Instana build 202がリリースされました
Instana build 202がリリースされました。
新機能
■ Instana AWS Lambda extensionがNode.jsに対応
AWS Lambdaを無変更・低遅延でトレースするInstana AWS Lambda extentionがNode.jsに対応しました。
Instana AWS Lambda extentionについては、公式のブログ記事をご参照ください。
■ Google Compute Engineでラベルの収集に対応
Google Compute EngineにインストールされたInstana Agentは管理画面のサイドバーに表示されているラベルを自動的に収集するようになりました。
■ .Net CoreでのAWS Dynamo/SQS/SNSに対応
.Net CoreでのAWS SDKを利用したAWS DynamoDB/SQS/SNSの利用をトレースできるようになりました。
■ IBM Cloud Databaseに対応
IBM Cloud Platform Service Sensorが以下のIBM Cloud Databasesに対応しました。
- IBM Cloud Databases for Elasticsearch
- IBM Cloud Databases for MongoDB
- IBM Cloud Databases for RabbitMQ
- IBM Cloud SQL Query
既存の対応機能も含めた一覧は以下をご参照ください。
■ AgentのYAMLファイル内で特定プロセスの設定を記述可能に
特定プロセスの設定を定義する方法として、YAMLリテラルと単一ファイルや環境変数の組み合わせる方法が既に提供されています。
これに追加する形で、プロセス指定ファイルのYAMLサブツリーによる定義が可能になりました。
この機能追加によって、JavaのJMXのように複雑な設定が可能になりました。
コンテナー内で動作するプロセスに対して個別の設定が可能です
詳しくは、公式ドキュメントを参照してください。
■ 警告に個別のペイロードを設定可能に
警告が発生した際の通知に、静的なキーバリューのペアを付与できるようになりました。
改善された機能
■ Go
Go Sensorが1.29.0にバージョンアップしました。
以下のコンポーネントも更新されています。
- instrumentation/instalambda/v1.3.0
- instrumentation/instaawssdk/v1.1.0
今回の更新で、AWS Lambdaの呼出をトレースできるようになりました。
■ Java
Java Trace SensorがMicronaut 2.5.1に対応しました。
修正内容
■ Java
Java Trace Sensorで以下の不具合を修正しました。
- Elasticsearch Client 6.x/7.xにおいてネットワーク障害が発生した際に、ホストとポート番号を記録するようになりました。
- HTTPリクエストのパラメーター内に特殊な文字(:,@)が使われている場合にも、正常にHTTP basic認証を取り除くことができるようになりました。
■ IBM MQ
- TLS通信に対応しました。
- コンテナー環境で動作するMQの監視に対応しました。
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