インターネットを海に例えてみる。
こんにちは。あいろです。
突然ですが、インターネットとウェブの違いってわかりますか?
今回は、インターネットって結局どういうものなのか、というのを、海に例えて説明していこうと思います。
インターネット通信は海上貿易
まず、インターネットを海にしたときに、私たちが使っているスマホやPCは1台1台が1つの島になります。
そして、海(インターネット)を介して他の島(PCやスマホ)へ情報を渡したり、もらったりします。つまり海上貿易がインターネット通信というわけですね。
港と船
海上貿易(通信)をするためには、船と船を泊める港が必要です。
この港というのが、パソコンで言うところの、ポート(英語で港という意味)です。
港(ポート)には番号が振られていて、いくつかの番号の港には、決まった船しか出入りできない、という決まりがあります。
代表的なものだと、メールソフトは決まったポート番号で通信をする決まりになっています。
船は少し例えが難しいのですが、この場合は電気信号そのものというのがふさわしい気がします。もちろん船に積んでいる荷物はデータです。
つまり、ここまでをまとめると
通信とは、船(電気信号)を島(PCやスマホ)の港(ポート)から海(インターネット)を通じて違う島の港へ荷物(データ)を届けること、ということになります。
この通信システムを総称してインターネット、と呼ぶのです。
ウェブは場所を示すルールのひとつ
ではウェブとはいったい何なのか?ということですが、この例えで言うなら、ウェブ(WWW→ワールドワイドウェブの略)は座標のような、インターネット上にあるデータの場所を示す1つのルールとなります。○○島は座標(ウェブ)で示すとここだよという値(アドレス)で、船の行き先を決めているわけです。アドレスといえば、メールもアドレスを使いますよね。ウェブ(WWW)にある情報ではなく、メールをやり取りするためには、場所を示すルールが違う方法で決められているので、メールはメールアドレス、ウェブページはウェブアドレスを使います。ルールが違うので、ウェブアドレスを必要とする船にメールアドレスを渡してもうまく通信ができないのです。ということで、最初に戻ってインターネットとウェブの違いについてですが、インターネットは情報通信システムの総称、ウェブはインターネットでファイルの場所を一定のルールで示す仕組み、ということになります。
最後に
他にも、プロトコルやファイヤウォールなど、インターネットにまつわる様々な用語も、今の海や島、港、船などに例えて説明できるのですが、長くなるので今回はここまで。
インターネット技術は、とても難しく感じるかもしれませんが、このように例えてみると想像しやすく理解もしやすいかも、と思ってまとめてみました。
追伸
専門知識をお持ちの方へ。
もし例えが少し間違っていたら、ご指摘ください。
よろしくお願いいたします。