ロングストリートにて
乙です。藍郎です。
私の滞在しているアダーリーストリートの近くにロングストリートという有名な通りがあります。
このロングストリートはケープタウン市内で最も有名でツーリスト(観光客)は必ずここに来ます。
安い宿屋や土産物屋、飲食店はもちろんナイトクラブからダンスホールまであり新宿でいう所の歌舞伎町にあたるでしょうか。
実に活気がありエネルギッシュな反面でスリや窃盗、スキミング強盗、薬物が蔓延している危険地帯でもあります。
実際私が薬物強盗の被害にあったのもこのロングストリートでした。
最近の私は語学学習の意欲がすっかり失せてしまったので夜な夜なロングストリートのナイトクラブで踊り散らしております。
私が踊ると場内は大体は大盛り上がり💃💃💃
最初は学校御用達クラブで踊っていたのですが南アの人々のウケが余りにも良いためついつい調子に乗って通り沿いのクラブを片っ端から渡り歩いてしまいました😎
私が通りを歩くと高確率で声をかけられます。
良い人(単に私を気に入った人)も悪い人(物乞い、ヤクの売人)もいますが、なにせ単身でアフリカに乗り込んだ私です。
拙い英語に乏しい費用のなかで見事に留学生活を成立させているなぁ…と自分に対して誇りを感じます。
うーん…、私の魅力は神も羨むほどだなぁ😎
神が私に与えたパーソナリティやダンステクニックで南アに旋風巻き起こせという啓示を感じる…👏
な〜んちゃって🤟😀
もちろん私の魅力は冗談ですが南アの人々が風変わりな東洋人を気に入り受け入れようとしている気持ちはよく伝わります。
恐らくですが彼等は南アの高い失業率や犯罪率などの難しい問題に嫌気が刺しているなかで彗星の如く現れたおかしな東洋人に一時的な癒しを求めてのでしょう🙂🙃
彼等の中で私を気に入った人は強い味方になります。彼等の一人はバーで私が帰ろうと席を立つと大変に心配してくれて、
「君の持ち物は全てスラれるような場所には決して入れるな。例えば後ろポケットだ。そして私は君が君の宿泊先に帰るまで君の安全を見張ろう。俺のことも知らないだろうから私は君に近付かない。心配するな。」
と言いました。
実際にバーを出た矢先で物乞いが私に話しかけて来たのを彼は強い調子で追っ払いました。ってか突き飛ばしました。
哀れな物乞いは突き飛ばされて吹き飛び地面に倒れ伏します。
そのバーは私の下宿先から徒歩2分なのですが彼は私が下宿に入るまでしっかり見張ってくれています。私が下宿先に入る際は50メートル以上離れている彼と私はガッツポーズ😀👏👌
彼は私が不安を感じないように距離をとりながらも安全を守る為に下宿先のドアを開けるまで眼を離さない様にしたという事です。
粋な気遣いでありました🦄🐴
ただ当然危ない事もあります。
ロングストリートのカフェでコーヒーを飲みながらブログを書いていたら向かいのナイトクラブの黒人店員さんが近付いてきました。
このクラブは学生御用達の店の一つで学校にチラシも貼ってあります。私も何度か訪れており店員さんとは顔見知りでありました。
この店員は俳優のウィルスミスに似ており実にハンサムで加えて身長は190以上はあるでしょうか?
堂々とした体格であります。
彼は言います。
「とてもいいヘロインがあるんだが君(私)なら100ランド(¥800くらい)で売ってあげよう。どうだい?」
店員は実際に小さな紙に包んだブツを見せてきました。
ヘロインというのは世に蔓延する違法薬物の中でもかなり危険な物であり薬物の女王と呼ばれてたりもします。
私はサントリーという友人に以前
「大麻はいくらやってもいいがヘロインにだけは絶対に手を出すな。
一度でも手を出すと毎日の様に常用する様になり朝昼晩と三回吸引しないと気が済まなくなる。
そしてそれが切れた時は地獄そのもの。何年かで確実に廃人になる…。
俺は過去そういった奴を何人も目にしてきた。いいか、ヘロインだけは絶対にやるな。駄目、絶対!」
と、言われていたのでもちろん強く断りました。黒人店員は怒って店にもどって行きます。
ふぅ…😶
しかし嘆かわしい事…。
あの黒人店員はあれだけハンサムで堂々とした体格であります。
彼の有り余る才能をもっと別の有益な事に使えば多くの素晴らしい成果をあげられるであろう事は想像に難くありません。
それを事もあろうに最恐薬物ヘロインを仕事の傍ら真っ昼間から売っているとは…🥲🥲
くわばら、くわばら
南アに来る人は厳に注意する様に。
ではまた🤟👶
see you later🍎🍄
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