限界看護学生ヌイちゃんが人権を取り戻して人間になる話④
前回のはこちら!
https://note.com/airin_kuruminmin/n/n08ee9856e30b
【大学生活での部活】
大学ではひょんなことから空手部のマネージャーとして活動することになった。大学に入ってからはサークルか何かに入ろうと思っていたがコミュ障が故に体験に行ったサークルでは何故か避けられることが多くて、ぼっちをかましていた。他学科の男子と仲良くなることができたが、今ではそいつとはわけあって縁を切ることになった。この話は置いといて部活の話に戻ろう・・・。
うちの大学は2つのキャンパスがある。アクセスが良い綺麗なキャンパスと昔からある田舎の古いキャンパスの2種類だ。ヌイのキャンパスは前者の方だが部活は主に古いほうのキャンパスで行われているため、大学間の直通バスを使って行かないとだめだった。
部活では月・水・金(だったはず)が活動日であったが看護科ということもあり授業の影響で行けることがあまりなかったため、水しか行けず自分だけ週1でしかこれなかった。他の子たちは田舎のキャンパスの子が多くいつでもいける環境下にいたため週3で行っている子がほとんどだった。それでもみんな優しくて関わってくれるだけありがたいと思ったし行くたびに楽しいと思えた。それも長く続くことはなかった。
毎回活動日に顔を出して疑問に思うことがあった。それは自分の知らないところでLINEグループができている疑惑。それもそのはず、いつも部活に行くと部活全員とのLINEグループには入っていたが同期限定のLINEグループが存在しているらしくよく会話で「グループLINEのやつ見た?」「それはまだ見てへん!」「〇〇のやつやろ?」「グループのみんなと一緒に試合に行くねん」とか明らか自分の知らないところでこんなことが起きていることに気が付いたとたんに行くことが怖くなった。他にも部員のほとんどが古いキャンパスであり、そっちのキャンパスの学科同士の集まりみたいなこともあってか話がついていけないこともあり女の子も2人いたがその子たちが、そっちの学科同士ということもあり仲の良さにも温度差があった。これが一番苦しかった。
そんなモヤモヤがありながらも夏に他の大学の人たちとの合宿に行くことになった。本当は行きたくなかったが行くことにした。行って苦しかったのはその子たちと同じ部屋になったことだ。夜の自由時間に1人が急に同じ学科友達に通話し始めたことによりもう1人もその友達と仲がいいのか2人で通話で盛り上がっている隣で何もすることがなく黄昏ているヌイはここまで来てあからさまに避けられているのかと思うようになってしまい本気で嫌になった。
このことがあってからか合宿後の部活の活動日には行けなくなった。行こうとしたら「嫌・・・。行きたくない!!怖い!!」と家でパニックを起こす程のレベルで病み切っていたので行くことができなかった。誰も信じることができなくなったのとそのことが悔しくて部活のTwitterを管理していたこともありTwitterの垢を削除した。これがきっかけに部員たちもヒートアップしてLINEでもしつこく連絡が来ることにもなったし、ヌイの行っているキャンパスに乗り込んでくるとか、退学させてやるなどの脅しなどの連絡が来てめんどうだったため垢を復活させてから部活をバックレて退部した。
こんなやり方はオススメしないが本当に嫌なことなら逃げてもいいと思うしメンタルを壊してまで続ける方が危険ということもあり逃げてよかったと思えた。最悪な終わり方をしたが人間関係の難しさを学ぶことができてよかった。
【大学の部活編】終了。
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