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誰かを愛した記憶Netflixオリジナル『さよならのつづき』



あらすじ

北海道のコーヒー会社で働く紗栄子は、恋人・中町雄介からプロポーズを受けたその日に、彼を事故で亡くしてしまう。
喪失感を抱えながら日々を送る中、導かれるように出会った1人の男性・成瀬。
実は彼の命は、紗栄子の亡くなった恋人から提供された心臓で救われており、その記憶までも心に宿ってた。
全8話にわたるヒューマンラブストーリー。

Netflixオリジナル


直近観た作品の中で、ダントツで響いた
Netflixオリジナルドラマ『さよならのつづき』

「移植された心臓に記憶が残る」
医学的に証明されているわけではないし、見る人によっては非現実的。
ただ、登場人物一人ひとりの感情が丁寧に、優しく描写されていて、あっという間に世界に引き込まれてしまいました。

伝えたいことがありすぎて何を書こうか迷いましたが、私の心に響いたことをお伝えします。

キュンとしたポイント


1. 登場人物が魅力的すぎた

有村架純演じる紗栄子のキャラクターもとても好きでしたが、特に雄介の人柄がたまりませんでした。

雄介の夢は「世界の柔軟剤になること」
過去に傷ついた経験が沢山あるからこそ出てきた言葉や仕草に苦しくなりました。

周囲を照らし、どんな場面でも愛情を注ぐ存在、中町雄介。(生田斗真)

予告でもわかる通り、冒頭で亡くなってしまいますが、無邪気な笑顔や周りに明るいエネルギーを届ける姿は忘れらませんでした。

一番好きな雨宿りシーン

2.  I Want You Back

世界観に引き込まれる理由の一つは、ドラマの随所で流れるサントラ。特に I Want You Backは、何度もピアノで演奏されます。
ピアノ演奏はてっきり代役かと思っていたら、生田斗真さん、坂口健太郎さんそれぞれの生演奏だそうです。
もはやこの音楽を聴くだけで毎回号泣するくらい、切なくて、でも楽しくて。。

3. 小樽とハワイ

舞台は北海道・小樽とハワイ。
景色が本当に綺麗で、全てのシーンがキラキラしていました。
壮大な自然、建物、小物の一つひとつにこだわりが見えて。特に作中に出てくるカフェの看板がどタイプでした。
Closedからクルッと歯車を回すと Openに。
素敵...!こういう遊びにときめきます。
動画の冒頭で出てくるのでぜひ見てみてください。


誰かを愛した記憶

誰にでも訪れる、最愛の人との別れ。
家族、恋人、友人…

もし突然お別れが来るとしたら、絶対に耐えられないし、その人との思い出や感情は決して消えない。

でもそれは悪いことじゃない。

大切な記憶をぎゅっと抱きしめて、次の幸せを見つけて生きていきたい。
そんな事を感じた作品でした。

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