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YouTuberの怪物くんについて

以前怪物くんチャンネルは毎週楽しみにするぐらいに好きで全部見たと言ってもいいぐらいだった。

だが、相方の上田さんがいなくなってからコンテンツとしてまったく刺さらなくなり、もう完全に忘れつつある。
上田さんが始めた新しいチャンネルも最初は観たものの自分には合わなくなって観るのをやめた。個人的に三人目の人間が生理的に受けつけない。これは俺の問題だ。

それにしてもこれはなんなのだろうか?なぜここまで急につまらなく思えてしまうのか、それについて自分は疑問に思っていてある程度ハッキリさせたいところがある。

今まで、ただ酒を飲むとか、大食いをすると言った動画を配信していて怪物くんという人が馬鹿なことをして、上田氏からツッコミが入ったりなど単純にただ楽しい動画だった。
思うのだが、これを普通に他の人間がやったところで面白くはならない。なにか計算しきれない、編集技術があったんだろう。ただ、それがなくなったところでここまで失望するするようになるのだろうか?

今まで見てきたものではなくなってしまったし、それがもとに戻ることは二度となくなってしまったように思える。

何がいけなかったといえば怪物くんが邪悪だということが事実になりつつあり、それによって笑えなくなってしまったことが大きいだろう。
最も好感度が高く動画のほとんどを一人で作っていた上田さんと仲違い、というか呆れさせてしまったのが大きい。あまりにも当然な結果ではあるのだが。
そして邪悪な人間は笑えない、人は嫌いな人間を本質的に受け入れない。それに加えて明らかに人間的に劣っていることがわかってしまった。芸人なんてクズでいいぐらいなのだがそれは人を笑わせた上での話で、人を笑わせられなければ終わりかもしれない。

どうすれば人を笑顔にできるのか、痩せることか、とにかく挑戦することか。人はちゃんと見てるよ、ポーズかそうでないかは細部に表れる。だから本当はやりたくもないことを無理やりやって誰かを笑わせられることなんてできないのかもしれないね。ただその上でその間違った点をすべて直したところで人を笑顔にはできない気がする。これは本当に視聴者の問題であるからどうしようもないのだが視聴者が彼に何を求めていたかといえば、自分よりも劣った微笑ましい馬鹿が同じような仲間と一緒に楽しく毎日を送っているのがただ見たかっただけなんじゃないかなと思う。

状況が変わった今もボケ続けるのは適当ではないが、中学生で全てが止まったように見える人間にそのような期待を求めるのは酷なもの。
人気ものになりたい、金持ちになりたいそうした願望を満たすには素人目にも足りないことがわかる。実力がはっきりした今が頂点でそこから落ちるしかない気がする。

一度嫌われた人間が好かれるのは難しい、どうすれば嫌いになった人間を好きになれるのか教えてほしいぐらいだ。

YouTuberってのは大変な仕事だね。視聴者にあれこれ思考させたり、流行り廃りもあり自分自身を切り売りしてるようなもんだ。視聴者も時が経つにつれてステージを上がっていくわけだし長く続けるものではない気がする、長く続けるのなら単純で強い刺激のものではなく、別の作り方があるのだろう。人を惹きつける魅力とはなんなのだろうな


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