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虎に翼 32話 気まぐれ感想

色濃くなる戦争の気配。ラジオ、看板、雑誌…すべてが不穏なのに、人の生活はいつも通り営まれていく。

娘の恋の予感に、思わず聞き耳を立てるはるさん…しゃしゃり出ず部屋の前でもだもだしてるのがはるさんらしい。花江ちゃんと二人になったら「キャー!二人でですって!」って盛り上がってるんやろうな、見たい。

そして迎えたデート(?)の日。
一握りの男花岡、もちろん服を褒める。
いや…プロポーズ…せんのかい!!!でも、花岡にも色々思うところはあるのか。
本当は一緒に佐賀に来てほしかったんだろうか。私はまだスタートにも立てていない、諦めた友の分まで一人前に…と語るトラコを前に、何かを言い淀んだように見えた。

噴水前の沈黙…
お互い、飲み込んだ言葉がある。
飲み込んで差し出られる手。「ありがとう、猪爪」に込められた思いは、感謝か、恋慕か、寂しさだろうか。

別れあれば出会いあり。

よねさん!!よねさん!!
よねさんと轟でしか得られない栄養があるッ一生口喧嘩しててくれッ
雲野さんは格好でよねさんを拒絶しなかったのね。それにしてもトラコとよねさんが「仲良し」だと思ってたのにはフフッとなった。
マスターからなんて聞いたのかしら…。

晴れて「辯護士 猪爪寅子」になったトラコ。事務所のみんなに祝福を受け「先生!」なんて呼ばれる。それをドアの外でうつむいて聞くよね。
よねさん、絶対絶対あきらめないで・・・

いつもの場所、竹もとの品数が少なくなってるのが苦しい。
でもふたりが向き合って座ってるのは嬉しい。(もしかして完全同席は初めて…?!)
ここでも相変わらず怒りをストレートに表してくれるよねさん。
依頼人がトラコを見て「ほかの方に・・・」と言った時も「あぁ?!」という顔で見てたね。視聴者は見逃してないぞ!!
自分もなかなか合格できず悔しい、歯がゆい思いをしているだろうに、トラコの受ける理不尽に怒ってくれるよねさんが好きです。

「女性はちょっと…」「女なのかよ?!」
昭和のドラマのはずなのに、自分が浴びたことがある言葉が出てくる。まったく「昔あった」お話ではない。
はて?この国はどうなっているのか。どうなるのか。

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