ウイルスも分解!抗菌・防臭カーテン「airpulic」誕生秘話
こんにちは。airpulic(エアピュリック)ECサイト店員のyakaです。
滋賀県でオーダーカーテン製造を営む有限会社インテリアナガオカが抗菌・防臭をカーテンに施す技術(特許取得済)を使用して販売している「airpulic(エアピュリック)」。
今では大手介護施設、病院、保育園にも使用され、一般家庭にもECサイトを通してお求めいただいています。
コロナウイルスの分解効果も認められたことで、よりニーズが高まっている高品質・高性能カーテンですが、どんな風にしてairpulicが生まれたのか?
新人の私がカーテン職人兼店長のhosodaに聞いた誕生秘話をお伝えします♪
高品質なのに需要が下がるオーダーカーテン
有限会社インテリアナガオカはインテリアメーカーの下請け業を主とした経営を30年以上行ってきました。
縫製業として、どこにも負けない美しいカーテンを心がけて作り続けています。
ただ、外国輸入カーテンの台頭、マンションぐらしの拡大などで緩やかにカーテンの販売価格はさがり続け、カーテン製造業の多くが今では苦境に立っています。
安く販売するには規定サイズのカーテンを大量に製造し、大量に販売する流れが必須なので、市場も低価格商品の流通が増える中、オーダーカーテンの需要が低下していることに経営陣はずいぶん前から危機感を覚えていました。
ネットカーテンの台頭
低価格・大量製造の流れは止まらず、今ではECサイトや大型家具店で安いカーテンはいくらでも販売されています。
仕立てるカーテンの衰退を危惧したインテリアナガオカの経営陣は
縫製を活かした新たな価値ある商品が生み出せないか?
そう考え、さまざまなことを試しました。
その中でたどり着いたのか「光触媒・抗菌カーテン」です。
光触媒とは・・・
光触媒効果が施された表面に太陽や蛍光灯などの光が当たると、接触した面で強力な酸化力が生まれます。
これにより、有機化合物や細菌などの有害物質を除去する「セルフクリーニング機能」をカーテンが発揮します。
通常は光を大量に当てることができる住宅やビルの壁面に使用するのですが、この技術をカーテンに採用したことで特許を取得できる発明となり、その技術を施したカーテンを販売する「airpulic」ブランドを立ち上げました。
滋賀県立大学との共同開発
もちろんインテリアナガオカは縫製業社なので、光触媒カーテンを生み出すためには自分たちだけではどうしていいのかわかりません。
そこで、地元、滋賀県立大学の秋山先生が光触媒の研究していたため協力していただくようお願いしました。
先生も「カーテンは常に光が接触する窓に吊るされているのでいけるかもしれない」と考え、開発に協力してくださいました。
苦節3年、2018年にカーテンに光触媒を施す技術が誕生しました。
クリーンさが求められる時代
誰も予想できなかったことですが、コロナウイルス感染症により今世界はかつてないほど「除菌」に関心が集まっています。
同じ製品でも抗菌や除菌といった作用が施されていると無意識のうちにそちらを購入する人も増えているのではないでしょうか?
また、コロナウイルス感染症だけではなく、大気汚染、PM2.5、花粉といった有害物質も増えています。
その中で、インテリアカーテンとして窓に設置するだけで抗菌・防臭の空気清浄作用がある「airpulic」に注目が集まり、口コミで大手介護施設、病院、学校、ホテルなどにご利用いただくまでになりました。
2020年にはECサイト開設。
一般の方のお部屋にも「airpulic」カーテンが使用されるようになり、
「なかなか洗うこと出来ないカーテンなのでこのような機能が付いていることは、非常にうれしいです。 また以前使っていたカーテンは既製品のため、若干短かったり、長かったりしていましたが、さすがオーダーカーテンとばかりに、ピタッとしたサイズで見ていて気持ちがいいです。」
「やはり良いものは良いのだと感じることができました。 これから購入を検討されている方は、一度相談してみて検討すべきだと思います。」
「カーテンの縫製はもちろんのこと、梱包や対応、どれをとってもとても素晴らしかったです。生地サンプルを沢山頂いて決めたので、イメージ通りの仕上がりとなり、部屋の雰囲気にとても合いました。カーテン選びで迷っている方がいたら、間違いなくインテリアナガオカさんをおすすめしたいです!」
など、今までのBtoB経営では聞くことができなかった購入者のみなさんの声を聞くことができとても励みになっています。
これからも清潔で美しいカーテンを届けていけるようにスタッフ一同丁寧にカーテンを作っていきたいと思います。
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