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てのひらマルシェvol.1をセルフレビューしてみる。

こんにちは、あいろです。
今回は2020年3月~5月にかけて行った「てのひらマルシェ vol.1」プロジェクトの振り返りをしていこうと思います。

てのひらマルシェとは

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緊急事態宣言が発令されるまでに至った新型コロナウイルスの大流行をうけ、規模を問わずハンドメイド作品の販売イベントが自粛・中止を余儀なくされています。多くのハンドメイド作家が対面イベントでの収入を頼りにしているなかで、新型コロナウイルスの影響は作家にとってとてつもなく大きな影響を及ぼしています。
そのため、買い手と売り手の出会いを家にいながら体験できる方法として、ハンドメイド作品のカタログ冊子「てのひらマルシェ」を発行するプロジェクトを発足しました。
冊子には作家の紹介ページや、作品ページを作り、作品ページには作品ごとに通販ページへ遷移できるQRコードを入れました。
クラウドファンディングにて参加した作家さんの作品と一緒に購入できるリターンなどを用意して、資金調達をし頒布しました。

今後の課題と改善案

・紙面のレイアウトパターン
・写真の準備の難易度
今回は紙面のレイアウトパターンが参加作家さんへ公表されない状態で写真の準備をしなければならなかったため、具体的なイメージが湧きづらく写真撮影が大変だったと事後アンケートで回答した方が多くみられました。

▷改善案
次回は紙面のレイアウトパターンをあらかじめいくつか用意し、参加作家さんがどのレイアウトでページを作るか選んでもらいながら写真を撮影してもらう形式を試してみます。これにより具体的イメージの共有と、運営側の紙面作成コストの軽減ができると良。

・販売価格が高い
・資金計画の甘さ
今回1冊3500円という価格での提供でしたが、作家アンケートから少し高いという印象を受けていたようです。
実際フルカラーB5版の冊子としては私は妥当かと思っていたのですが、そこは若干の認識のずれがあったように感じます。
また、当初は参加作家さんへ支援金という形で利益分をキャッシュバックする予定でしたが、利益分がほぼなかったためカタログを1冊進呈するという形になってしまいました。

▷改善案
こちらに関しては主催(あいろ)の計算の甘さが露呈してしまいました…。
今回想定より資金繰りが厳しくなった要因について、1冊当たりのページ数の多さや予想よりクラウドファンディングの支援が少なかったことが挙げられます。ページ数に関しては次回は少し参加人数を減らして調整します。
支援が少なかったことに関しては、広報活動の強化、事前告知の徹底やリターンの準備をしっかりとすることなどで次回支援者増を狙います。

・運営体制の強化
今回あいろ一人ですべての運営を行いましたが、これがまあ大変でして、結果広報まで手が回らなかったり、諸連絡に遅れが生じたりしました。

▷改善案
今回の経験から各作業を分割し、次回は何人か運営側の人間を増やそうと思います。これにより参加作家さんへのサポートの強化、そして広報活動の強化を図ります。

最後に

今回セルフレビューとして大きく3点の反省点と改善案をまとめました。
まだまだ新型コロナウイルスの影響は続きそうですし、来年2021年には東京五輪大会が控えており、対面イベントの開催が今まで通りになるにはもう少し時間がかかりそうです。
また、住んでいる場所にとらわれないという点で、地方在住の作家さんの支援にもなると考えていますので、今後も「てのひらマルシェ」プロジェクトを続けていけたらと思っています。
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