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note、はじめました クリーンシート(無失点)について
so-net blogを持っているんですが、2年前にSS blogに譲渡されたらしく、移管期限も切れてしまい、更新ができないというね。私の体たらくなんですが。
ブログ投稿は松本山雅がJリーグ参入してからとんとご無沙汰。プロリーグということもあり、酔った勢いで書いちゃうと色々あれですし、このご時世だと炎上間違いなしなのでご無沙汰で正解だったかもですが…。
それでもnoteをはじめるのは、松本山雅が節目を迎えていて、その時の思いを残しておこうと思っただけです。ツイッターもやってますが、文字制限あるので、少し長めバージョンという感じで。試合で見たこと聞いたこと感じたことなど。写真掲載は特にせず、です。スポンサー紹介とかはしちゃうかも。
今回は山雅の失点について。クリーンシートといった方が良いのかな。
ツイッターで「名波監督になってから28試合で無失点は1試合のみ」という投稿を見ました。
2020年から成績不振だと思っているので、その辺りを調べてみました。
<クリーンシート(無失点)試合数>
2020年 J2
布監督 21戦4勝7分10敗 中 4試合(3勝1分)
柴田監督 21戦9勝8分4敗 中 8試合(5勝3分)
2021年 J2
柴田監督 19戦4勝7分8敗 中 6試合(1勝5分)
名波監督 23戦3勝6分14敗 中 1試合(0勝1分)
2022年 J3(これまで)
名波監督 5戦3勝1分1敗 中 0試合(0勝0分)
布監督も柴田監督も無失点試合はそこそこあって、名波監督になってから1試合というのは確かに気になるところ。「山雅らしさが感じられない」と皆さんが感じられているところにもつながっているのかも。ただ、監督の志向なのか、それまで積み上げられたものを修正している最中だからなのかは分かりません。
個人的には、引継ぎだったし「6勝すれば残留できる」と油断もあったようなので昨年分は気にしないことにしてます。
キャンプからしっかり指揮を執っている今年分から。
で、今年すでに5試合終わったところで確認してみると、先制試合は3試合あって、第2節YSCC戦は終盤79分に失点、第4節相模原戦は40分に失点、第5節宮崎戦は85分まで無失点だったわけで、少なくとも1試合、贅沢いうなら2試合で無失点試合ができる機会はあったはず。それができなかったということは、ベンチワークや選手間の意思統一・連携含めて、チームとしての守備への完成度は理想には届いていないということなのだと思います。
ちなみに…我々が成功体験だと信じて疑わない反町監督初年度はというと…。
2012年
反町監督 42戦15勝14分13敗 中 16試合(11勝5分)
16試合の無失点試合があるんですね。しかも、ウノゼロが8試合っていうね。何この人…って対戦相手は嫌だったでしょうね。さらに、これを実体験済みのサポーター当事者からすると、今の山雅は得点は増えたけど(これは大きく改善している点なのでどんどん伸ばしていくべき)守備がね…って思ってしまうのもやむなしです。反町監督就任当初はこのままでは降格してしまうという危機感があり「まずは守備から」という事情もありましたしね。
選手への落とし込みはそれぞれの監督のやり方やコーチ陣の違いもあるし、具体的にどんな違いがあるのか、詳細が分からないので、ここでは妄想するしかないですが、ピッチでその戦術にどう取り組むのか、結果でどう表現していくのか、は選手次第でもあるので、その辺り、つまりプロ選手としての意地や気持ちの部分を改善していきたい、また選手への後押しを昨年以上に苦心して取り組んでいる、ということは名波監督に言動からも感じ取ることができます。
「去年と違って非常に強い口調で選手たちに接している」
「我々の課題は失点していることなのでゼロで終わらせるための起用」
名波監督は松本山雅選手の特徴や対戦相手分析から、現時点での総合力が最大になるように選手起用し、試合中もその最大化を維持するために様々な対応をしているはず。ただ、特に選手のメンタルの部分改善には思った以上に苦心している様子で、ここまでで失いかけている自信を取り戻すために粘り強く選手に語り掛け、失敗しても我慢強く起用し、これまでの指導者経験の中でも類を見ないほどの試行錯誤をしているのだと思います。そして、監督が頑張るのはもちろんだけど、最終的にはピッチ上で選手自身が克服し結果として証明しない限り、松本山雅に関わる全ての人たちに伝わらないと強く強く感じているのだと思いました。
「ピッチでは選手が輝くべき」
偶然かもしれませんが、高崎選手の引退セレモニー、名波監督の思いと一致しているなあ、と感じながら、高崎選手のメッセージを聞いていました。
「いちOBではなく、いちサポーターとして松本山雅にメッセージを残したいと思います。松本山雅に今いる選手の皆さん、早く目を覚ましてほしいです。今選手の皆さんがプレーしているところは、日本のプロリーグで一番下のリーグです。いつまでもサポーターに甘えているから、ホームで勝てないんです。僕はそれを不甲斐なく思います。そして、悔しいです。」
それでは、また気が向いたら。
One Sou1