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CAにならないほうがいい人とは


はじめに

こんにちは。
CA専門合格トレーナーの岩熊です。

みなさんは「CAにならないほうがいい人」、
どんな人だと思いますか?

CA(客室乗務員)にならないほうがいい人が
CAになると
ご自身も企業側にも大変なことが待っています。

それはどんな人かというと
体調を崩しやすい、体力がない人。


CAという仕事は、外見的には華やかでグローバルな舞台で活躍できる職業のように思われがちですが、

実際には肉体的にも精神的にも非常にタフで、
しっかりとした体力と健康が求められます。

休んでしまうと、スタンバイだった方が呼ばれ、その方がその後フライト予定だったところにまた他の方がアサインされ、というループに。
スケジュールを調整される方も大変そうでした。

実際のフライト生活もイメージしていただきながら
CAにならないほうがいい理由を詳しく見ていきましょう。

体調をよく崩す人

CAの仕事は不規則な勤務時間が特徴です。
フライトスケジュールは日中に限らず、早朝や深夜、そして長時間に及ぶことが一般的です。
そのため、一定の生活リズムを保つことが難しく、時差ボケや不眠に悩まされることも多いです。

実際、ニューヨーク行きのフライトのような片道14時間の長距離便では、
数時間の休憩時間が設けられていることがほとんどです。

しかし、
2〜3時間の休憩では体力を回復しきれず、疲労が蓄積されることも少なくありません。
特に、休憩のために確保されているスペースは狭く、横になって休むことができたとしても、十分に眠ることが難しい環境です。

目覚ましを鳴らしたいけども他の方を起こさないようにとイヤホンをして寝てたな~。
「起きれなかったらどうしよう・・・」という不安の中寝ていました。
起きたのが休憩時間ギリギリの時もありましたし・・・

このような休憩中の環境の制約も、
体が弱い人や体調を崩しやすい人にとっては非常に辛いものになりますよね~。


さらに、飛行機内の環境も体にとって過酷です。
機材にもよりますが機内は乾燥しており、気圧の変化も頻繁に起こるため、健康な人でも体調を崩しやすい環境です。

特に、持病がある場合や風邪をひきやすい人にとっては、CAの仕事は非常に過酷なものとなるでしょう。
わたしはアレルギー性鼻炎でよく「中耳炎になるかも・・・」という不安が付きまとっていました。

たとえどれだけホスピタリティ精神に溢れていても、
頻繁に体調を崩すようでは十分なサービスを提供することができませんし、

自身の健康も損なうことになります。



体力がない人

CAは、単に機内でお飲み物を提供したり、接客するだけの仕事ではありません。
機内サービスはもちろん重要ですが、それ以外にも多くの体力を使う業務が存在します。
例えば、重い手荷物の収納を手伝ったり(航空会社によっては手荷物補助は推奨していないところもあります。)、
緊急時には迅速に乗客を誘導することが求められます。

特に大きな国際線のフライトでは、多くの乗客に対して長時間立ち続けてミールサービス等をするため、カートの中にあるミールをしゃがんでとっては提供して、の繰り返しで足腰にかなりの負担がかかります。

また、空港内を移動する際にも多くの荷物を持ちながら歩かなければならないことがあり、これも体力がない人には地味に辛いものです。
特に大きな空港だと端から端まで結構歩くことも。。。

いくら向いていても体が弱いと厳しい

CAという職業においては、ホスピタリティや協調性などが重要であることは間違いありません。
乗客と直接接する仕事であるため、人と接するのが好きな人や、相手の立場に立って物事を考えることができる人は、確かにこの仕事に向いていると言えます。

しかし、いくらホスピタリティがあり、人と接するのが好きで、協調性がある人でも、体が弱いとこの仕事を長く続けることは難しいでしょう。

体調不良が原因で欠勤が続けば、いろんな方に迷惑をかけてしまうだけでなく、自分自身も精神的に負担を感じることになります。
さらに、頻繁に体調を崩すことで、仕事に対するモチベーションも下がってしまい、結果的に辞めざるを得ない状況に追い込まれる可能性もあります。


CAは華やかでグローバルな仕事というイメージが強いかもしれませんが、
実際には非常にハードな側面も持っています。
体力がない人や体調をよく崩す人がこの職業を選ぶと、
身体的な負担が大きすぎて、心身ともに疲れ果ててしまうかもしれません。

そのため、自分の健康状態や体力をしっかりと見極めた上で、
CAという職業に挑むかどうかを判断してくださいね~!


今日も夢に向かって頑張るあなたを応援しています!

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