イケア、中古家具の専門店 大量生産の戦略転換も 再生エネの先駆けに「エシカル」の波
家具世界最大手のイケア(スウェーデン)が循環型社会に対応したビジネスモデルを模索している。
11月、同社初の中古家具の専門店を開業した。スウェーデン南部エシルストゥーナにあるリサイクル店のみを集めたショッピングモール内に開業した。店舗面積は74平方メートルと小型で、最大100点の家具を取り扱う。
同社は今回の事業を環境配慮だけでなく、もう一つの目的を持って取り組んでいる。「家具が捨てられたときの状態や、消費者がリサイクル商品を選択する理由を把握すること」である。
近年は*「エシカル消費」が広がり、消費者が環境対応を基準に企業を選別する流れが強まる。再生可能エネルギーの先駆的な取り組みで知られる同社は、成長を支えてきた新品の大量生産・販売の戦略転換が求められている。
ひとことメモ✍️
*用語:「エシカル消費とは」
『人と社会、地球環境、地域のことを考慮して作られたモノ』を購入・消費すること。詳しい理念は以下の通り。
参考:https://www.daiwahouse.com/sustainable/sustainable_journey/topics/ethical/
記事を読んで、私は「エシカル消費」とは「消費において自身だけでなく社会全体・環境・地域に対する影響の視点を持って行動すること」だと感じました。他者のことまで配慮できるよう、余裕のある消費行動を心がけたいです(金銭的にも余裕がないと現状難しいですよね泣)。
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