24歳女が『魔女見習いをさがして』を見て感じた気持ちを書き留めたい
感じたことをどうしても残したくて、
はじめてnoteを書きます。
稚拙な文章かと思いますがどうかお手柔らかに…
ネタバレ含んでいるかもしれないので、
映画を見てから読んでいただけると幸いです。
魔女見習いをさがしてを見た。
1996年生まれ。24歳。女。
おジャ魔女どれみリアタイ世代。
最近は仕事も恋愛も趣味もなんとなくぼんやりしてて、
毎日なんかどこか元気がないなって自分でも感じる、
そんな成人女性。たぶん世間的にはもう大人。
そんな私はこの映画を見て号泣した。
この映画がターゲットにしていた層どんぴしゃだったからなのかな。
自分と重ねてしまったのと、
どれみちゃんたちにまた会えた懐かしさとで、
たぶん7回くらい泣いた。
なんというか、これは完全に私の映画だった。
私も人間関係や将来についてよく悩む。
私も辛いことがあったらよくお酒飲んで酔っ払う。まあ辛いことなくても飲んでるけど。
私も好きな物を通じて知り合って、その域を超えて仲良くなった友達がいる。
私も聖地巡礼して元気もらったことがある。
そして、私も小さい頃おジャ魔女どれみが大好きだった。
ソラ、ミレ、レイカほどめちゃくちゃおジャ魔女のファンって訳じゃないけどね。
リアタイ世代とは言っても最終回の時点で6歳だからちゃんと覚えてないし、アニメ見てたな〜とか、おもちゃ持ってたな〜とか、その程度なんだけどね。
いや、私の映画だったって言ったけど、
20代みんなの映画だったよね。
ソラみたいに親の言いなりの人生、これからの進路の悩み
ミレみたいに育ちの違い、仕事のこと、合わない人との関わり方の悩み
レイカみたいに将来の夢、彼氏との関係、家庭環境のことの悩み
どれもこれも20代はどれか1つくらいは共感できるありがちな悩みだよね。
しかも、特に女子はたぶんみんなおジャ魔女どれみ見たことあるもんね。
あの頃みんな好きだったよね?
この映画を見た20代みんなが、
主人公3人に自分を重ねたか、
4人目の主人公として映画の中に登場したんじゃないかな。
私はそんな20代になって
どうお金を稼ごうだの、いつ結婚しようだの、
社会的に、現実的に、聞こえもしない他人の声を気にして
あれこれ考えて辛くなっている。
正直そんなの考えても仕方ないのに、
でもやっぱり将来が不安で仕方なくて。
おかげで不安からどんどん心が疲弊してきて、
小さい頃何になりたかったとか、
どんな夢があったとか、何が好きだったとか、
キラキラした心を少しずつ忘れてきちゃっていた。
だからこそ、そんな今この映画を見られて本当によかった。
大好きだったどれみちゃんたちが
背中を押しに来てくれたんだなって私は思った。
おジャ魔女どれみが伝えたかったことって、
小さい頃はわからなかった。
「どれみちゃんみたいに魔法使いたいな」
「ほうきで空を飛びたいな」
そんな風に思ってた。
まあ小さい子が感じることはそれくらいでいいのかもしれないけど。
だけどこの映画を見て、やっと今おジャ魔女どれみが伝えたかったことがわかった。
魔法は使えないしほうきで空は飛べないけど
みんなの心の中に魔法がある。
どこへだって行けるんだよ。
そういうことを伝えようとしてくれていたんだなぁ、って思った。
私の中にも魔法があるんだって24歳のいま思えたことがすごく嬉しい。
時間を止めたり、物を浮かせたりは出来ないけど、
私も魔法を持ってるんだもんな。
私が持っている魔法ってどんな魔法なんだろうね。
どれみちゃん、
私は大人になったけど何になりたいんだろうね?
「好きなものになんでもなれるよ!」
どれみちゃんならそう言ってくれるんだろうね。
映画の中で3人が「どれみちゃんたちにお礼が言いたい」って言うけど、めちゃくちゃわかる。
私もお礼が言いたい。
ありがとう。
小さい頃たくさん夢を見させてくれた。
そして20年経った今またたくさんの夢をもう一度見させてくれた。
辛くなった心を夢で解いてくれた。
ピリカピリララ ポポリナペペルト
魔法をかけてくれたんだね。
映画の中で魔法は出てこなかったけど、
映画を見ている人に魔法をかけたんじゃないかな
って私は思った。
ハッピーラッキーみんなに届いたよ。
この感じめっちゃ『おジャ魔女どれみ』じゃない?
おジャ魔女どれみじゃなきゃ出来ない、
おジャ魔女どれみの映画だったよね。
そういう訳で24歳女の私には刺さりすぎる映画でした。
おジャ魔女どれみを見て育った私の映画でした。
おジャ魔女どれみが大好きだったあの頃から、
今までの20年間を肯定してくれた気がした。
大丈夫だよ、小さい頃と変わらず真っ直ぐ進んでいいんだよって言ってもらえた気がした。
そしてまた悩んだり元気が無くなった時に、
勇気を貰いにこの映画を見るんだろうな。
私にも魔法が使えるんだって思えるように。
不思議なチカラがわいたらどーしよ?どーする?
また会おうね、魔女見習いのみんな。
はい!おしまい!
よーし!もう私は大人だし!お酒飲もうっと!
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