リーさん
乙です。藍郎です。
ちょっと前なんですが学校に中国籍のリーさんという方がいました。
彼が突如として学校に現れた時に私は、
、おぉ…日本人の生徒がいる！！英語も堪能みたいだし力になってくれそうだ〜😄😁、
と思いました。
しかし英語で出身を聞いてみると出身は中国🇨🇳だとの返答🤨
ぺっ！やれやれ、、日本人じゃねぇなら仕方ねぇ…。
別をあたるべ〜😼
なんて思いましたが…、
彼はやけにフレンドリーに接して来るので共に学校を出ました、、すると…
「ふぅ…、こっからは日本語で大丈夫っすよー😀」
と言いました。私は最初彼が何を言ったのか理解できなくて何度か聞き返したほど。
ビックリした私は彼を食事に誘いました。
彼の名前はリー・タイレン。21歳。中国籍の中国人ながら現在は沖縄の宮古島に住まれているとかで自宅では中国語を使い日本での生活では日本語を使っていたそうです。
生家は大阪の神戸にあるらしく幼少期から英語教育も受けていたとか(因みにスペイン語にも堪能)。
シンプル・アジアとかって店で詳しい話を聞く事が出来ましたが中々に興味深いものでした。
リーさんは19歳で起業して日本に来たセレブリティな外人のフォトグラファーを請け負っているカメラマンさんとの事。会社は従業員に任せているらしい。今回ケープタウンに語学留学している理由にビックリ😎
彼曰く
リー「若いうちに沢山の経験を積む必要があると思いましてね、今回でアフリカの国は全部回りました。明日、唯一行ってない国のマダガスカルに行きます。
語学学校に在籍してる理由ですか？私は中国籍なんで半年滞在のビザを取るのが大変なんで語学留学という体裁をとっているんです。」
との事。
おぉ…、驚いた…！
つまり彼はアフリカ探検をする為に100万以上の学費を払い単身でアフリカ旅行を決行。留学生は仮の姿で真の姿は開拓者と言ったところだろうか？
学校には昨日三ヶ月ぶりに戻ったらしいが翌日にはマダガスカル行きの便に乗るとの忙しなさ…。
リーさん、お前どんだけアクティブやねん…😅
彼はとても親切で私がケープタウンでのSIMフリーの問題で困っている事を話すと手馴れた手つきでウーバータクシーを呼び出し二人してウォーターフロントに。
ウォーターフロントと言うのは海に面したショッピングセンターでここで手に入らないものはない、と地球の歩き方には書いてあった場所。
その中にある携帯ショップに行って手筈を整えてくれたので私の通信問題は一挙に解決😆😎
ありがとうリーさん‼️
彼は爽やかな笑顔で颯爽と去っていきました。
そして、二週間後マダガスカル旅行を終えた彼は再び学校に登場。
私は再会を喜び再びランチに誘おうとしたが彼は今日は世話になった南アの知人にお礼参りをするらしく忙しいとの返事。
しかも翌日には日本に向けて出発するらしく相変わらず凄まじいバイタリティと行動力…。
頭が下がります😔
二人は日本での再会を誓い別れたのでした…。
しかし凄い男である。
若くして会社を起こし経営を安定させた上で隙をみて世界中を飛び回る。
四カ国後を自在に操る言語能力だけではない、単身で各国や地域を探索する勇気や問題解決能力、それらを実現させる経済力、世界に対する飽くなき探究心、若さと健康…。
はやい話が私が欲しい物を全て持っている…。
私はまもなく40歳に届こうとしてるのに満足に持っているものはない。
比べても仕方ないのだが羨ましいものだ😐😑
気の遠くなる精進が必要…🥲
しかし私は運がいい。リーさんが学校に来たのは半年の滞在でたったの数回。そこで彼に出会えたのは何らかの因果を感じる。
日本での生活では想像も出来ない人物と出会えるのは私にとって大きな財産であるし、その為に来たと言っても過言ではない。
リーさんと再開できる可能性は低いが大きな学びや気づきを与えてくれた事を感謝したい。
リーさん、ありがとう。お元気で👋😀
そんじゃーね〜😎
