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地域映画「まつもと日和」 ~完成上映会に行ってきました~

気が向いたのでまた書きます。

2023年2月25日 13:30から松本市中央公民館 Mウィング6階で行われた「まつもと日和」の完成上映会に行ってきました。

完成上映会のパンフレット

この映画は、まつもとフィルムコモンズが主催となって製作された地域映画で、松本市に関わる人たちの手によって作られた映画になります。

映画監督の三好大輔さんは松本市に移住してきた方で、松本市内で撮影された8ミリフィルムを広く市民から募集しデジタル化を進めていて、今回73分という地域映画「まつもと日和」として完成させてくれました。サウンドトラックにはこちらも松本に移住してきた3日満月さん(権頭真由さん&佐藤公哉さん)が協力、他には松本市在住の信州大学の学生さん、中学生などなど多くの松本市に関わる人たちによって製作された映画なのです。

当初、私の印象では松本市内に眠っている8ミリフィルムをつなぎ合わせただけなのかな、と思ったのですが、映画を見てみると、映像を提供した方のインタビューなども入っており、過去と現在がドキュメンタリーのように描かれていて、ウルっと来る部分が多く、73分間通して映画を楽しむことができました。まあ、この辺りは実際に鑑賞していただくことで納得いただけるのかな、と。

みなさん『クラシコ』をご覧になったことありますでしょうか。
イメージとしてはあの映画の感じです。ナレーションはないですが。

上映会は2/25と2/26におこなわれ、私が言ったのは25日の一番最初の回でした。この上映会について書きます。

大勢の方は入場列を作っていました。満席!
会場は松本市中央公民館 Mウィング6階
松本平の地域映像DVDも販売されていました
それでは、初回のイベント開始!

初回の上映会はスペシャルバージョンになっていて、映画上演の前に、以下のプリイベントがおこなわれました(全30分ほど)。

司会は信州大学人文学部の学生さん。映画作りにも参加いただいていたようです。人文学部全体で協力しているのかな? 映画自体は文化庁の支援事業であることも関係しているかもしれません。

松本市教育長挨拶:教育長が神奈川県横須賀市のイベントに参加した際、三好監督が作成した地域映画に出会い「松本でもこんな映画が作れたら」という当時の思いが今回実現したというエピソードを語っていただきました。

信州大学グリークラブ(男声合唱団、6名)による「ふるさと」の合唱披露。最初出てきた時は冴えないが感じでしたが(笑)その歌声にしびれましたよ。素晴らしい歌声でした!

3日満月さん(権頭真由さん&佐藤公哉さん)による映像に合わせた生演奏披露。「まつもと日和」にも出てくる8ミリフィルム3本の映像に合わせて10分ほどの生&即興演奏を披露してくれました。α波が出まくりの演奏で、映画の中でもメインサウンドトラックとして、映像とマッチしたものでした。

信州大学附属中学校2年生(何組かは忘れました)による「松本市歌」の合唱披露。皆さん「松本市歌」があったってご存知でしたか?

高野辰之作詞・信時潔作曲で戦前(昭和15年)に作られたもので、3番の歌詞で取り上げられている兵営などが政教分離の観点から好ましくないとして太平洋戦争後には歌われなくなってしまとのことでした。2022年に信州大学の学生たちが大学研究の中でこの市歌を発掘し、映画の最後にこの歌が出てきました。

プリイベントの最後を飾るのは…全員で信濃の国を2番まで合唱!
歌詞を見ずに歌える自分、信州人!

30分のプリイベント終了後には、地域映画「まつもと日和」を堪能し、帰路に。涙腺がゆるゆるになる映像・インタビュー・構成で、是非とも皆さんにも観ていただきたい「オススメ」の映画です。

DVD・ブルーレイ化しないかしら!

帰路、松本のこと知らないことばかりだね!

それでは、また気が向いたら。
One Sou1

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