隣の婆ちゃんと4軒隣の婆ちゃん
おいすぅ。辻井ですぅ。
今日はご近所婆ちゃん日記。
自販機にジュースを買いに出たらたまたまお会いして、朝の7時から隣の婆ちゃんと4軒隣の婆ちゃんと話す。
この2人がだいたいレギュラーです。
隣の婆ちゃんが小柄で4軒隣の婆ちゃんがデカい。
隣の婆ちゃんが物腰柔らかで4軒隣の婆ちゃんがイケイケ。
この時間に会うと隣の婆ちゃんはミキサーで作ったバナナの栄養ドリンクを1杯出してくれる。
フルーツが苦手な俺もこの時だけは拳を握りしめて一気に飲み干す。
そんな俺を見て4軒隣の婆ちゃんは言う。
『もっと味わって飲めよテメー!!!!何にも分かってねーな!!!』
イケイケである。
俺『いやいや!こんな朝の1杯はグッと一気に飲んだ方が美味いやないですか!!😅』
4軒隣の婆ちゃん『口、喉、胃に伝わっていくのをもっとゆっくり感じながらチビチビ飲めよ!!!もったいねー事しやがってよ!!』
そんな日本酒みたいな飲み方するバナナジュースある?!
まぁとにかく4軒隣の婆ちゃんはてやんでぃ気質。
隣の婆ちゃんは玄関でゴーヤを育てている。
今日は朝から婆ちゃん2人でゴーヤを収穫していたみたいや。
俺も知らんかったけど、ゴーヤてめちゃくちゃ高い所まで草が伸びていくんやな。
屋根に届くぐらいいってもうてる。
ほんまに甲子園の壁みたいに。
当然この2人では取れないゴーヤも出てくる。
それを俺はたまに取ってあげる。脚立とか使って。
ほんでお礼に1個もらう。
おお〜。今日も立派なゴーヤや。
隣の婆ちゃん『ゴーヤチャンプルにでもすればいいさぁ!』
隣の婆ちゃんはゴーヤに引っ張られてちょっとだけ沖縄弁入いる時がある。
トトロぐらい昔から住んでる言うてたから多分東京人。
天然である。
すると突然、4軒隣の婆ちゃんが口を開く。
4軒隣の婆ちゃん『おめーさぁ、私らの事、テレビやライブでめちゃくちゃに言ってくれてかまわねぇ〜んだよ?小せぇババアとデカいババアがいつも絡んできて、いりもしねぇ〜ゴーヤとかジュースとか渡してきて困ってんだよ!とかさ!』
俺『いやいや!そんな悪口みたいな事言えないっすよ!!』
4軒隣の婆ちゃん『だからおめーは若ぇっつーんだよ!!悪口ってーのはな!!時に愛情表現の一つになんだよ!!!!ほんとまだまだ若ぇなオメーは。じゃぁな!』
と言って今日は帰っていった。
いつも最後にちょっと刺さる事言うて帰っていくねんよなぁ。
あと『じゃぁな!』って帰る婆ちゃんもあんま見た事ないしな。
孫悟空の帰り方やで。
いつも元気をくれるお2人です。
また書きます。
ほなまたまた!
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