【業務改善】～成功への道 はじめの1歩～
こんにちは。
Airitech ソリューション本部 DX4 の佐藤貴俊です。
Airitechでは、プロセスマイニングツール（Celonis）を用いて分析、業務改善提案を行っています。
プロセスマイニングツール Celonisについて詳しく知りたいという方は、こちらをご覧ください。
現代の日本では、人手不足、働生き方改革などで、生産性の向上などに取り組む企業が多くなってきているのではないでしょうか。
業務改善をしようとしている皆さんと共通認識を持って議論できるフレームワークはないかと模索していたところ、良いものがあったので皆さんにご紹介したいと思います。
1. 業務改善フレームワーク ECRS（イクルス）
ECRS（イクルス）は、主に製造現場の生産管理におけるプロセス改善のために使われるフレームワークです。とてもシンプルですが、シンプルだからこそわかりやすいフレームワークだと思います。
下記のアルファベットの頭文字をとって、ECRS（イクルス）と呼ばれています。
①Eliminate（排除）：業務を無くせないか
②Combine（統合）：業務を一つにまとめられないか
③Rearrange（交換）：業務実施の順序、方法を変更できないか？
④Simplify（簡素）：業務をもっと単純に出来ないか？
効果が大きいE→C→R→Sの順番で業務の見直しをはかるのがポイントです。
2. ECRSフレームワークの使用例
たとえば、社内の営業会議で「このままでは今期の目標が未達になりそうだから、今まで以上に生産性を上げて取り組むように」との指示が出ました。
どうしたら、生産性をあげて対応できるか、ECRSを使って考えてみます。
①Eliminate：業務を無くせないか
「訪問するための移動時間を無くす」
【改善】ビデオ通話で顧客と商談（対面も必要だと思っています）
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②Combine：業務を一つにまとめられないか
「提案資料で同じようなものを数人で作成している」
【改善】作成した提案資料をきちんと分類して会社全体で見える化
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③Rearrange：業務実施の順序、方法を変更できないか？
「見積り作成は、営業事務のAさんが早いから依頼しよう」
【改善】Aさんが早いので、Aさんの見積り作成のプロセスを標準化
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④Simplify：業務をもっと単純に出来ないか？
「みんな頑張っているな。各人報告をB部長までExcelにまとめて報告」
【改善】顧客管理システムで、誰でも、いつでもリアルタイムに収集可能
3. まとめ
このように、業務内容を具体的にECRSフレームワークに当て込んでいけば、業務改善が進むのではないかと思っています。
しかし、すべての作業を網羅的にプロセス可視化をするのは大変です。プロセスマイニングツール（Celonis）を使えば、業務プロセス可視化が簡単にできます。
Airitechでは、プロセスマイニングツール（Celonis）でECRSテンプレートを作成しました。プロセス可視化を迅速かつ正確に行い、ECRSフレームワークを使い改善点を洗い出し、ご提案させていただきます。
業務改善をどのようにしていこうかなど悩んでいる方がいれば、Airitechへ
ぜひご相談ください。
Airitechでは、定期的にCelonisの紹介ウェビナーを開催しています。無料ですのでぜひご参加ください。
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また、Celonisの実際の動きを試してみたいという方には、ハンズオンセミナーがおすすめです。こちらも無料で開催していますので、ぜひご参加ください。
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参考文献
・できる会社の働き方はこれだ！業務を驚くほど省力化する「ECRSの原則」
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