【エアコンクリーニング】エコ洗浄っていったい何なの?にお答えします。【知らないと危険】①
こんにちは。年末が近づいているので、徐々に忙しくなっているエアピカです。note11回目。エアピカ公式HPが間もなく完成しますので、今後はそちらで記事を更新していく事になるかもしれません。今後ともよろしくお願いいたします。
さて、本日のお題は
【エコ洗浄】
エアコンクリーニングを頼んだ経験のある方はこのフレーズを耳にしたことがあるかと思います。
『赤ちゃんにも安心』『環境に配慮』いろいろと良さげな事が書いてありますよね。
でもオプションで別料金だったりするので、迷った挙句
「我が家はそんなにエコロジーじゃないから別にいっかー。」
って終わっていませんか?
はい!そこのアナタ!!!
「アナタの家のエアコン、かなりやばい事になっているかもしれません!!!」
詳しく解説していきます。
まず前提として、【エコ洗浄】というのはエアコンクリーニングに使用する洗剤が
『環境や人体やエアコン本体に対して配慮されている洗剤』を使用している
というものです。
エアコンクリーニングの洗浄剤というのは、主に3種類あります。
①中性洗浄剤(弱アルカリ・弱酸性含む)
②酸性洗浄剤
③アルカリ性洗浄剤
①中性洗浄剤は、水などと同じ中性で普段から私たちが生活で使用する洗剤と同じようなものです。基本的に環境や人体への害は少ないです。弱酸性・弱アルカリ性洗剤も安全面に関して言えばこのカテゴリに入ります。(台所用洗剤やシャンプー、ボディーソープなど。ただし界面活性剤入りの洗剤は、手荒れの原因になるので手袋着用をオススメします。特に石油系は有害なので注意。)
メリット:体への害が非常に少なく、環境にも優しい
デメリット:カビや油汚れに対する汚れ落ちが悪い
事実、エアコンクリーニングの洗浄剤で中性洗剤というのはマイナーです。使用していない業者がほとんどだと思います。汚れ落ちが悪く、非効率的だからです。どれくらいマイナーかと言うと、『飲食店にマイ箸持っていく人』くらいマイナーです。
②酸性洗浄剤は、主に強アルカリ性洗剤使用した後の中和処理で使用する洗剤です。つまり仕上げ剤ですね。エアコンの汚れに対しては、ほとんど効果がありません。『割り箸でステーキを切って食う』くらいのレベルです。よって、酸性洗剤のみのエアコンクリーニングを行う業者は皆無です。ノーセンキューです。そんな業者がいたら今すぐお帰り願いましょう。
メリット:強アルカリ洗剤を使用した後に使用すると中和されて素材への負担を軽減できる
デメリット:そもそもエアコンの汚れを綺麗にするものでは無い
③エアコンの内部の汚れは、ホコリやハウスダストなどからくるカビ、油汚れ、タバコのヤニ汚れなどです。科学的な説明は今回省きますが、エアコンの汚れはアルカリ性洗浄剤で落とすのが基本のキです。箸で説明したいのですが思いつかないのでやめます。
そして、ほとんどのエアコンクリーニング業者が使っている洗剤は、アルカリ性洗浄剤です。しかし、アルカリ洗浄剤というものは、人体に影響を及ぼす成分が入っている事が多いのも事実です。
メリット:エアコン内部の汚れを落とすには非常に効果的
デメリット:有害物質が多量に含まれているものも多いため、使用には細心の注意が必要
ここまで読んでいただいた方は、ほとんど理解いただけたと思います。
「つまりエコ洗浄というのは、①の中性洗浄剤を使ったエアコンクリーニングの事ね?」
違います!!!!!!!!
「えっ???」
次回に続く。
最後まで読んでいただいてありがとうございました☆