っていればオッケーがどれくらいなのかという”大体”の部分の感覚をつかんでいただければと思います。


ハンド分類

  • シングルスート

  • ダブルスート

  • レインボー

  • ポケットペア

  • ダブルポケットペア

  • トリップス(クワッズ)

  • ハイカード

  • コネクター

  • ランダウン

ざっくり上記のようなハンド分類をすることができます。
テキサスホールデムには存在しない用語もあるかと思いますので以下で補足します。

シングルスートの例①
シングルスートの例②
※便宜上トリプルスートと呼んだりします。
ダブルスートの例
レインボーの例
ポケットペアの例
ダブルポケットペアの例
トリップスの例
ランダウンの例
※主に4枚がコネクトしているものを指します。

ざっくりとハンド分類をしてみました。
UTG~BTNでオープンする際にはUTG~BTNにかけて上記で挙げた要素が
複数要素必要なものから単一でもオープンできるような広さになっていくイメージになります。


要素分類

では、ハンド分類で挙げた要素を要素の傾向が似ている塊としてみてみましょう。

スート絡み
シングルスート、ダブルスート、レインボー

ペア絡み
ポケットペア、ダブルポケットペア、トリップス、クワッズ

ハイカード絡み
Aハイ、Kハイ、・・・

コネクター
2枚コネクター、3枚コネクター、ガットコネクター、ランダウン、パーフェクトランダウン

塊で見ると、4つの大きい親要素に分類できることが分かると思います。


ハンド要素をさらに分類

そしてさらにこの子要素についてもさらに細かく見てみましょう。

例えば、ポケットペアだけに焦点を当てると、当然強い順に
AA>KK>QQ>・・・となっていきます。

続いてスートに関する部分について焦点を当てると、強い順に
AXs>KXs>QXs>・・・となっていきます。

コネクトに関する部分でいうと、ここは評価がそれぞれ分かれるところですが、ハイカードのコネクトが当然強く、ガットコネクトより、隣り合わせのコネクトの方が強いです。

となると、どういう要素でハンドのオープンできる要素が決まっていくかというと、4つの大きな要素を多く含んでいるものから順に選ばれていくことになります。

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