有人宇宙ビジネス扉開く スペースX打ち上げ成功
米国の宇宙ベンチャー、スペースXが16日(日本時間)に新型有人宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げに成功した。
民間が開発した有人宇宙船として初めての正式運用で、民間主導の有人宇宙ビジネスに新時代を開く大きな突破口になる。日本も民間の育成を加速する必要がある。
クルードラゴンは17日、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんを含む4人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)まで運んだ。
ひとことメモ📔
私は現在大学3年生で法学を専攻しているのですが、記事を読んで以前講義で学んだ「宇宙法」について思い出しました。
そもそも「宇宙法」という名称の法律はありませんが、
法律家や法律問題に直面しているビジネスプレイヤーは、宇宙の活動に関連して問題となる法律の総体のことを「宇宙法」と呼んでいます🚀🌕
ここでは宇宙空間のビジネス利用に必要な法的検討のポイントについて簡単にまとめておきます。
宇宙空間の利用はステークホルダーが多種多様なため、宇宙法は規定するステークホルダーに合わせて大きく4つの領域からそれぞれ検討する必要があります。
①国際公法・②国際私法・③国内公法・④国内私法です。
参考:https://sorabatake.jp/10546/
「起きた宇宙問題に対してどこの国の法律を適用するのか」、「誰に宇宙空間で得た鉱物の所有権を認めるのか」、「スペースデブリ(宇宙ゴミ)の処理責任の所在をどうするのか」など問題ごとにステークホルダーを意識した法適用が求められるのですね。
様々な法律が絡むためスピード感ある法整備とビジネス運用が難しそうですが、法整備と適用は厳格に行いつつも、法律が宇宙ビジネスの発展を妨げないことを祈ります😊✨