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参議院議員選挙展望②

今回は4人区


①神奈川選挙区


自民党は候補者一人に絞ったので、当選確実。4人区では今まで、公明も全て当選しており、今回もそうなると思われる。よって、与党2人、野党2人の枠。


維新は新人を擁立すると見られているが、まだ候補が決まっておらず出遅れている。ただ立憲は共倒れの可能性があり、そうなると、野党は国民民主と立憲以外の党となる可能性がある。ただ維新と国民民主が同一の選挙区で当選したことはなく、国民民主が当選し、もう一人は、立憲、維新以外の野党が当選するかもしれない。もちろん、立憲が一人だけ当選もあり得る。


②埼玉選挙区


現職4人全員が再出馬する。自民、公明は当選。現状では、共産党候補の再選は厳しい。維新も候補者を擁立すると見られているが、出遅れ。国民民主党の候補者が当選し、共産党が落選する可能性が高い。それ以外は再選すると見られる。


③愛知選挙区


自民、公明は当選すると見られる。愛知は自動車産業の組織票が入るため、国民民主も当選。維新は出遅れている。社民党は比例票の掘り起こしのため、候補者を擁立するが当選はない。立憲の現職が有力となっている。


④大阪選挙区

維新からは兵庫県知事選挙に出馬した清水氏が再出馬する話が出ている。大阪は維新が非常に強い地域なので、こんなことをしても当選しそう。国民民主は元維新の足立氏を擁立する話が出ている。大阪の国民民主は共産党よりも勢力が小さく、当選は困難。自民党は弱い地域ではあるが、4人区で落選はなさそう。公明も当選すると見られる。

⑤まとめ

4人区では、与党2人、野党2人の枠は変わりそうにない。ただ当選する野党の顔ぶれは神奈川、埼玉では変わりそう。国民民主は4人区2カ所で議席を増やす可能性が高い。

今夏の参議院選挙の焦点は与党の過半数維持か過半数割れかという点なので、奇数区(1人区と、3人区)が重要である。

お読みいただき、ありがとうございました。







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