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06_消えそうになる風景

kei
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ともに過ごした時間が
長い長い時間が
車の窓から見える
流れる空気は冷たい

ともに過ごした時間が
鉛の雲のように
ぶらぶらと浮かんでる
ここがどこかも知らぬまま

君にはわからない
もう消えそうになるこの風景
キャンドルの火をみつめるようにあの日
誰にもわからない
もう消えそうになるこの風景
キャンドルの火をみつめるようにあの日

同じように僕ら笑う
同じように泣きたいのに
初めからそこにあったもの
僕らはそれを眺めた


「filter through」より6曲目。女声ボーカルをフィーチャー。温かみのあるサウンドを目指しました。3.11以降、故郷やアイデンティティを破壊され、移ろい消えていく風景に気付かされるようになった。僕は映像でしか知らない。でも、想いを重ね合わせたいと思っています。

著作権…詞曲:kei (2015)
二次利用…連絡ください。
#filterthrough #音楽 #作詞作曲 #ローファイ

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